
今回のまちのえんがわキャストは、岩手県宮古市で活動されているNPO法人みやっこベースの早川輝さんをゲストにお迎えしました。
早川さんは福岡県のご出身ですが、東日本大震災をきっかけに宮古市でのボランティアを始め、現在は移住して15年目を迎えられています。
子どもたちの居場所づくりや体験活動の機会を作るなど、多角的な支援を展開する活動への思いを伺いました。
エピソードの全編は、こちらからお聴きいただけます。 listen.style
みやっこベースの活動内容
みやっこベースは、宮古市で育つすべての子どもたちが豊かな人生を送れるように、という理念で活動されています。
対象は未就学児から新社会人までと幅広く、居場所づくりや体験活動の機会を提供しているそうです。
自分たちの街を肯定し、「この街で育ってよかった」と思えるようなきっかけを作りたい、というお話がとても印象的でした。
地域ならではの課題と第三の居場所
宮古市は非常に面積が広く、小規模な学校が多いという特徴があります。
そのため、人間関係が固定化されやすく、一度つまずくと学校に行きづらくなるという課題もあるようです。
だからこそ、学校でも家庭でもない「第三の居場所」が、都市部とはまた違う切実な意味で重要になるのだなと感じました。
今後は、自力で拠点に来ることが難しい子どもたちのために、地域に出向く「出張居場所」のような形も模索していきたいとのことでした。
経営と継続への想い
NPOとしての経営基盤を固めることの難しさについても、率直にお話しいただきました。
子ども向けの活動は、参加費を高く設定することが難しく、活動を広げるほど資金繰りが課題になる側面があります。
地域の飲食店と連携した「満腹チャリティ」など、共感を通じた資金調達の仕組みづくりにも挑戦されているそうです。
こうした「応援の循環」を広げていくことが、活動の継続には欠かせないのだと感じています。
子供の日常の充実に向けて
早川さんが大切にされているキーワードは、「子供の日常の充実」です。
未来のために今を犠牲にするのではなく、「今が楽しい」という実感が、未来を切り拓く力になる。
そんな温かい視点が、みやっこベースの活動の根底にあるのだなと感じました。
大人自身もこの街での暮らしを楽しみ、その姿を子どもたちに見せていくことが、良い環境づくりに繋がっていくのかもしれません。
関連リンク
活動の詳細は、以下のリンクからもご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください。
宮古の豊かな自然を活かした「みやっこあそび隊」や、2030年に向けた映画プロジェクトなど、これからの展開もとても楽しみです。
夏にはぜひ、宮古市へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。