なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください
月曜日:一週間の始まりと新しいデバイス
月曜日は今週の予定とPlaud Note Pinの話
最近、Plaud Note PinというAIボイスレコーダーを購入しました。
ボタン一つで録音、アプリと連携して文字起こし、さらには簡易的な議事録生成までできるという優れものです。
精度面ではまだまだ課題も多く、やはりLISTENやChatGPTなどに軍配が上がる部分もありますが、録音から議事録生成までを「一括で」できるというのは、このデバイスならではの強みです。
数の勝負と言いますか、ある程度の精度でいいからとにかくたくさん処理したい、という時には、このデバイスが威力を発揮するのではないでしょうか 。
今後はプレミアムプランを導入するかどうかも検討しつつ、使い倒していこうかなと思っています。
- 製品概要: ワンタッチ録音、文字起こし、議事録作成が可能な小型デバイスとアプリ・ウェブサービスのセット。ペンダント型で首かけも可能。
- 精度: LISTENと比較して、文字起こし辞書がないため精度は劣る、NotebookLM、ChatGPT、Geminiと比較して、多角的な解析ができないため劣ると評価。
- 強み: 録音から文字起こし、簡単な議事録作成までを一つでこなせる利便性。大量の文字起こし・解析が必要な状況での効率性。
火曜日:プログラマーってなんだろう?
火曜日は「高見さんってプログラマーじゃないの?」という話。
実のところ、わたしはテック企業で働いたこともないですし、AWSやGCPといったクラウド技術にも精通しているわけではありません。だから「プログラマーか?」と聞かれると、少し首を傾げてしまう。
でも、地域活動やNPOで必要なツールや仕組みを作る中で、プログラミングは日常的に使っています。
わたしにとってプログラミングは、料理みたいなもの。身の回りの問題を解決するために材料を組み合わせ、レシピを工夫する。そんな感覚です。
「プロじゃなくてもプログラムができる人」って、もっと必要なんじゃないかなと思っています。
地域の困りごとを技術で解決できる、そんな人が増えれば、きっと社会はもっと面白くなる。
- 自身の立場: プログラミングを生業としていないため、自身をプログラマーとは認識していない。フリーランスでのプログラミング経験はあるものの、現代的なプログラミングの仕事で必須となるフレームワークやクラウドサービス(AWS, GCP等)の知識は乏しいと自認。
- プログラミングと料理の類似性: プログラミングを料理に例え、レシピ(知識)だけでなく、その場の状況に応じた応用力や組み合わせが重要であると指摘。
- アマチュアプログラマーの必要性: プロのプログラマーだけでなく、家庭料理のように日々の課題を解決できるアマチュアプログラマーの必要性を提唱。現状ではプログラミングがプロの領域に偏っていると指摘。
- 自身の信念: プロではないがプログラミングをするという立場に自信と信念を持ち活動している。同様の人が増えることを期待。
水曜日:広がるITコミュニティと失われた中間層
水曜日はSBC.オープンマイクの振り返りとして、日本Androidの会香川支部の岩倉さんをお招きした回の振り返り。
日本Androidの会には本当にたくさんの支部やワーキンググループがあり、それぞれが独自の方向性を持って活動しています。
定例会やAndroid Bazaar and Conferenceといった大きなイベントも開催されています。濃密なテクノロジーの話だけでなく、地域の課題解決やIT業界以外の連携といった話題も多く、地域に関することにも積極的に取り組んでいることを改めて知りました。
オープンデータ関連のイベントに関わっていたり、地域コミュニティで活動をメインにしている支部長さんもいらっしゃると聞いて、その活動範囲の広さに驚きました。
日本Androidの会には生粋のプログラマーやエンジニアだけでなく、多様なバックグラウンドを持つ人が集まっているということです。IT系の仕事をしている人だけでなく、それ以外の分野で活躍している方もたくさんいるんですね。この多様性こそが、会の強みなのかもしれません。
そして、ITコミュニティ全体に感じていることとして、高レベルな技術を追求するコミュニティと、初心者向けのコミュニティに二極化が進んでいるという話をしました。
昔はライトニングトーク形式で気軽に発表できるような、もう少し中間的なコミュニティがたくさんあったように思うのですが、最近は活動を停止しているところが多いように感じます。
少しプログラミングができるけれど、実務的な知識が不足している人や、仕事にするほどのレベルではないけれど、趣味でプログラミングを楽しんでいる人が、気軽に質問したり交流したりできる場が少なくなっているのではないでしょうか。
私が地域活動を行っている理由の一つも、まさにそこにあります。Androidの会も素晴らしいコミュニティですが、どうしてもスマートデバイスに寄ってしまう傾向があります。それ以外の分野でも、そういった中間層が交流できるコミュニティが増えてほしいと願っています。
- 日本Androidの会の多様性: テクノロジーだけでなく、地域課題解決やIT業界以外との連携など、多様な活動を行っている点が強調された。支部長の中にもIT系以外の活動をメインとする人がいることに改めて気づきがあった。
- ITコミュニティの二極化: 高度な技術を扱うコミュニティと初心者向けのコミュニティが増える一方で、中間の層(ある程度プログラミングができるが実務知識に欠ける層)が参加しやすいコミュニティが減少している現状への懸念。
- 地域活動の意義: 自身が地域活動を行っている理由の一つに、上記のような中間層の居場所作りがあることを示唆。
木曜日:自分を甘やかす時間も大切
木曜日は「自分を甘やかせるのは自分だけ」ということについて。
周りの人は期待をかけて「頑張ってください」と言ってくれることはあっても、「無理しないで」と心から言ってくれることはなかなかありません。
他人の期待に応えようとしすぎると、どうしても無理をしてしまいます。だからこそ、自分自身でブレーキをかけること、自分を甘やかすことが本当に大切だと私は感じています。
疲れている時にゲームをしたり、自分の好きなものを作る時間を持ったりすることは、時間がなければ後回しになりがちです。
そうして何もできずに終わってしまうのは避けたいですよね。自分を甘やかすことすら、意識的に行わなければならないのかもしれません。
仕事としてやらなければならないことはたくさんありますし、周りに頼れない場面も多くあります。
でも、そんな中でも自分が楽しみ、自分を甘やかす時間は絶対に必要です。誰もその時間を保証してはくれないからこそ、自分で意識して作り出す必要があるのです。
もちろん、それによってやるべきことがおろそかになっては意味がありませんから、そのバランスを取るのが難しいところですが。
- 多忙な日常: 仕事に関わる機会が増え、一日中仕事のようなことをしているのが当たり前になっている現状。
- 自己甘やかしの必要性: 周囲の期待に応えるだけでなく、自分自身で意識的に休息や好きな時間を作る必要性を強調。
- 具体的な対策: ルール化(労働時間制限、休息時間設定)、時間管理ツール(Toggl Trackなど)の活用を提案。
- AIへの期待と限界: 作業ログのAI解析による改善提案を試みたものの、現時点では限界を感じている。
- バランスの重要性: 自己を甘やかすことと、やるべきことを疎かにしないことのバランスの難しさに言及。
金曜日:興味の持ち方と多様性
金曜日は「興味ないことに興味がある」という言葉について
これは、他人の関心に対して自分が共鳴することの大切さを表す、とても好きな言葉です。
NPOで活動をしていると、自分の興味範囲だけでは絶対に出会えない人たちとつながることが多々あります。
「自分はその話題に詳しくないけれど、その人が大切にしているなら関心を持ちたい」
そんな態度が、結果的に多様な人を受け入れる土壌になると思うのです。
SIDE BEACH CITY.という団体が担う役割の一つとして、そんな多様性の受け皿でありたいとも思っています。
- 概念の説明: 自身には興味がないことでも、それに興味を持っている人に興味を持つという視点。
- NPO活動における重要性: SIDE BEACH CITY.のようなNPO活動において、多くの人を取りこぼさないために重要な考え方であると強調。
- 地域コミュニティの課題: 「誰一人取りこぼさない社会」という理想と、実際にはコミュニティ参加者の興味範囲の偏りによる取りこぼしが発生している現状を指摘。多様性の重要性。
- 鋭角な興味と鈍角な興味: 特定のことに深く没頭する「鋭角な興味」を持つ人と、幅広く浅く興味を持つ「鈍角な興味」を持つ人の両方が共存できる社会の必要性を提唱。
- SBC.の役割への示唆: SIDE BEACH CITY.が、様々な興味を持つ人々を許容する空間を作る役割を担う可能性を示唆。
まとめ
振り返ってみると、今週は「多様性」や「主体性」、「地域と技術」といったキーワードが自然と浮かび上がってきたように思います。
自分の興味やスキルを狭めず、周囲の人々の声に耳を傾けながら、技術と地域の間をつなぐ活動をこれからも続けていけたらと思います。
それでは、また来週も「ちえラジChat」でお会いしましょう。
AIまとめ考
ChatGPT有料版でできるプロジェクトにチャットを格納していると画像が作成できないみたいですね。遅れて画像が作成できたのでこちらも。
なんとなく先週までよりフランクになった感じがするAIを見ている気分です。モデルを変えたつもりはないのですが。
こうやってブログの記事を見てみると、「そんなところまでは言ってないんだけど確かにそうだよな」というような内容は結構出てくるように思います。特にPlaud Note Pinについては「新しい相棒」とも、「実用的だけど尖っていない」とも「魅力を感じる」とも言っていないのですが・・・。
ただこういう表現はある意味斬新だなと思いました。そしてこれを他人に言われるのは腹が立つけれど、AIだからこそ笑って許せるという感じがなんとなくします。だって向こうは悪気があって言ってるわけではないですからね。
そしてそういうところからなんとなく新しい表現の可能性や、自分の気が付いてなかった情報の側面が見えてくるなんてこともあるんじゃないかなと思いました。
そう考えるとAIはもっと地域や表現の分野や、情報収集に活用できるのではと感じます。
モノがテクノロジーの先端にあるものだけに、どうしてもテック系分野での活用方法が目立ってしまうAIですが。もっと地域分野での活用例も見てみたいものです。