今回も毎日やっているちえラジChatより、今週一週間の配信内容を中心にお届けします。
なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください
月曜日:テクノロジーとわたしの距離感
月曜日は今週の予定とNotebookLMの日本語まとめの話
まず印象に残ったのは、NotebookLMの日本語音声出力機能についての話でした。
音声のまとめには適宜抑揚や緩急もついており、自分の考えを別の誰かが再構成てくれるような感覚、今まで見落としていた観点に気づけることもあり、様々な分野で活用できそうだと感じました 。
コストがかからないという点も、試しやすいポイントです。SIDE BEACH CITY.の他の配信でも試してみたいところです。
- 自身の配信内容をブログ記事とは異なる視点でまとめられる点が興味深い。
- 音声のまとめが抑揚や緩急、重要箇所の解釈も行っている点に「複読本的に結構いろんな分野で使えそうだぞ」と感じている。
- 今後も「ちえラジChat」や「SIDE BEACH CITY.」関連の配信(SBCast.、SBCast.Ch2、SBC.オープンマイク)での活用を検討している。
- 特に長い配信の要点をまとめることで、リスナーの負担軽減や新しい見え方につながる可能性を感じている。
火曜日:プログラマと非プログラマのはざまで
火曜日は本職プログラマとそうでない人の感覚の違いについて
わたしは日々プログラミングに携わってはいますが、いわゆる「本職プログラマ」とは少し違うポジションにいると感じています。
プログラマは、物事を理解する際に「仕組み」から入っていく傾向があり、疑問があればとことん調べます。一方で、非プログラマは見た目や使い勝手を重視し、分からないことがあっても「まあいいか」で済ませがち。
わたしはちょうどその中間にいるような気がしています。
だからこそ、専門家と一般の人々をつなぐ役割ができるのでは――そんなことを改めて感じた一日でした。
- プログラマーの特徴:「どう動いてるの?」「このボタンを押すと裏側で何が起きてるの?」といった疑問を追求し、ドキュメントや技術ブログなどを「漁り始める」。
- 「終わるまで先に進まない」傾向がある。
- 非プログラマーの特徴:アイコンや画面構成といった視覚的な要素に注目する。
- 動きが分からないところも「まあまあいいかー」と済ませることがある。
- 配信者自身の立ち位置:プログラミングはするが、プログラマーではないと認識している。
- 「こういうところを見ていてすごく感じる」「これはあまりにも世界観違うなー」と感じる。
- 「いろんな思考とか分野の分岐点に立ってる」「分岐点に人がほんと少ない」と感じている。
- 完全に分野に馴染まず、少し外から見る距離感が良いと考えている。
水曜日:カナかると地域の物語
水曜日はSBC.オープンマイク #108 カナかるという横浜市金沢区を題材にしたかるたの話
今回は横浜市金沢区を舞台にした「カナかる」(かるた)を制作した方々へのインタビュー。実はわたしも以前、遊ばせてもらったことがあります。
地域の名所や名産、歴史が題材になっていることで、地元の人々にとっての「あるある」を感じられる。これは、地域づくりにおけるエンタメの理想形のひとつかもしれません。
他地域の取り組みにも興味がある反面、横浜のような都市部ではこうした活動が目立ちにくいという問題も。これからは他地域との比較を通じて、自分たちに合った地域コンテンツの形を模索していきたいと強く思いました。
- 横浜市金沢区を舞台にしたかるた「カナかる」の作成者へのインタビュー内容。
- 地域を題材にしたコンテンツ制作は横浜で盛んに行われており、他の地域(上毛かるたなど)と比較して横浜の特徴について興味が示されている。
- この回のような横浜に特化した内容は「SBC.オープンマイク」の貴重な役割であり、配信者のSBCast.での自由な話題展開を可能にしている。
木曜日:AI成果物は「中間成果物」として使いたい
木曜日はAIの限界と可能性について。
最近はNotebookLMなどを使って、音声コンテンツの要約や視点の整理を試しています。その結果、今まで見落としていた観点に気づけることもあり、「副読本」としてAI要約は非常に有用だと感じています。
ただし、あくまでAIは「補助」であり、「最終成果物」にはなり得ないという思いが強くなりました。
誤字やニュアンスのズレ、特に人名や地名の誤認識は無視できません。誤解を招かずに発信するには、最終的な整形はやはり人の手で行う必要があります。
このあたり、AIに「任せる」のではなく、うまく「使う」という感覚が求められていると強く感じました。
- 特に音声や画像など編集が難しい出力は、誤りを修正できないため公の場での利用に課題がある。
- AIの使用を明記しない形で、AI生成物を「私が作りましたみたいな顔して出すわけにはいかない」。
- 自身の「手数」を減らしつつ、AIを「うまく使ってコンテンツを水増ししていくかさ増ししていくか別の方面のコンテンツを作っていくか」が今後の課題。
金曜日:地域でもっとエンタメの話をしたい
金曜日は地域とエンタメについての話。
わたしは現在、横浜のフリースペース「山手縁乃庭のお茶の間」で、子どもたちが自由にゲームで遊べる場を提供しています。毎週木曜日だけですが、多くの子どもたちが集まり、楽しそうに過ごしてくれています。
ただ、ここのようにアニメやゲームなど、いわゆる「エンタメの話題」を大人ができる場が地域には少ない。
オタク文化が自然と語れる空気は、IT系コミュニティには存在するのに、なぜ地域では難しいのか。
真面目すぎる空気が、かえって多様な人の参加を阻んでいるのでは――そんな仮説も立てながら、地域にもっと自然体でいられる空間が必要だと感じました。
- 地域のエンタメに関する現状認識:フラッと集まって楽しめる場、遊べる場、ゲームとかアニメとかそういう共通の話題ができる場が意外と少ない。
- イベント会場や中心地のカフェなどに行けばそういった場はあるが、地域には少ない。
- アニメやゲームといった話題は例え話の一部にすら出しづらい雰囲気がある。
- IT系コミュニティとの比較:IT系のコミュニティの勉強会では「割と当たり前のようにアニメの話とかする」。
- 地域にこうした空気が全くないのは、IT系コミュニティが2ちゃんねるや5ちゃんねるなどの情報源と接続されていることとの関連性を推測している。
- 地域におけるエンタメの可能性と課題:地域の真面目すぎる雰囲気が、真面目でない人が入り込みづらい空気感を作っている可能性がある。
- 横浜のような広い場所では、そういった場が散在していて見えづらいのかもしれない。
- 地域で当たり前にもっとアニメの話などができる「空気感が醸成されてもいいんじゃない?」と感じている。
まとめ
こうして振り返ってみると、自分は「プログラマ」と「非プログラマ」、「AI」と「人間」、「都市」と「地域」、そのすべての分岐点にいるのではないかと思います。
分岐点に立っているからこそ、両方の視点が見える。
それは時に中途半端にも感じますが、逆に両者をつなぐ役割を果たせるのではないかという希望にもつながります。
これからもAIの力を借りつつ、地域や技術、そして人々のあいだを橋渡ししていけるような活動を続けていきたいと思います。
AIまとめ考
今回は似た内容について複数日で言及しているところもあったからか、複数の日の内容が混ざってしまっているところも多いように感じました。
また今回、Geminiの出力については特に第三者視点なのか本人視点なのかが分かりづらい表記も多くちょっとやりづらいなと感じる部分もありました。
この辺については特にChatGPTはメモリの内容も影響しそうですし、ブログ作成に使うプロンプトを変更することで対応しなければいけないところもあるかもしれません。
例えば過去のメモリの参照に関する記述とか、出力の仕方についての記述とか。
このへんはAIサービスの仕様変更もあり、いろいろ追従していかないといけないなあ と感じます。