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高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

高齢者・インターネットに詳しくない人向けサイトのポイント

雑記

www.webcreatorbox.com

この記事を読んでいて、自分が地域でやってるパソコン・スマートフォン教室などで話をしているような人(以下、地域の人)とはだいぶ違うなあ と思いました。
ただ、共通する部分もいくつかあったので、メモ書きがてら自分もいくつか書いてみます。

地域の人と話していて出てきた問題

理解できない用語

子ども向けのものでは、理解できない用語は基本的に読み飛ばす ということですが、基本的に自分がお話ししているような人は、理解できない用語を読み飛ばしたりはせず、そこで止まるのが主という感じ。
そして、別のタブを開いて調べる ということも(そもそもタブというものがわかってないので)しないことが多く、結果的にそこからさきに進めないことが多い。

おそらくそれだけではなく、ある程度は読み飛ばしている文章もあるんだとは思いますが、基本的に何らかの入力フォームにおいてわからない用語があると、そこで止まっている というケースが多いように感じます。

テキストボックスに入力する内容が不明なとき

例えば、Googleのサイト(2015/09/10現在)のように、テキストボックスに何を入力すれば良いのかが一切かかれていない場合
f:id:TakamiChie:20150910131545p:plain(実際は1に文字入力をすると即検索になりますが、気付かないと、そもそも1に文字を入れることすらわからない)
いちおう2の検索ボタンがあるので、上にあるテキストボックスは検索文字列かな と察しはつきますが、わからない人にはわからないですね。

このようなサイトを見ると、検索ができず、その先に進めない という人もいました。

選択肢が多いと先に進めない

たとえば先に紹介したGoogleのページのように複数の押しボタンで違う挙動となるようなページは、動作に迷ってしまうケースが多いように感じました。

全画面のヒント表示

とくにスマートフォンのアプリなどでよくありますねこういうの。

f:id:TakamiChie:20150910133056p:plain
全画面のアプリについては、どうすれば良いかわからないというケースが多いです。
以前子ども向けイベントもやったのですが、結構ウケが悪かった模様です。

入力ボックスのプレースホルダ

これはほかでもいわれていますが、入力の必要があるのかないのかわからないので、「これはどうするの?」と聞かれることが多いです。

入力ボックスが複数ある場合、全部を埋めようとする

これは引用元の記事と同様、全部を埋めようとしてしまうので、先に進めないなんてことも。

逆に、基本的に全部の項目を埋めなければいけないアカウント作成フォームなどは、特に行き詰まることなくできている という人が多かった(内容がラベルと食い違うケースもなかったようなので、ラベルはしっかり読まれていたものと思われます)。

インターネットブラウザとGoogleYahoo!などのサイト、それ以外のサイトを一緒くたに捉える人が多い

こればかりはサイトの問題ではないですが、ブラウザと検索サイト、それ以外のサイトを一緒くたに捉えてしまう人は多いです。
たとえば、Googleから検索することで表示できるサイトを、Yahoo!からでも表示できることに驚くケースなど。パソコンで見られるサイトをタブレットで見られることに驚く なんて人もいました。

この問題をうけて

このような問題を見ていると、なんとなく見えてくることがあるように思えます。

平易な言葉を使う

これは子ども向けであっても、それ以外でも同じだと思いますが、難しい表現を使うと、専門知識のある人しか読めません(逆にそれを使ったゾーニングもありだとは思いますが)。
なるべく難しい表現や専門用語が含まれる言葉を避けた方がよいと思いました。

また、説明文はともかくとして、UIに文章を使うのは、最低限にした方が良さそうです。これは、読み飛ばしてしまうからというより、ある程度老眼が始まっている人もおり、小さい文字が読めないから という問題の方が多い(仮にこちらは「読まなくても良い」と思っていても、「読もうとしてしまう」という人は多い)。

ちょっと前時代的なサイトデザインのほうがいい?

例えば入力フォームのラベルや、入力テキストボックスのデザインなど、多少カッコ悪いかもしれませんが、ちょっと前時代的なデザインの方が良いかもしれません。
最近流行りのフラットデザインについては、特に入力フォームのコントロールについては、避けた方がいいのかもしれないなと思いました。

選択肢をなるべく減らす

たとえば押しボタンのように「押すと別の画面に移動する」ようなコントロールは、1ページに二つまでに絞った方がよさそう(肯定的ボタンと、否定的ボタン)。あまりに個数を増やしたり、別の意味合いを持ったボタンを配置してしまうと、詰まってしまうという人が多いように感じます。


問題の最後に書いたインターネットと関連するソフトの関係については、別の機会にどこかで情報源を用意したほうがよさそう。Webサイトに存在するボタンなどのコントロールについても、どこかしらで解説する仕組みが必要なんだろうなあと思いました。