高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

ACE試験受けてきました

土曜日に「Android技術者認定試験」というものを受験してきました。先日のセミナーの下準備にこの試験の問題集を使っていたらいつの間にか会社で受ける流れになってしまって・・・。

コンピュータ試験なので、基本的にどんなときでも受けることが出来ますし、結果も即出ます。というわけで、試験結果ももう出ているわけですが・・・。

残念ながら、不合格。正答率69%(合格ラインは70%)なのではじめてにしてはかなり善戦したようですが、結局はこのザマです。まあ、Androidマーケットへのアプリ公開など未経験なことも多いこの状況でこの成績なのだから、もう少しいろいろ経験したら合格ラインまで行けるかな という感じでした。

参考書

で、参考にした本はこちら

Androidアプリケーション技術者認定試験 ベーシック対策実践問題集

Androidアプリケーション技術者認定試験 ベーシック対策実践問題集


まあ、このへんについてはTwitterのyoutenさんが問題を指摘している本ですが、とりあえずそれほどまずいという点はなかったように感じます(一部にあった誤字を除く)。


まず一部の設問について、選択肢の内容がすぱっとわかりにくい設問があるなど、問題文としてふさわしくないのでは?という指摘がありましたが、試験問題自体に(厳密な理解を求めているのか)あえて不明瞭な表現をしている部分や、一見して全選択肢が正答に見えるような設問もあるため、それに合わせたと思えばそれほどまずいとは思わない。

用語の使い方が不鮮明という点についても、試験を受験するレベルでいうのであればこれで十分と思われます。まあ、「ここで勉強した内容がAndroidの全てである」と思ってしまう人も多いと思いますし、「これで十分」ではいけないのかもしれませんが。


ただ、曖昧な用語の解説について等、もうちょっとわかりやすい図解などを書いてくれると良かったかな・・・。単純な問題集と言うより、教科書と言えるようなものが読みたかった。
どちらにしろ、この本はAndroid2.2がまだ全盛だった時代の対策本であり内容も古いため、今からやる人は買うべき物じゃないとは思いますが、酷評するようなモノではないかな と思いました。

試験問題

試験問題としては、問題集にもあるとおり、本当に幅広く問題が出ます。Androidコマンド(root取得端末でのみ使えるコマンド含む)、API、コーディング、プロジェクト作成手順(コマンドライン&Eclipse上両方)、フレームワークの動作について、エミュレータの扱いについて等、本当にたくさんの問題が出ます。エミュレータなんかはAndroid端末をすでにお持ちのホビープログラマなどは使わないことも多いかと思いますので要注意。
ただ、モノによっては「これ全部正解じゃないのか?」というような設問もあったり。実際正確にはどれかが間違いなんでしょうが、そこまで細かい必要な知識がいるのかな?という点も。


まあ、まだまだ発展途上な試験なのかもですが、もっとアプリ開発だけに絞ったレベルの試験でもいいんじゃないかな 等と思いました。



ひとまず、今回の試験はそれくらい。次回の再受験は一ヶ月後以降だそうです。まあ、今度やるならもうすこしたしかな知識がついたときに再挑戦してみようかな。