高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

6月第四週を振り返って ― 地域・学び・AI、それぞれの「上流」を考えた一週間

AI作今週のグラレコ

今回も毎日やっているちえラジChatより、今週一週間の配信内容を中心にお届けします。

なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください

takamichie.notion.site

今週は地域活動やプログラミング、教育、AIなど、一見すると異なるテーマについて話をしました。しかし振り返ってみると、どの話題にも「見えにくい土台」や「上流にあるもの」が共通して存在していたように思います。

月曜日:現役世代の地域参加を考える

月曜日は、運営に関わっている「山手縁乃庭」の町のお茶の間子どものフリースペースでの出来事について

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山手縁乃庭にて子どもたちの様子を見ていると、Switchのゲームはもちろん、ボードゲームやダンボール工作、さらにはかくれんぼまで、本当に多様な遊びを巡回しながら楽しんでいる姿がとても印象的です。今時の子どもはデジタルゲームばかりと思いきや、全くそんなことは無い というのを思い知らされます。

そんな中、いつもと違う子どもたちが遊びに来た際、付き添いのお母さんが子どもたちのSwitchの順番待ちや交代のタイミングなどをテキパキと案内してくださり、本当に助かりました。私は、日頃から子どもと向き合い、遊びのバランスを取らせている現役世代のスキルの高さと心強さに、改めて感銘を受けました。

一方で、そうした現役の子育て世代が地域活動へ継続的に参加することはとても難しい現状もあります。平日の昼間という時間帯では、参加できる人が限られてしまいますし、仕事や子育てで忙しい人ほど地域活動から遠ざかってしまいます。

地域の未来を考えるのであれば、高齢者だけではなく現役世代も自然に関われる仕組みを考えていかなければならない。そのためには社会全体の時間の使い方や働き方まで含めて考える必要があるのではないかと感じました。

  • 最近の子どもはデジタルゲームだけでなく、アナログな遊びも柔軟に循環させていると観察した。
  • 地域活動の現場に、仕事で忙しい現役世代(30〜50代)がほとんどいない課題を指摘した。
  • 「街のことはお年寄りがするもの」という固定観念を打破する必要性を訴えた。

火曜日:ウェブ拡張の難しさと発見

火曜日は、Notionのブラウザ拡張機能を作ろうとした際の悪戦苦闘について語りました。

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Notionを使っていて、見出しの階層が分かりづらいと感じたことから、自分用のブラウザ拡張機能をAIと一緒に作ってみました。しかし実際にはReactの仕組みによってDOMを書き換えても元に戻されてしまい、思うようには動きませんでした。

原因を調べてみると、Reactが画面全体を管理しているため、ブラウザ拡張から変更した内容が維持されないという仕組みでした。なるほどとは思いましたが、利用者が自分のために表示を改善したいという需要まで阻害してしまうのは少し残念にも感じます。

私は、現代のリッチなウェブアプリケーション開発においてフレームワークが必須であることは十分理解しつつも、ローカルで完結する拡張くらいは許容してほしいなと、少しもどかしい気持ちになりました。

便利なフレームワークが増えた一方で、「ユーザー自身が使いやすく工夫する自由」が減っている面もあるのかもしれません。そんなことを改めて考える機会になりました。

  • AI(Copilot)にコード生成を依頼したが、意図した動作が反映されない問題に直面した。
  • Reactフレームワークが、外部からのDOM操作を元に戻してしまう挙動を学んだ。
  • リッチなウェブアプリほどユーザーによるカスタマイズ(拡張)が難しい現状を嘆いた。

水曜日:オンラインとオフラインの居場所作り

水曜日は、「まちのえんがわキャスト」でお話を伺った、ココトモクラブの相良暁さんの回の振り返り。

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私が特に注目したのは、アナログな地域活動の文脈でありながら、オンラインコミュニティとしてDiscordを活用されている点です。

地域の居場所づくりというとリアルな活動だけを想像しがちですが、ココトモクラブではDiscordなどオンラインの居場所もしっかり整備されています。しかもオンライン・オフラインのどちらかではなく、両方を組み合わせているところがとても印象的でした。

特に初心者でも入りやすいようにコミュニティ運営を工夫している点には共感しました。常連だけが場を独占しないよう意識していることも含め、安心して参加できる空気づくりが大切なのだと感じます。

最近はNotebookLMのFast Researchを活用してこうした団体を探すことも増えました。AIを入り口として新しい活動と出会い、そこから人に話を聞きに行く。この流れは今後も続けていきたいと思っています。

  • 居場所作りを行う「ココトモクラブ」の相良暁さんとの対談を振り返った。
  • 非テクノロジー系のコミュニティがDiscordを有効活用している点に感銘を受けた。
  • オンラインから入ることで、物理的な居場所への心理的ハードルを下げる重要性を語った。

木曜日:子どもの学びの前に大人の学びがある

木曜日は、先日の地域系ポッドキャストの日の話題より、大人の学習の話。

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教育について考えていると、どうしても子どもの話題が中心になります。しかし実際には人生の大部分は大人として過ごす時間です。それにもかかわらず、大人が学ぶ環境については十分語られていないように感じます。

学びの環境において、大人は川の「上流」、子どもは「下流」に位置すると私は考えています。上流である大人のパソコンの利活用スキルや、家庭内のWi-Fi環境といった土台が良くならない限り、いくら下流の子ども向けの教育を改善しても元に戻ってしまうと思うのです。

私は、子どもの教育を語る際、その前提となる「大人の学び」が軽視されているのではないかと、日頃から強い違和感を抱いていました。子どもに充実した学びの場を用意するためにも、何よりも大人の学びという環境が必要不可欠だと信じています。

この放送を通して、リスナーの皆さんにも、自分自身の学びの姿勢や、身の回りのデジタル環境について見つめ直すきっかけを提供できたのではないかと感じています。私自身も、常にアップデートし続ける大人でありたいと、改めて気を引き締めました。

  • 「教育系ポッドキャストの日」に参加し、生涯学習をテーマにトークを行った。
  • 生涯学習が高齢者の趣味や福祉の文脈でのみ語られる傾向に違和感を表明した。
  • 「大人の学びは教育環境の上流」であり、大人の学習が子どもの環境を規定すると論じた。

金曜日:AIは知識だけでなく偏見も学習する

金曜日は、AIとの付き合い方について。

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AIが事実と異なることをもっともらしく語るハルシネーションの問題に加え、私が真剣に危惧しているのは、AIが学習データに含まれる人間の「偏見」を色濃く受け継いでしまっている点です。

大量の情報を学習しているからこそ、社会の中に存在している偏見まで一緒に学習してしまいます。性別を勝手に決めつけたり、現在では当てはまらない一般論を当然のように語ったりする場面も少なくありません。

だからAIの出力は、そのまま受け入れるのではなく、人間が最後に確認することが欠かせません。特に長い文章を一度に生成するよりも、小さな単位で確認しながら組み立てる方が、結果として質の高い文章になることが多いと感じています。

AIは便利な道具ですが、判断を任せる存在ではありません。人間が責任を持って内容を吟味することが、これからますます重要になっていくのだと思います。

  • AIが生成する「もっともらしい嘘(ハルシネーション)」のリスクについて解説した。
  • 特に長時間(2〜3時間ぶん以上)の音声をAIに処理させると内容が混乱する経験を共有した。
  • AIの出力を過信せず、人間が細かくチェックし、短い単位で出力させるコツを提案した。

土曜日(地域系ポッドキャストの日振り返り):地域の魅力は誰かの視点で見えてくる

土曜日は、地域系ポッドキャストの日の振り返り。

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今月も地域系ポッドキャストの日に参加し、他の参加者の配信を聞きながら地域について改めて考える時間になりました。それぞれの地域をテーマにした話題は、一見するとローカルな内容ですが、その土地ならではの暮らしや文化を知るきっかけになります。毎回、自分では思い付かなかった視点に出会えることが、この企画の楽しみの一つです。

今回特に印象に残ったのは、船社会や方言といった、その地域ならではの文化についてのお話でした。車社会とはまた違う、人と人との距離感や生活のリズムがあることを想像すると、自分の住んでいる場所を見直すきっかけにもなります。また、方言も単なる言葉遣いではなく、その土地の歴史や人とのつながりを映すものなのだと改めて感じました。

もう一つ考えたのは、地元に住んでいる人ほど自分の地域の特徴に気付きにくいということです。横浜も「港町」という印象が強い一方で、山や谷、農地などさまざまな表情があります。しかし普段生活していると、その多様さを意識する機会は意外と少ないものです。他地域の話を聞くことで、自分の街を客観的に見る視点も得られるのだと思いました。

来月は「移動手段と街」というテーマで参加する予定です。電車やバスだけでなく、船やロープウェイなど、その土地ならではの移動手段から見える地域の特徴もあるはずです。地域を語る入口は本当にさまざまであり、これからも多くの人の視点を通して街を知っていきたいと思います。

  • 「地域系ポッドキャストの日」の振り返り: 参加者の配信を通じ、瀬戸内海のような「船社会」と東北のような「車社会」の対比や、地域を象徴する方言の面白さについて感想を述べた。
  • 地元の魅力の再発見: 自分の地域の魅力に気づかない人が多い点に触れ、横浜もベイエリアだけでなく農村や深い森、起伏の激しい山がちな地形など、多様で「カオス」な側面があることを紹介した。
  • 7月のテーマ発表: 来月のテーマを「移動手段と街」に設定し、バス、電車、船、ロープウェイなど、多様な乗り物と街の関係について深掘りしていく予定を明かした。

土曜日(ゲームの話しかしないポッドキャスト):親子とゲーム、禁止の裏にある本当の理由

土曜日に配信したゲームの話しかしないポッドキャストでは、定期的にSNSなどで話題になる「ゲーム禁止の家庭」についての話をしました。

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私の家庭ではゲームが一切禁止されず、むしろ母の方がハマって遊んでおり、私自身は制限なくゲームに触れて育ちました。しかし、SNSでは未だにゲームを禁止されて育った家庭や、今まさに厳しい時間制限が行われている家庭についての話を聞きます。しかし、そのような方々の話を聞くと、思うことがあります。

山手縁乃庭でも時折子育て世代の方から話を聞くと機会があります。すると、ゲームを遊ばせないのは「ゲームが嫌いだから遊ばせない」のではなく、サポートする時間が取れない、兄弟げんかの仲裁が難しいなど、現実的な事情があることも分かりました。ゲーム機そのものではなく、それを支える時間や余裕の問題が背景にあるケースも少なくありません。こうした事情は、ゲーム好きな人だけではなかなか見えない部分でもあります。

だからこそ、自分が関わっている子どものフリースペースのような場所には意味があるのではないかと感じています。ゲームを持っていない子でも遊べる機会になり、大人と子どもがゲームについて自然に会話するきっかけにもなります。遊び方やルールだけでなく、ゲームから得られる体験や考え方を共有する場としても、大きな可能性があるように思いました。

ゲームは単なる娯楽ではなく、さまざまな世界や価値観を疑似体験できるメディアでもあります。その価値を一方的に肯定したり否定したりするのではなく、多様な立場の人が安心して話し合える場がもっと増えてほしいと感じています。親子も地域も、ゲームを通して新しいつながりが生まれる可能性はまだまだあるのではないでしょうか。

  • 親が制限する「時間的」な理由: 調査や交流を通じ、親がゲームを制限するのは嫌悪感だけでなく、操作のサポートやアップデート対応、兄弟喧嘩の仲裁に割く「時間的な余裕がない」という切実な背景があることを分析した。
  • 半公共的なゲームの場の必要性: 家庭の事情に左右されず、地域の居場所(縁乃庭など)でRPGやシミュレーションなど多様なジャンルのゲームを体験できる「半公共的な場」が、子どもの学びのために重要だと提案した。
  • 大人と子どもの交流と伝承: 将棋のアドバイスのように大人がプレイスキルを伝えたり、CEROレーティングに基づいた適切な遊び方を親子や大人同士でポジティブに相談し合える場の価値を訴えた。

まとめ

今週は地域活動、Web技術、コミュニティ、教育、AIと幅広いテーマを扱いましたが、振り返るとどれも「見えない土台」を考える内容だったように思います。

地域活動には現役世代が参加できる環境があり、子どもの教育には大人の学びがあり、AIには学習データの偏見があります。表面的な現象だけではなく、その背景にある仕組みを見ることの大切さを改めて考えた一週間でした。

これからも目の前の出来事だけではなく、その奥にある環境や仕組みに目を向けながら、自分なりに発信を続けていきたいと思います。

  • 「現役世代」の不在への危惧: 平日の地域活動に30代〜50代の現役世代が参加しにくい現状を「大丈夫なのか」と懸念しており、社会的な変革が必要だと感じています。
  • 大人の学びの重要性: 教育環境の「上流」は大人であり、大人がデジタルリテラシーなどを学び直さない限り、子どもの環境も改善されないと考えています。
  • ゲームの教育的価値: ゲームは疑似体験を通じて多様な暮らしや視点に触れる場であり、偏見なくポジティブに語り合える「半公共的な場」がもっと必要だと感じています。
  • AIとの付き合い方: AIには特有の偏見や嘘が含まれることを前提に、人間による慎重なチェックが不可欠であると実感しています。

AIまとめ考

今回文体としてはChatGPTもGeminiもそんなに変わりありませんが、ChatGPTの内容がやや詳細を抜かしている箇所が見受けられました。なのでその部分についてはGeminiの文章と適宜差し替えしています。

Geminiの方もそれだけでいいかというと時々文章に若干言い回しの不自然さや矛盾を感じる部分もありました。やはりブログのような文章作成については難しいなあと感じるところです。