
なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください
ちえラジChatの一週間を振り返り、日々の出来事や心に留まった考えをまとめてみたいと思います。
今週は、普代村から横浜への帰浜があり、その中で感じたバーチャルとリアルの関係、中学生向けのプログラミング授業、地域コミュニティの在り方 など、多岐にわたるテーマについて考察を深めました。
特に、遠隔地である普代村と、横浜の「陸の孤島」と呼ばれるエリア の共通性を見出したことは、今後の活動の軸 となりそうです。
月曜日:ファーストタッチはバーチャルから
月曜日は、先日訪れた普代浜園地キラウミの海岸での体験から考えたことについて
シーズンオフで誰もいない普代浜の海岸は、東日本大震災の津波から村を守った普代水門や、震災の記憶を留める碑などもあり、非常に印象的でした。横浜市民である私にとって、海岸に縁がなく、砂浜を歩いたり海に触れたりしたのが久々 で、新鮮な体験でした。
その道中で、落石注意の林や山の横を通り、通り過ぎる車に積まれた木材や魚を見て、それらがどこでどう使われるのか、どのように調理されるのか、思いを巡らせました。その際、以前プレイした魚を調理するゲームや、砂浜で戦闘するゲームなど、バーチャルな経験がリアルな風景をより深く理解するのに役立っていると感じたのです。
このことから、「ファーストタッチはバーチャルから」という考えに至りました。
いきなりリアルに触れるのが難しい時代だからこそ、ゲームなどで事前に経験を積むことで、次にリアルなものに触れた時の経験がより輝き、セカンドタッチとしてのリアルの価値を高めることができるのではないかと、強く感じました。
- 近況として、先日、普代浜園地キラウミ(普代浜の海岸)を訪問したことが報告された。
- 訪問した海岸には、東日本大震災の津波から地域を守った「奇跡の水門」と呼ばれる普代水門や、震災の記憶を留める碑があることに言及した。
- 横浜市民は海に縁がないため、約15年ぶりに砂浜を歩き海に触れた経験が非常に新鮮な気分であったと感じた。
火曜日:中学生向けプログラミング授業3日目
火曜日は、現在実施中の中学生向けのプログラミング授業について。
3日目の授業では、前回やり残した部分の続きを行い、その後はサンプル集を見ながら自由にプログラミングに取り組む 時間を設ける予定です。
この全体で合計10時間の授業で、生徒たちが何か形にしてくれることを期待していますが、私自身は現在、サンプルプログラムの整理 や準備に追われています。
毎年生徒の中にはオリジナルの作品を作る方もいますが、昨年は特に多かった 印象です。今年もそうした生徒が出てくることを願っています。
しかし何よりも気になるのは、授業後彼らが継続してプログラミングに取り組める環境が地域にないことです。特に1年生にとっては、この授業が終わると高校進学の2年後まで何もできなくなる可能性があり、それはまずいと感じています。
東京などではCoderDojo のような場が増えていますが、横浜の緑園都市周辺にはそうしたコミュニティがありません。地域のコミュニティが、私のような外部の人間がいなくてもプログラミング教育を続けられるよう になることが理想です。
今後は、横浜だけでなく、普代村など全国に展開できるような活動 を考えていかなければならないと、改めて決意しました。
- 中学生向けプログラミング授業(全5回コース)の3日目が今週木曜日(10月16日)に予定されていることが伝えられた。
- 過去の授業では、流れをつかんでオリジナルの作品を作る生徒もいたが、今年も同様の生徒が出てくるか期待を寄せた。
- プログラミングを学んだ中学生が、地域に継続学習できる環境(CoderDojoのような場所)がないため、高校進学まで何もできない状況になりかねないことへの懸念を表明した。
- 自身が今後は月2週間普代村に滞在するため、来年以降の授業継続が難しくなる可能性があり、先生自身が講師としてやれるようになるステップアップの場が必要だと強く感じた。
水曜日:SBCast. #152 一般社団法人 LOCAL回振り返り
水曜日は、先日放送したSIDE BEACH CITY.のウェブ配信、SBCast. #152、一般社団法人 LOCALのお二人をゲストに迎えた回を振り返りました。
LOCALは、2008年か2009年頃 に、私がお手伝いしていたプログラミングコミュニティ「ものづくり寺子屋」 の頃から名前を聞いていた団体です。
当時のLOCALは、広大な北海道での移動支援や、プロジェクターなどの高価な機材を揃える勉強会セットの支援 を行っており、非常に感銘を受けました。あれから15、6年が経ち、現在では交通費支援に加え、ITイベントの開催や情報収集・発信 など、さらに幅広い活動を行っていることに驚きました。
特に、LOCALが運営しているIT勉強会カレンダーは、情報が過多になりがちな他のプラットフォームとは異なり、今こそ必要な情報提供の形だと感じました。
また、「サーモンスピリット」、つまり「いつか大きくなって帰ってきてね」という言葉 は、IT分野だけでなく、地域の活性化 を目指す活動すべてにおいて重要であり、非常に気に入っています。
地方のコミュニティが持つ、このようなポジティブな考え方 を、ぜひ多くの人に聞いてほしいと思っています。このSBCast.の活動を通じて、ITコミュニティと地域コミュニティがオンラインでつながるきっかけ を作り、お互いの活動に参考にし合えるようになればと願っています。
- ウェブ配信番組「SIDE BEACH CITY.(SBCast.)」の第152回で、一般社団法人LOCALへのインタビューの振り返りを行った。
- 「サーモンスピリット(いつか大きくなって帰ってきてね)」という言葉を気に入り、IT以外の地域活性化の分野でも重要な考え方であると強調した。
- SBCast.を通じて、ITコミュニティの活動や考え方が地域コミュニティにも参考となり、ITコミュニティと地域コミュニティがつながる機会になれば良いという思いを表明した。
木曜日:ふだいとよこはま—“陸の孤島”という共通項
木曜日は、改めて考えたの「普代と横浜」の共通点について。
横浜には、岡村をはじめとする「陸の孤島」と呼ばれる交通の便が悪いエリア がいくつかあり、私の家も最寄りの駅まで徒歩40分弱 かかります。
この場所と普代村の町との距離感が、非常に近いと感じています。普代村では、隣町の久慈市 まで買い物に行くことが多いですが、岡村にいても、買い物や用事を足すには関内や横浜駅周辺 の市街に出る必要があり、どちらも移動に30〜40分かかる 状況です。
どちらの拠点でも「地元には最低限、少し遠くに欲しいもの」という構図が似ています。普代のアビーロード商店街、岡村のコンビニ。そこから先は“行くぞ”と決めて動く世界です。
ならば、情報の出し方を変えればいい。遠さを前提にして、オンラインで気軽に“触れる”入口を増やす。触れた先で「行ってみたい」が芽生える仕掛けを重ねる。この二つの地域が抱える問題を同時に解決するアイデア を見つけることが、今の私の活動の軸になると確信しています。今後もどちらの視点も失わないよう、普代村と横浜の二拠点を行き来する活動 を続けていきたいと思っています。
もちろん、行き来は体力勝負でもあります。だから無理のない運用と、データ・記録・伝達の省力化を組み合わせる。自分の身体と仕組みの両方を“持続可能”にすることが、次の一年のテーマになりそうです。
- 普代村と横浜の特定のエリア(例えば岡村)が「陸の孤島」として、町との距離感が非常に近いという感覚を指摘した。
- 都市の中心部(久慈市や関内/横浜駅周辺)まで、電車などで30〜40分かかるという時間間隔が両地域で共通していると述べた。
- この「陸の孤島」としての共通性を利用し、普代と横浜の両方を活性化させるアイデア、特に新しい情報に触れるきっかけ作りに関するものを探求していくべきだと考えた。
金曜日:これからの地方コミュニティ—分断を越える“橋”づくり
金曜日は、「これからの地方のコミュニティ」について考えました。
普代村では、地域おこし協力隊や地域活性化企業人 など、都市部から来た人たちが多く活動しています。先日、私を含め3人集まったところ、全員が横浜からの訪問者 であったことに驚きました。
これらの地域支援事業は、任期が3年 で、定住につながるケースもありますが、懸念しているのは、外部から来た人たち(協力隊など)と、古くから住んでいる地域の人たちとの間で、つながりが希薄 になっているのではないかという点です。私自身、まだ普代村に4週間しか滞在していない ので、全体像は見えていないかもしれませんが、両者の生活分野が分かれているように感じます。
移住・定住の施策やイベントは活発で、観光の賑わいも目に見えて増えています。けれど、その盛り上がりが“外の輪だけで完結する”としたら本意ではありません。私は、日常を支える地元の文脈と、新しく持ち込まれる活動の文脈が、生活レベルで混ざる地点を増やす必要を感じています。
この分断を解消し、両者が協力し合える仕組み を作ることが重要です。SBCast.で以前取材した、千葉で活動する「のろし」さん のように、若い人たちと高齢者が密接に関わるコミュニティの事例 を参考に、普代村でも外部から来た人と地元の人たちが、うまく協力し合えるような方法 を展開していきたいと考えています。
- 普代村には、地域おこし協力隊や地域活性化企業人など、横浜や東京といった都市部から来た地域支援者が非常に多い状況を説明した。
- 懸念点として、これらの支援者たちが、地域の古くからの住民とのつながりが弱く、地域おこし協力隊の仲間内だけで集まっている可能性があると指摘した。
- 村が進める移住・定住の取り組みが、新しく来た人たちと現地の人々の間の分断をもっと強固にしてしまう危険性があると考えた。
- 千葉の「のろし」のような事例を参照しつつ、外から来た人たちと地元の人々が密接に関わり、協力して何かを行うための仕組みを作っていかなければならないという強い決意を述べた。
まとめ
今週は、リアルな場所での経験とバーチャルな体験の融合、次世代へのプログラミング教育の継続的な支援の必要性、そして、地域コミュニティの課題と可能性 など、幅広いテーマについて考察を深めることができました。
特に、普代村と横浜の「陸の孤島」の共通点を見つけたことで、今後の活動の方向性が明確になったことは大きな収穫です。これからも、二つの視点を持ち続けながら、活動を続けていきたいと思っています。
- ファーストタッチの重要性: リアルが輝いて見えるようになるために、まずはゲームやバーチャルといったオンラインの場所で「ファーストタッチ」の経験を得ておくことが、貴重なリアルの機会をより良い経験にするという、バーチャルの力の重要性を強く感じました。
- 講師育成の必要性: 自身が普代村に滞在する期間が増えるため、来年以降の授業継続が難しくなる可能性があり、先生自身や他の人が講師としてスキルアップできるステップアップの場が必要だと強く感じています。
- コミュニティ連携への思い: SBCast.を通じて、ITコミュニティと地域コミュニティが繋がる機会になればいいなという思いを持っています。
AIまとめ考
今回も相変わらずChatGPTの文章はどことなく意識高い系。とてもいいことは書いてあるのですが…。
ここ最近音声まとめの方もそうですが、非常にうまくまとめられているなと感じるところが多いです。こうやって適当に音声で話をしてみて、それをさらにAIでまとめてみるという試み、なかなかいい方法なのではないかなと思っています。
ちなみにNotebookLMの機能が増えたためもあり、Noteの方にも一部ブログを掲載しています。
文意は同じですがまとめ方が違うためまた違う発見があるかもしれません。
もしよろしければこちらもご覧ください。