高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

言語を作る(初心者にも勧められるプログラミング言語 そのよん)

――この関連のエントリって、もう一年以上も書いてないんだ・・・、記事を読み返してみて愕然としました。

わたしの「初心者にも上級者にも優しいプログラミング言語」案はいくつか*1書いていますが、WFやマインドストームの開発環境がやってることを推し進めていったところにあるもの というふうに考えています。
WFのワークフローにコードをあてがう方式を推し進めていき、極力ワークフローだけでコーディングができるようにするということでどうか。
もちろん、最終手段としてコードをいじるという選択肢も残しておけば、初めての人はワークフローだけでもコードが動かせるし、慣れてきたらワークフローをばらしてコードを書いてもいい。今までのプログラミングの柔軟さは残しつつ、全く違う言語を作れるのではないかと思っています。
そして、ワークフローをばらして作ったコードは、新たにワークフロー部品として使ったり、配布することが可能と(WFのアクティビティクラスの振る舞いにそっくりですが)。上級者も同じようなコードを最小限のスコープでばらして、あちこちで使うことができます。もちろん、ブロック単位である以上必然的にスコープを無視したはちゃめちゃな変数の用法は不可能になります(スコープで宣言した変数は、次のブロックの引数にするか、その場で使い切らなければならない)。ということで、コード環境のクリーンカニも役に立つだろう というわけ。
実はこれだけの手数でも、結構面白い言語は作れるのではないかと思っています。id:yasuhoさんは今のハード、ソフト様式の限界といいますが、それは違うと思う。
ハードを人間、ソフトを人間が行う作業とたとえたとして、作業の幅に限界が見えたことが今まであったでしょうか。まだ、やろうとしている人が少ないか、考えた人がそれほどの力を持っていなくてできないかのどちらかなだけだと思うのです。
いつか作ってみたいですね、こういうの。

過去の関係(ありそうな)ページ

そして「初心者にお勧めできる言語 そのさん」と銘打っておきながら、その2もその1も存在しないというのはどうなんだ。

*1:というほどでもないですが、探してみると(__;)