なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください www.notion.so
今週のちえラジChatでは、普段の活動を通じて感じたことや考えたことがさまざまな角度から語られました。
私はこの一週間、特に「連絡のとれなさ」「動画作成ツールの工夫」「ポッドキャストの伝え方」「偶然の出会いの仕方」など、多岐にわたる話題に触れながら、自分の働き方や情報との向き合い方をあらためて見直す機会となりました。
月曜日:連絡がつかないという現実とその違和感
月曜日は、NPO活動の中で連絡が取りづらい団体が少なくないという現実について。
SBCast.やSBC.オープンマイクなどでインタビューをお願いする際には、見ず知らずの方にもメールや電話でコンタクトを取るのですが、返信がないことが多々あります。
「せめて返事ぐらいはしてほしい」と思う一方で、それが当たり前でないという現実にも気づかされます。私の感覚では、メールや電話はなるべくすぐ確認するのが当たり前。しかし、世の中にはそうでない人の方が多いのかもしれません。このギャップが、地域活動を進める上でのひとつの障壁となっていると感じました。
この経験を通じて、「お互いよく知っている人としか話をしない」文化に警鐘を鳴らしたい気持ちが強まりました。広く開かれた社会をつくるためにも、まずは基本的なコミュニケーションの土台を共有していくことの大切さをあらためて実感しました。
- 地域のコミュニティ団体は電話番号を掲載している場合が多いが、IT系コミュニティはSNS等でのアプローチが必要になることが多い。
- 断りのメールが来る分には問題ないが、そもそも連絡がつかず、留守番電話の返信もないケースが少なくない。
- 「お互いよくよく知っている人同士としか話をしない。そんな文化ってやっぱなんだかんだ言ってNPOとかそういうような団体の中にも結構入り込んでるんじゃないのかな。」と述べ、これが本当に皆が望む世界なのか問いかけています。
火曜日:AIとともにつくるSBCast.の動画作成ツール
火曜日は、私が開発を進めているSBCast.の動画作成ツールについて。
AIを活用しながら、音声に合わせてオーディオビジュアライザーを表示し、エンディング動画を付けるなど、機能を少しずつ整えている最中です。
10分の動画を作るのに10分かかるなど、まだまだ非効率な部分もありますが、それでも「とりあえず使える」レベルまで持ってこられたことに満足感があります。自分の苦手なグラフィックス処理や色のデザインも、ChatGPTの力を借りて乗り越えてきました。
今後は、チャプター情報の反映やテンポの自動調整など、さらに細かい改善を積み重ねていきたいと考えています。AIと人間、それぞれの得意分野を活かすことで、より良いコンテンツづくりができるという手応えを感じています。
- 開発されたツールは、アプリ内で再生した音声をそのまま動画として録画・アップロードできる機能を持っています。
- コーディングの大部分はAIに頼って行われています。特に、音声ファイルのオーディオビジュアライザー表示など、数学処理が絡む部分はAIに頼らざるを得なかったと述べています。
- AIによるコーディング(バイブコーディングとも称される)には、モジュールの更新や非互換のアップデートが多く、古いコードがそのまま動かないといった難しさがあることに言及しています。
- どこをAIに任せ、どこを自分でやるかの判断が重要であると実感しています。
水曜日:家族と地域をラジオでつなぐということ 〜SBCast.#143の振り返りから〜
水曜日は、SBCast.#143の振り返りとして「ママ夢ラジオ」の中山あゆみさん、竹岡望さん回の振り返り
ママ夢ラジオは、お母さん・お父さんが地域のラジオでパーソナリティを務めることで、家庭の視点を地域社会に届ける試み。実際、彼女たちと出会ったのは、2月のローカルポッドキャストフェストーキョーの現地収録イベントでした。
番組の中で印象的だったのは、引っ越しなどで新しい土地に移り住んだ際、家庭という単位が地域社会と断絶されがちな現状と、それに対してラジオが果たす「橋渡し」としての役割です。
たとえば、以前インタビューしたNPO法人シャーロックホームズも同様に、孤立から団体を立ち上げていった過程がありました。特に「お母さん」という立場にある人が社会とつながることの難しさと、そこに一歩踏み出したときの大きな価値は、どちらの活動にも共通しているように感じます。
家族単位での地域との接点という視点は、これまであまり注目されてこなかったようにも思います。
しかし、家庭が地域とつながることで、若い世代の声や視点が地域社会に届くというのは、とても意義深いことです。
もちろん、家族がいない人、単身者も含めて誰もがつながれる地域社会をつくっていくことが理想ですが、その一歩としてママ夢ラジオのような取り組みがあるのだと思います。そうした小さな実践の積み重ねが、やがてより多様で包摂的な地域社会をかたちづくっていくのだと感じた配信でした。
- ママ夢ラジオのような「お母さんお父さんがパーソナリティとなって地域のラジオで配信する団体」の活動は、アーカイブも含めて地域のラジオの良さを感じさせると述べています。
- 「お母さんが繋がりのない社会に取り残されて、そこからいろんな人と繋がって団体を作っていく」という流れは、以前インタビューしたNPO法人シャーロックホームズの成り立ちと類似していると感じています。これは、「お母さんという役割がそのような環境に置かれやすい社会」という状況があったからだと考察しています。
- 孤立したまま鬱々としている事例も多く存在するだろうと推測しており、社会の風潮が変わってほしいと願っています。
- 「家族と地域をラジオで繋ぐ」というキーワードを評価しており、主婦や高齢者が地域と繋がる事例はあるが、家族単位での繋がりは少ない現状に対し、ママ夢ラジオの試みは有意義である可能性に言及しています。コミュニティFMでの発信が効果的であると考えています。
木曜日:コンテンツの「伝わり方」を見直す
木曜日は、ショート動画でのポッドキャストの伝え方について考えました。
私は普段からポッドキャストを倍速で聞いているので、通常速度の音声には「間延び感」を覚えることがあります。
だからこそ、ショート動画では余計な空白を削り、短くテンポよくまとめるように工夫しています。今後もただの「切り抜き」ではなく、視聴者に寄り添った編集を続けていきたいと思いました。
- ポッドキャストの音声をそのまま切り抜いてショート動画にすると、普段倍速で聞いているリスナーにとってゆっくり聞こえてしまう課題があります。これは、YouTubeショートでは倍速再生が一般的でないためです。
- SBCast.やSBC.オープンマイクのダイジェストでは、この対策として話し手の空白部分を削り、テンポを速くする工夫を行っています。
- 単純な切り抜きが良いのか、空白を埋めるべきか、別の形式が良いのか、他の人の意見を聞いてみたいと考えています。
金曜日:オンラインでも偶然の出会いはできる?
金曜日は、オンラインで偶然に何かと出会うことの難しさと可能性について語りました。
私自身、YouTubeやポッドキャストなどでさまざまなコンテンツに触れていることもあり、「偶然の出会い」は割と多く経験しています。
振り返ってみると、それは単に運ではなく、日々大量のインプットを続けているからこそ起きているのだと感じました。
オンライン上で偶然に出会うには、それなりの「数」をこなす必要がある。逆に言えば、その「数」をこなす工夫があれば、出会いの機会は確実に増やせるとも言えるのです。
今後も、オンラインとオフラインの両方で「偶然の出会い」を意識的に増やしていきたい。そのために、常にアンテナを張り、多様なコンテンツに触れ続ける姿勢を大切にしていきたいと思います。
- インターネットで偶然出会うためには、オフラインの倍以上、あるいは3倍以上のオンラインでのコンテンツインプットが必要になる可能性を示唆しています。
- オンラインでの情報に触れるコストは低いため、オフラインでの出会いを増やすよりも効率的な場合があるとしています。特に在宅ワーク中に隙間時間を利用することの有効性に言及しています。
- 海外や別の地方の話など、オンラインでなければ出会いにくい情報は山ほど存在することを指摘し、それを知るためにわざわざ旅行するコストと比較し、オンライン活用の重要性を強調しています。
- 「オンラインは偶然の出会いがなかなかないよねって、ある意味当たり前のことなんじゃないかなって思う。でもその可能性が若干でもあるんだったら、とにかくオンラインやってみろよ。オンラインで本気で偶然の出会いを増やしてみろよ」と締めくくっています。
まとめ
この一週間を通じて、私は「情報発信の工夫」と「出会いの質」について深く考えさせられました。AIを使った制作の効率化、ショート動画での見せ方、偶然を生み出すためのインプットの工夫。そして何より、基本的なコミュニケーションを丁寧に保つことの大切さ。
地域とつながる活動を進めていく上で、こうした視点は欠かせないものです。今後も、日々の気づきを大切にしながら、より多くの人に届く形で活動を続けていきたいと思います。
AIまとめ考
今回はGeminiがほとんどの記事をまとめてしまいました。相変わらずGeminiは結構気まぐれに文章を書いてきますね・・・。
グラフィックレコーディングも内容と曜日の配置がぐちゃぐちゃになっていたりと、なかなかどちらも安定しない。最近結構良い感じにまとめていると思ったら。
もう少しプロンプト側の工夫も必要かもしれませんね。