昼頃からぼちぼちやっていた、VirtualPCへのApacheセットアップがようやく終了。いくつかつまづいた点もありましたが、とりあえず無事に作業は終了しました。まあ、まだまだ問題は山積みみたいですが――。
とりあえず、詰まったところについて確認してみます。
インストールし忘れたgcc/make
まずはVine Linuxのインストールなわけですが、CD(ISOイメージ)をVirtualPCにキャプチャさせてからPCを起動すると、線と文字だけで書かれたウィンドウがいくつか表示され、インストール前の処理について聞かれます。
ここでわたしは、あろうことか開発ツールのインストールを忘れてしまい、gccやmakeなどのツールがない状態でVine Linuxをインストールしてしまうことに。気づかずApacheのソースコードを持って来るも、当然動くはずがありません。
――と、こんな感じでインストールし忘れたツールがあって、後で改めてインストールしたい場合、Linuxのインストールディスクからツールをとってくる必要があります。その方法は
- CDイメージを再度、VirtualPCに読み込ませる。
- コンソールで、/media/Vine Linux ... /Vine/RPMS/に移動する*1
- 必要なツールをrpmコマンドでインストールする
――つまりは、こんな感じ*2。
# cd /media/Vine Linux ... /Vine/RPMS
# rpm -ivh gcc-3.3.6-0v17.i386.rpm
gccの場合は、いくつか必要なライブラリがあるからと言われ失敗するので、表示された全てのツールをrpmコマンドでインストールしましょう(表示された名前の後ろに*をつければ、lsなどでライブラリのファイル名を確認できます)。
Makefileが出来ない!?
あちこちのサイトのとおりだと、./configureコマンド(スクリプト)実行後に生成されるというMakefile。これが作成されずに終わることが数回ありました。
とりあえず./configureの処理がコンソールに表示されるようになったので、うまくいったと思っていたのですが、ログを見るとモジュールの関連処理でつまづいて失敗していると。よくわからず必要そうなモジュールを有効にしてスクリプトを動かしていたんですが、それがいけなかったようですね。
――というわけで、スクリプトがちゃんと動いていそうかどうかにかかわらず、実行終了後の行はちゃんと確認しましょう。
特に迷ったのは上の二点でしょうか。それ以外は特に迷うこともなく、マニュアル通りにやることが出来ました。
さて、じゃあ次はカスタマイズですねえ、httpd.confを開いてLoadModuleを――と思ったら、なんとLoadModule行が一個も見あたりません。最近(わたしの入れたのはバージョン2.2.4)では全部手書きで指定するルールになってしまったんでしょうか?
apache2/bin/apachectl start
でApacheを起動してから、ブラウザからlocalhostにアクセスをして見るも、表示されるのは「あなたの予想に反して・・・」と書かれたマニュアルページでおなじみのページではなく、「It works!」とのみ書かれたそっけないページだけだし。なんだかだいぶマニュアルと違うぞ?
――というわけで、明日以降に続きます・・・ 続きは多分3日あたりに。