今回の「まちのえんがわキャスト」は、シャンティ国際ボランティア会の山本英里さんをお迎えしました。
アジアの子どもたちに本を届ける活動について、たっぷりとお話を伺っています。
シャンティ国際ボランティア会の活動
シャンティさんは1980年代、カンボジア難民支援から始まった団体です。
現在はアジア7ヶ国、8地域で、本を中心とした教育文化支援を行っています。
単に本を届けるだけでなく、図書館の整備や、現地の言葉での教材作りもされているとのこと。
行政と連携して制度を整えるなど、非常に多角的な活動をされているのが印象的でした。
本の力が「生きる力」に変わる瞬間
山本さんのお話の中で特に心に残ったのが、子どもたちの「目」の変化についてです。
最初は不安や疲れが見える子どもたちの目が、読み聞かせを通じて好奇心に満ちていく。
その変化を目の当たりにできるのは、活動の大きな手応えなのかなと感じています。
困難な状況にある子どもたちほど、想像力を養う時間が必要だという言葉に深く共感しました。
絵本を通じた日本とのつながり
「絵本を届ける運動」という、日本から参加できる取り組みについても伺いました。
日本語の絵本に現地語の翻訳シールを貼って届けるという、手仕事の支援です。
シールの裏には、作業をした日本の方の名前が現地語で書かれています。
子どもたちがその名前を一生懸命読んでいるというエピソードは、とても温かい気持ちになりますね。
ITの活用と「読み聞かせ」の大切さ
ITについても、山岳地帯での教員研修などに動画を活用されているそうです。
ただ、便利さだけを追うのではなく、格差を生まないよう慎重に取り組まれているとのこと。
一方で、大人が子どものために時間を使う「読み聞かせ」の価値も強調されていました。
愛情を感じる時間が少ない紛争地だからこそ、そのひとときが大きな支えになるのですね。
活動を知る、参加してみる
シャンティさんの活動は、海外だけでなく日本の災害支援にも広がっています。
まずはホームページやSNSで、現地の状況を知ることから始めていければいいなと思っています。
「本の力を、生きる力に。」というキーワードに込められた思いを、ぜひ本編で感じてみてください。