
今回も毎日やっているちえラジChatより、今週一週間の配信内容を中心にお届けします。
なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください
私自身の生活や活動が、そのままテーマに反映されている一週間だったように思います。
横浜と岩手県普代村を行き来する暮らし、SIDE BEACH CITY.の配信活動、そして地域でのコミュニティづくり。どれもバラバラなようでいて、実は「人が集まる場をどう作るか」という一点でつながっているのではないかと、あらためて感じました。
月曜日:デジタル社会における「主体性」と公共性
月曜日は、デジタルシティズンシップについて。
デジタルを単なる便利なツールとして使うだけでなく、より良い社会を作るための「市民」としてどう振る舞うべきかという問いは、現代において避けて通れない課題だと感じています。
私が特に気になっているのは、私たちが日常的に使っているオンラインコミュニティもまた、一つの「社会」であるという視点です。GoogleやLISTEN、Xといったプラットフォームは、現実の地域社会と切り離された別世界ではありません 。むしろ、現実と不可分に結びついた新しい公共圏なのだと私は捉えています。
しかし、地域の活動においてデジタル活用が語られる際、この「インターネット上の社会に所属している」という感覚が少し希薄になっているのではないかと危惧しています 。SNSで活動するなら、その世界とどう付き合い、どう維持していくか。自分たちのいる地域社会だけを見るのではなく、デジタル空間も自分たちの居場所として主体的に捉える姿勢が必要だと強く感じました。
デジタルの海に流されるのではなく、自ら舵を握って社会を形成していく。そんな「デジタル公共性」への意識を、これからも大切にしていきたいと考えています。
- 「デジタルシティズンシップ(デジタル活用における主体性)」についての考察。
- オンラインコミュニティやサービスを、自分たちが所属する「一つの社会」とみなすべきだと提唱。
- 「デジタル公共性」という概念に関心を持ちつつ、地域活動におけるデジタル活用のあり方を再考。
火曜日:AI時代のプログラミングと「中級者への壁」
火曜日は、「クラフトマンシップとしてのプログラミングが失われる」という声について。
AIがコードを生成できるようになった今、熟練のプログラマーたちが「クラフトマンシップ」の喪失を嘆く声をSNSで見かけます。個人的にはそこまで悲観していませんが、別の意味での危機感は持っています。
それは「初心者の次」がなくなっていることです。電卓やブロック崩しのような習作は、今やAIが一瞬で作れてしまいます。練習課題としての価値が薄れてしまい、初心者が一段階上に上がるための橋渡しが見えにくくなっているように感じます。
もちろんそれでも自分で習作を作り上げることはできる。ただ、そこで習作を作り上げたときの喜びや楽しさは、これまでの比ではないかもしれないし、情報も今までよりは少ないかもしれません。
本当に怖いのは、仕事が奪われることよりも、学びの階段が断絶してしまうことではないか。私が特に懸念しているのは、初心者向けの環境はあっても、その次の「中級者」へステップアップするための階段が崩れてしまっている点です。AIの補助で「なんとなく動くもの」は作れても、そこから自力で深い理解に到達するための段差があまりにも高くなってしまったのではないでしょうか。
このままでは、プログラミングという技術がこの世代で途絶えてしまうのではないかという、大げさかもしれませんが本気の危機感すら覚えています。次世代のために、AIと共存しながらも着実にステップアップできる、新しい学びの形を模索し続ける必要があると考えています。
特に高齢者向けの講座や初心者向けの場を考えている私にとって、この「中級者不在問題」は無視できないテーマだと感じました。
- AIによるプログラミング生成が普及したことへの、業界の悲観的な見方を紹介。
- AIは補助や日用大工的な作業には向くが、現場での人間の手の重要性は変わらないと推測。
- 初心者が「自分の作りたいもの」を情熱を持って作る成長環境がAIによって奪われていると感じている。
- 「初級者」から「上級者」へ繋がる「中級者向け環境」が欠如している現状に危機感を覚える。
水曜日:科学技術と市民をつなぐ「情熱の場」
水曜日は、SBCast. #160で取り上げた市民科学研究室の回を振り返りました。
市民科学研究室の上田昌文さんをお迎えしてお話を伺ったのですが、その活動にかける情熱には本当に圧倒されました。科学技術に市民の思いを反映させ、より良い世界を作ろうとする姿勢に、私自身も大きな刺激を受けました 。
活動の様子を写真で拝見すると、十分すぎるほど活気に溢れていて驚きました。ただ、若い世代があまり参加していないという点は気になりました。文系の地域活動には若い人が多く集まるのに、理工系・科学系のコミュニティにはなかなか足を運ばない。この分断は何なのだろうと考えています。
私は、文系・理系といった枠組みを超えて、もっと多くの人がこうした議論の場に集まれば面白くなるはずだと考えています。特に地域のボランティアに関心がある若い層が、自然科学や最新の技術についても意見を交わし合うことができれば、より多角的な社会の課題解決につながるのではないでしょうか。
科学や技術の議論に、もっと多様な人が参加できる場を作れないだろうか。私自身が橋渡し役になれないだろうか。そんなことを考えながら、コミュニティの設計について思いを巡らせました。
- SBCast. #160 のゲスト、上田昌文さん(市民科学研究室)の回を振り返り。
- 科学技術の勉強会に、より多くの若者や文系の人が関わることの重要性を指摘。
- 理工学系や自然科学といった「形の見えない分野」にも多様な人が集まる支援をしたいという願望。
木曜日:二拠点生活の難問「食材管理パズル」
木曜日は、私の二拠点生活における「食」の悩みをお話ししました。
普代村には歩いて行ける範囲に食事処が三つありますが、いまだに暖簾をくぐれずにいます 。
理由は単純で、「食材を使い切らなければならない」からです。2週間滞在してまた横浜に戻る生活では、冷蔵庫の中身を計画的に消費する必要があります。終盤になるとまさにパズル状態です。
外食を一回入れるだけで、余る食材が出てしまう。その計算をどう組み込むか。二拠点生活は時間管理だけでなく、食材管理の設計でもあるのだと実感しました。他の二拠点生活者がどうしているのか、ぜひ聞いてみたいところです。
- 横浜(磯子区)と岩手県普代村の二拠点生活における「外食事情」について吐露。
- 「移動前に食材を使い切る」というルールがあるため、なかなか外食に行けない。
- 2週間の滞在の終盤(木〜日曜)は、食材を使い切るための「パズル状態」に集中している。
- 他の二拠点生活実践者がどのように食材管理と外食を両立しているのかに関心を寄せる。
金曜日:地域に「遊び」の種をまく
金曜日は、「地域系ポッドキャストの日」ということで、地域でやってみたい「遊び」のコミュニティについてお話ししました。
私は、地域にデジタルゲームやボードゲームを通じた交流の場を作りたいと考えています。横浜の「山手縁乃庭」での活動を通じて、世代を超えて一緒に遊ぶことの豊かさを実感しているからです 。
デジタルゲームでもボードゲームでもいい。子どもも大人も一緒に遊べる場があることが、どれほど価値あることか。協力プレイのゲームは、年齢差を超えて自然に関係性を作ってくれます。
さらに、ゲームは疑似体験の装置でもあります。戦争や異常気象のような、現実では体験したくないことを安全に学ぶことができる。自治体と連携したeスポーツ事例も増えています。だからこそ、普代村でも「遊び」を軸にしたコミュニティを作れないかと、本気で考えています。
- 「地域系ポッドキャストの日」に合わせ、「地域でやってみたいこと」を発信。
- デジタルゲームやボードゲームを軸とした遊びのコミュニティ作りへの意欲。
- 横浜の「縁乃庭」での、子供から高齢者までが集まるフリースペース活動を報告。
- 自治体のゲーム活用事例(福島県泉崎村、須賀川市など)を挙げ、同様の場を普代村にも作りたいと希望。
まとめ
今週を振り返ると、「場づくり」がすべてのテーマを貫いていると感じました。デジタル空間の公共性も、AI時代の学習環境も、市民科学の集まりも、二拠点生活の暮らし方も、そしてゲームコミュニティも。
私はきっと、人が安心して集まり、学び、遊び、対話できる場を作りたいのだと思います。そしてその場は、リアルとデジタルの両方に存在していてほしい。
地域に遊びを。学びに余白を。デジタルに主体性を。
そんなことを改めて強く思った一週間でした。
AIまとめ考
今回はChatGPTもGeminiもかなり文章が詰まっていて読み応えがありました。載せていない内容については是非AI問答メモの方をご覧ください。
先日LISTENのサービスでAIのポッドキャストをまとめが実装されたという話ですが、これについてはまずサブブログなどにて試験しようかなと思っています。
ポッドキャストでは他にも色々配信をしていますが、またいい形の情報発信の手段の1つになればいいなと思っています。