高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

Galaxy Tab買いました

気付けばちょうど20日もブログ更新を怠っていた・・・ とある理由でブログを書いてるほど暇が取れなかったのです。

――で、とりあえず近況ですが、Galaxy Tabを買いました。
ドコモスマートフォンラウンジでも軽いなあと思ってたものの、やはり軽い。そして思った以上に小さい。いつも持ち歩いてるミニバックに入る というのは考えてもいなかったものの結構な利点。
しかし、だからこそストラップみたいな固定具が欲しいなあ という気も。このサイズだとは持って歩ける分怖い。地図を表示しながら歩いたりするケースもおおそうなだけに。

基本的にソフトとしてはかねてからいわれているとおり、Androidスマートフォンの巨大化版。メーカーのカスタマイズは入ってはいるものの多くないので、あまり違和感なく使えます。よって特に個々がダメだというところもない。通知バーの上部についている電源管理と輝度設定のコントローラも使いやすい。ただ、これはもし画面が小さかったら邪魔に感じたのかもなあ。

操作はとっても軽い。ソフトウェアQWERTYキーボードが思ったよりも使いやすいのに驚きです。
また、あまりそう使う予定はなかったのですがYoutubeなどを見るとインパクトが違うなあと感じます。大きい画面で見やすい。ワンセグチューナーなどを外付けで売り出せば、結構売れるんじゃないかと思いました。
難点としては、大きいせいもあって通知バーを引き下ろすのがちょっと煩わしいと感じるかも。 というところかな。あとは解像度指定の問題か、一部アプリがなぜか小さめに表示されてしまう。ただこれはGalaxy Tab用にコンパイルしたものじゃなく、SDカードに入れていたapk(以前AppInventorで作ったものと古いバージョン用にコンパイルしたAPI Demo))をそのままインストールしただけなので、ちゃんとコンパイルしたものを使えば問題なかったのかもしれない*1


しかし、改めてパッケージを見ると、これはドコモから出さず単体発売でも良かったんじゃないかなと思います。

ソフトバンクから発売されるDELLのStreakなどもそうですが、パッケージのデザインなどほんと単独の製品のようで、どちらもキャリアで出さずメーカー単独で売り出した方が良かったんじゃないかなあと思います。まあ、サムスンが日本において商品を単体販売出来るほど知名度があるかどうかは分かりませんが。
見た目がというわけではなく、端末一つとってみても、欲しいと思ってもドコモ回線の機種変更か新規契約になってしまう。そのおかげで安くなってるところもあるものの、機種変更するわけでもないのに(前の端末をそのまま使うのに)端末が欲しいがために機種変更 というのはどうも違和感です。
そのうちAndroidも、それ以外も、通話機能はおまけで3Gが載る一般PCや一般家電として使える端末も増えていくのだから、そろそろキャリア回線と抱き合わせじゃなくても良いのになあ と思いました。とくに国内メーカーはともかく海外メーカーやDELLなどの元PCメーカーは単独販売の経験もしっかりあると思うので。


ついでに、BF-01Bを一緒に買うと1万円引きという話に惹かれてBF-01Bも購入*2。ということで、一応晴れて(?)8回線となりました。
まあ、どちらにしろWILLCOM3Gのドコモ版はどこまで残るかわかりませんし、WILLCOM3Gと比べてもほとんど通信費が変わらない。ルーターだけの純粋なスペックアップということで気にしてはいたのです。
WILLCOM3G回線でも設定さえすれば使える模様。両方限度額になってしまうのは怖いので、今月いっぱいはWILLCOM3G回線として使い、来月になったら改めてドコモ回線でつないで使おうかなと思います。

*1:2010年11月28日13時56分追記 どうもアプリに寄るようです。液晶全体に画面が表示されるアプリもあれば、画面が小さく表示されてしまうものもあるようで。原因は今のところ不明です。AndroidManifestかなにかの設定依存なのかもしれません

*2:ちなみにコレ、さすが中身はバッファローのルータなだけあって、モバイルルータなのになぜかDMZを指定出来たり、microSDにデータをダウンロード出来たりいろいろおもしろそう。暇があればこちらもいじってみたいところ

各種Android開発フレームワークを触ってみました

昨日は久しぶりにプログラミング。AppInventorの登録申請が通ったのもあって、Androidで使えるフレームワークいろいろを試していました。

AppInventorは覚えるのが割と簡単なのでちょっとアプリを作ってみたり。

使ってみた感じ、確かにかなり取っつきやすい。説明はどれもこれも英語ばかりですしガイドなんかあまりないですが、とりあえず何も見なくてもこれくらいのアプリは簡単に作れた。
作り方は、マインドストーム(NXTじゃない初代の方)やスクラッチのものによく似ています。使えるブロックはブロックエディタ左側にずらりとそろっていますし、組み合わせていればそれなりのものが出来る。適当に使っていれば慣れる感じ。


正直マインドストーム初代版は学校で触っただけだし、スクラッチは2月のワークショップコレクションの前後に触っただけなので、こういうのをまともに触ったのは初めて。ものづくり寺子屋など活動の参考にもなるかもしれません。

アプリのサイズ

全部使ってみて気になったのは、とにかくapkのサイズがでかいこと。
とりあえずプロジェクトのテンプレートをそのままapkにした状態で

  • AppInventor 1.10MB
  • Titaium Mobile 2.69MB
  • Rhodes 4.58MB

と、わりとでかい。
まあファイルサイズを取るか効率を取るかとか、DelphiでIDEをフル活用したアプリを作るかどうかに近い*2ような気がしますが、ものが容量の少ないモバイル端末のアプリなだけに、ちょっとしたアプリをこれで作るのはちょっと抵抗があるかも。
アプリの目的や規模に合わせて、JAVAで作るかこれら環境で作るか、考えて使い分けた方がいいのかもしれない。

*1:ちなみにのこり1分のときとタイムオーバーのときの音声は[http://www.tam-music.com/:title=TAM Music Factory]さんからいただきました。

*2:いまはわかりませんが、Delphi7のころはコアライブラリが非常に大きく、ちょっとしたアプリでもすぐ1MBに到達するという問題がありました。それがイヤならSystemライブラリとWin32APIをフルに使ってプログラミングをすればいいのですが、そこまでするのならほかの言語でやった方がいいんじゃないかという・・・

IS01の実機からシェルを操作する

今日Androidの会横浜支部の人と話していてふとIS01に、Android Terminal Emulatorを入れてみました。
――で、いろいろいじってみましたが、なかなかおもしろそうですね。キーボード付き端末なので、コマンド入力も大して苦にはなりませんでした(PCからadb経由でアクセスしたときのように、入力保管や履歴入力が使える なんてことはありませんので、ちょっと面倒ではありますが)。
rootじゃないので出来ないことは多いですが、先日書いたamコマンドを使ってインテント送信テストなど、これはこれで使い道がありそう。インテントの動作確認の他にも探せば色々出来るかもしれませんね。
いやこれは、おもしろいモノを見つけました。

わたしも、装備品を見直す。

うちもIS01を買って常用するようになってから、それなりに荷物を見直しました。お陰で会社用、オフなどイベント用、ともにバックが小さくなりました。

いままではメモ帳としてPOMERAを持っていたんですが、思いの外かさばるんですね。IS01にリプレースして、はじめて気づいた。横幅は確かにIS01より少ないものの、縦幅がある。
加えてIS01ならあまり安定はしてないですがブラウザがあるのでWebは見られるし、キーボードがあるので長文のメール対応もできるし、外でやりたいことの大半はできる。外でパソコンを持ってやってることすら、これら端末だけでできるようになりました。

つい、何かあった時のことを考えるとPCがあったほうが、と思って鞄の中にPCを潜ませていることが多い。

オフ会参加するにしても何にしても持ち歩いている。

装備品を見直す - wired raven

今まであるあるだったこんな事も、たぶんほとんどの場合はPCなしで済みそう。
あとはIRCTwitterの同時視聴とプレゼンテーションができれば、勉強会の時もかなりこれでいけるんだけどな・・・(前者はそういうソフトを作ればなんとかなるとして、後者は何らかの映像出力がある端末が必要。やっぱりこれ(ODROID-S)かなあ・・・)

amコマンド

会社でちょっと見つけたのでいろいろ。
Androidには、実は任意のインテントを生成して送ることが出来る、「am」というコマンドがあります。

am start -a android.intent.action.MAIN

という感じでコマンドを入力すると、インテントが発行されて、反応できるアプリ一覧が表示されます。パッケージやURLのデータ、EXTRAデータも指定できるので、暗黙的な(パッケージ/クラス名名指しではない)インテントを送信するときなど動作を確かめたいときは、この辺を使って見ると良いかもしれません。
詳しくはamとだけ入力すると表示されるコマンドヘルプを参照してみてください。

ちなみにこれ、例の通りandroid.intent.action.MAINとだけ指定すると・・・ なぜか本来見えないシステム関連アクティビティがちょこちょこと顔を出しますね。IS01では「ICカードロッククリア」なんてものが出てきたり、HT-03Aでは「テスト」なんてものがでてきたり・・・。

日本Androidの会横浜支部第一回勉強会が開催されました

先日8月1日日曜日、岩崎学園の情報科学専門学校横浜西口校にて、日本Androidの会横浜支部の第一回勉強会が行われました。

わたしの提案がきっかけで動き始めた横浜支部、まさか最初の勉強会を自分の母校、情報科学専門学校で開くことができるとは。感無量です(まあ、わたし自身は新横浜校卒ではありますが)。

今回の勉強会は、三部構成のイベントとなりました。

  1. Androidの開発環境構築ワークショップ
  2. 有志によるライトニングトーク
  3. グループディスカッション

そのうち前半の二部はUStreamでの中継を行いました。最後のグループディスカッションは中継しなかったのですが、その点の周知が足りず、視聴者のかたを戸惑わせてしまい、中継担当として申し訳なかったです。

ライトニングトーク

今回のライトニングトークではわたしもテスト手法をテーマとしてお話しさせていただきました。

内容は今までではじめてのテストというテーマ。どうまとめられるか不安でしたが、ひとまず無事に終わりました。
あとで録画を確認した限り、しゃべりかたもほどほど。当日はマイクがうまく扱えず、あまり皆さんの方を向いて話ができなかったのは残念。ただ、スライドを見ながら話す量がわずかでも減らせた点は、少し成長できたのかなと思います。
次回もまたこうやって話す機会があれば、頑張りたいところです。

そのほかのみなさんのプレゼン

みなさんその後のグループディスカッションでなにをしたいか をテーマにした内容が多く、今後横浜支部で何がしたいのか、みなさん特徴溢れるプレゼンでした。
いままでわたしは日本Androidの会のイベントに参加したことがなかったので、いつもがどうなのかはわかりませんが、実際のアプリアイディア・コツというようなものを聞くことができるセッションははじめて。Androidやモバイルというテーマにあらかじめ絞りこんでいたからこそというのもありますが、いままでにないお話を聞くことができたと思います。

グループディスカッション

今回はグループディスカッションを行い、今後の横浜支部の方向性や、それぞれがなにをしていきたいかを話し合いました。
アプリ開発を行いたいチーム、Androidというプラットフォームを研究したいチーム、横浜支部をプラットフォームとして今後の横浜のコミュニティ活動を考えていくチーム。大きく三つにわかれ、みなさんでたくさん話し合いました。くわしくは省きますが、これをきっかけとしてどんどん横浜支部の活動も広がっていきそう。

懇親会

懇親会はなんと今までなかった焼き肉屋さんでの懇親会。懇親会では美味しいものを。というのが支部長の意見のようです。基本お酒を飲まないわたしなんかにはうれしい方針です。
肉も美味しかったですが、それよりもいろんな話が盛り上がりました。アプリの話、端末の話、横浜支部以外の活動の話、それから、年齢や住んでる区の話まで。席の間が詰まっていなかったため移動しやすく、たくさんの人と話せました。

やや風邪気味であったため二次会以降はいきませんでしたが、二次会以降も盛り上がったようですね。

総括

今回の勉強会は、横浜支部としてははじめてということもあり、うまくいかないところもちょこちょことあった。でも、全体的に見ればまさに大成功だと思います。これも受付をやってくれた方々、学校の先生、支部長たちの力あってこそ。
それから先生も、とても楽しそうだった。懇親会ではお酒が入っていたのもあると思いますが、今までに見たことないほど楽しそうでした。ああいった表情を見るとほんと、やってよかったなあと思います。


それにしても、横浜のコミュニティを盛り上げる会として、いつかやりたいと思っていたこんなスケールの勉強会が、あっという間にできてしまった。日本Androidの会というバックグランドがあったからこそというのもありますが、やはり主軸にいた人たちの力強さがあったからこそだと思います。こんな横浜支部であれば、横浜支部ならではの活動ができるのではないか と思います。


では横浜のコミュニティを盛り上げる会はどうするか。たぶん、横浜支部だけではひろえない、小さいけどいろんなジャンルのイベントを開いていければいいのかなと思います。むしろこれで、大きな勉強会をわたしがやらずにすむので、楽になったとも言える。

今後も横浜支部とうまく協力して、こちらも盛り上げていきたいなあと思います。

IS01にストラップをつけてみた

IS01を使って一週間ちょっと。メールやブログの原稿、Twitter、そして本来の用途(?)である通話にも活用させてもらっています(母がauのため、手持ちのなかで唯一家族通話ができる端末なのです)。

さて、そんなIS01ですが、ストラップホールがありません。ポメラにもついていたのに…。

それでもストラップがないのは不便なので、ヒンジにストラップを巻き付けてみました。先日のAndroidの会会合で同席された方は、こんな感じのゴム止めβ版をご覧になったと思います。

今回、ようやくまともなヒモが見つかったので、ストラップをあらためてつけなおしました。

とはいえこんな長いストラップヒモは見つからなかったので、ストラップ二つぶんのヒモを結びつけて使ってます。

あらためて長さを計ってみると、最低ストラップヒモには6〜7cmくらいの長さが必要みたいですね。飾りの部分が切り離せないタイプのストラップであればそれ以上の長さが必要です。
いまのところ不安定感はなく、ストラップに手を通しても問題なく使えるので、思った以上にストラップが使いやすいです。
今後ももっと使いやすいように環境整備していきたいですね。もちろんアプリ製作の方も。
せっかく赤外線などの独自実装部分についてもAPIが公開されてることですし。