高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

そうそう

 そうそう、VBのなかでただ一つ。ユーザコントロールの存在だけは、かなり便利だと思います。
GUIコントロールをフォームに置く場合、既存のコントロールはツールボックスからおけるとして、ほとんどの言語(の開発環境)では、カスタムコントロールをデザイン中に置くことが出来ません。既存コントロールをほんのちょっとだけ拡張したコントロールと言うだけでも、継承したあとは、コードで生成して配置するしかありません。
それに対して、VBのユーザコントロールは、コードを書くだけ書いておけば、既存のGUIコントロールと同じように配置することが出来ます。既存のコントロールをちょこっといじってすぐ使いたいときには結構便利です。とはいえ継承が出来ないのでいまひとつ意味がありませんけどね(^_^;)
 こんなことが出来るのは、わたしの知ってる限り、JBuilderしかありません。ですからそこだけは、ほめるべきところだと思いました。


 ところで.NET Compact Frameworkでは、既存のコントロールのイベントが大幅にカットされていて、Paintイベントで描画コードを書くことすら出来ないのです(Formにはできますが、さすがにフォームにすべて描画するわけにはいかないでしょう)。
で、じぶんでPictureBoxなどに何か描画するには、Pictureプロパティに作った画像を入れるか、System.Windows.Forms.Controlから継承して何か作るかしかないのです。他にも.NET FrameworkではIDEから簡単に出来ることが、いちいち継承クラスを作ってコードで配置…と言うことになることは多く、あまりIDEの便利機能を使える機会がありません。
 こういうものにこそ、VBのユーザコントロールみたいなものがあると便利なのになぁ…と思ってしまいました。
ヒマがあれば自分で作るか?(こんなこと言ってる限り、きっとヒマはないでしょうね(^_^;) 素直に企画書でも書いてIDEABOXにでもあげましょうか…)