数日前ネットで見かけた記事より。
u-site.jp
TwitterやFacebookを見られている方なら今更ですが、自分は普段、コンピュータースキルの高くない人――ここで言うならレベル1以下の人としょっちゅう会っているので(というより、HTML5井戸端会議やIODDなどのイベントを除き、3以上の人と会ったことがないので)、「まあそんなもんだろうなあ」程度にしか思わないのですが。
ちょっとびっくりしたといえば日本以外もだいたい同じくらいの比率だったということでしょうか。まあ、海外の様子はあまりしれてなかったし、漠然と「意外とコンピューターについて詳しくない人は、海外にも同じくらいいるんじゃないかなあ」とは思っていましたが。
よく見ると、レベル3の人と、全く使えない人の割合は、日本が一番多いみたいですね。使えない人はともかく、レベル3の割合が大きいというのはちょっと意外。Googleなどが言ってた「日本(の開発者)には期待をしている」的な話はあながちただのお世辞でもないのかもしれませんね。
なんでここまで別れてしまったのだろう
この記事に関するWebの反響を見ると、未だに「このバランスがわからなくなってきてしまう」とか「ついレベル2~3を想定してしまう」とかいう話があったりして、どうしてここまでお互いの見ている世界の範囲が違ってきてしまうんだろうなあ と思います。
みんなだいたい同じ街で生活しているんだろうに、びっくりするほどIT技術者の人はここでいうレベル1以下の人が生活する世界――いわゆる地域を見ない。
一方、International Open Data DayやさくらWORKSオープンナイトなどで話を聞くと、逆に地域の方を見ないIT技術者を見かけない という意見が多い。
どうしてここまで生活圏が別れてしまったんだろうなあ と思います。そして、技術者が地域に目を向けるのか、(地域に目を向けず)技術者コミュニティに目を向けるのかは、どこで別れてくるんだろう?単純に居住地や勤務地の違い?というだけでもなさそうな気はしますが(どちらの生活圏にも横浜に住んでる人も東京に住んでる人もいるようなので)。
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