「いくつになっても、やっぱり勝ちたい。」
この言葉に込められた思いが、とても印象的な回でした。
まちのえんがわキャスト、第2回は、三重県、愛知県、岐阜県などで運営されている介護施設「あみーご倶楽部」を中心に、高齢者向けのeスポーツ活動を推進されている、一般社団法人ケアeスポーツ協会の浜進平さんにお話を伺いました。
ケアeスポーツ協会の活動内容
この活動は、2019年から始まったそうです。 最初はオセロや将棋といったボードゲームがメインだったとのこと。
しかし、ある時を境に大きな方向転換をされました。 それが、格闘ゲーム「鉄拳8」の導入です。
介護施設では、どうしても特定の強い人が勝ち続けてしまい、他の人が楽しめなくなってしまうという課題があったそうです。
タブレットやゲーム機を使うことで、全国の人と対戦できる。 そんな環境が、新しい刺激を生み出しているのかなと感じています。
鉄拳8を選んだ理由
なぜ「鉄拳8」なのか、自分も最初は驚きました。 浜さん自身がプロゲーマーとして活動されていることがきっかけだったそうです。
メーカーであるバンダイナムコさんのバックアップもあり、本格的な環境で高齢者の方が対戦を楽しんでいます。
実際にやってみると、想像以上に皆さんが楽しんでくれたとのこと。 「自分たちで勝手に限界を決めつけてはいけない」という言葉が心に残りました。
「エールの逆流」と参加者の変化
活動の中で生まれた「エールの逆流」という言葉。 これは、高齢者の方が応援されることで、生きがいを感じる現象を指しています。
普段は無口な方が、ゲームで勝ったことを家族に嬉しそうに話す。 そんな変化が、各地の施設で起きているそうです。
自分もシニアプログラミングネットワークなどで活動していますが、年齢に関係なく何かに熱中する姿は、周囲にも勇気を与えてくれるものですね。
今後の展望と課題
現在は施設内での活動が中心ですが、今後は独居高齢者の安否確認や、障害を持つお子さんへの展開も考えられているそうです。
自治体との連携も始まっており、愛知県湖南市ではフレイル予防の教室も開催されました。 ゲームを通じて社会とつながる仕組みが、より広がっていけばいいなと感じています。
ケアeスポーツ協会の活動を知るには
活動の様子は、YouTubeやSNSで発信されています。 年に2回開催される大会のライブ配信も、ぜひチェックしてみてください。
今回のエピソードの詳細は、こちらのLISTENからもお聴きいただけます。
まとめ
「いくつになっても、やっぱり勝ちたい」 この純粋な気持ちが、生活の活力につながっていく。
自分も母がゲームを楽しんでいる姿を見ていますが、ゲームには世代を超えて人を繋ぐ力があるのかな、なんて思ったりもします。
皆さんも、まずは身近な誰かがゲームをしている姿を眺めることから、始めてみてはいかがでしょうか。
浜さん、貴重なお話をありがとうございました。