高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

来年のまちづくり関連活動は - まちづくり Advent Calendar 2024 #アドベントカレンダー

この話のマインドマップ

音声版はこちら

listen.style

12月19日のアドベントカレンダーの記事は、まちづくりアドベントカレンダーとして、来年のまちづくり関連活動についてのお話をしていきたいと思います。

いちおうこの毎年2回ぐらいは書いているこのアドベントカレンダーの記事、だいたい1回目は今年にやったこと、2回目は来年何をやるかのような話を書いています。

基本的な活動方針

基本的なところで言うのであれば、私たちSIDE BEACH CITY.でやることというのは、そんなに変わることはないと思います。

SBCast.やSBC.オープンマイク、あとはSBCast. Ch2、そしておそらく来年もやるプログラミングの授業。そんな感じの活動が中心になってくるのではないかなと思っています。

実際、1月、2月は今月に続き、老人ホームでのプログラミング授業を引き続き行うことになっています。

その他、ブログへの定期的な寄稿や、できればツール関係の開発といろいろやることはあるんですが、正直これ以上のことをやっている暇はないし、SIDE BEACH CITY.としてやるというのはこのぐらいになるのかなと思っています。

知名度向上への取り組み

ただ、具体的に何かということはしないのですが、とにかく自分たちの知名度が上がるというようなことは追加でやっていきたいですね。

SIDE BEACH CITY.に限らずではありますが、地域の活動をしていて、地域の活動をしていない人から見えるような活動をしている人があまりいないなと思っています。

YouTubeで積極的に情報発信をしているというわけでもないし、ポッドキャストを配信しているわけでもない。

自分もこういうことをしているなりにNPOの活動のポッドキャストってないかなと探してはいるんですが、あまり見たことはないですね。

地域活動の情報発信の現状

・・・というより、他の分野に染み出してこないといった方がいいかもしれません。

もちろんYouTubeで何かを発信しているNPOというのは存在します。 何らかの形で地域に、自分たち向けにブログを書いているという人はたくさんいます。

ただ、それ以外の分野に染み出そうということを考えている人はあまりいないのかなと思っています。

例えば、他の団体の人たちをゲストとして呼んだり、他の団体の人たちのところに入り込んだり、そういう積極的に――いわゆる越境と言われるような――自分たちの活動範囲の境界線を越えようとしている団体さんはあまり見かけません。

まあ自分の検索範囲がまだまだ狭いというのもありそうな気はしますが・・・。

そんな今の地域活動を見ていて思うのは、何か「自分別のところに行かなくてもいいよね」というような、そういう謎の満足感というか、充足感というか、そのような感覚を感じることはあります。

活動の閉鎖性と満足感

自分たちの活動は、自分たちの活動範囲で十分課題を達成できている。条件は揃っている。だからわざわざ別のところに行って情報発信をしたり、情報収集をしたりしなくてもいいや。知ってもらう必要はないや。なんとなくそういう感覚を持っている人がいるのではないかと最近感じます。

実際、自分もSBCast.で様々な人たちにお話を伺ってきました。

ポッドキャストをやっていて、地域活動や中間支援などの活動を行っている団体にもお話をしてきています。

ただ、この話をきっかけに、ポッドキャストの運用方法が変わったとか、ポッドキャストを始めましたとか、新しい団体をゲストに呼びましたとか、そういう団体ってあまり見ない。

情報発信の拡大にむけて

自分たちの活動をもっと多くの人に知ってもらいたい。こういう情報の上げ方があるんだ。だから、じゃあやってみよう。

そんなことを思った人の話を地域で聞いたことがない。あれ、それって今の情報発信の手段で満足できていると思ってらっしゃるのかなと思うんです。

もちろんどの団体もギリギリで活動限界に達している、もはや新しいことなどできないと思うところが多いのも承知はしています。

ただ、自分たちSIDE BEACH CITY.がそんな余裕のない中で、なんだかんだ言って情報発信のチャンネルを増やしている。

SBCast. Ch2だってそうだし、SBC.オープンマイクなんかもそうです。そうやって情報発信のチャンネルを増やして、今まで届いていなかった人たちに届けようとしている。

それに対してあまりにも情報発信が少なすぎるんじゃないのかなと思うこともあります。

情報発信の範囲と可能性

個人的には、もっとパブリックな場での情報発信を増やせるように仕向けはしたいなと思っています。

皆さんもちろん、近しい範囲での情報発信は行っています。

地域のFMとか、個人のFacebookページとか、そういうところでは積極的に情報発信をしているという方もいらっしゃいます。

でもその内容って、個人の活動範囲内であったり、横浜市内だったり、そのようなところに限った情報発信になってしまっている

その内容って横浜で限っていいんでしょうか?自分たちの身の回りだけに限っていいんでしょうか?もっと全国に知らしめるべきことではないのでしょうか?ということが割と平気で、横浜ローカルで終わっている、個人の周りで終わっている。そんなことは多いなと思っています。

なんかそこはすごくもったいないなと。そこはどうにかしていきたいな、そのためのことをやりたいとは思っています。

情報発信の将来像

具体的には、ポッドキャストとかブログとか、そのような施策を行えるよう、いろいろな団体に働きかけていきたい

もし団体のリソースが足りないのであれば、AIを使ってでも、その他の仕組みを使ってでも、その範囲を広げるための仕組み作りをしていきたい。

時々自分が言っていることとして、やっぱり地域の活動は情報発信が少ない。自分たちが発信をしてようやく0点だという話をしています。

個人的には色々な情報が発信されることによって、自分たちがあえてチャンネルを増やさなくても、10点とか20点とかに出せるようになってほしいなと思っています。

果ては自分たちがいなくても、地域の様々な情報がインターネット上にあふれる。 そのぐらいになってほしいなとは思います。

そのための情報発信のやり方とか、そういう仕組みの周知は行っていきたいですね。

将来の展望と課題

その他にも、IT技術者が地域に入れるような仕組みとか、そういうことも考えていきたいと思いますが、正直そこまでは手は出ないかなと思っています。

SIDE BEACH CITY.もやっていることが理事ごとに違いますので、お互い協力ということはできるようでできません。自分一人でできるのはまあこれぐらいなのかなと。

だから少しでも同じようなことを考えている人が広がって、それがもっと自分自身の負担なくできるようになってくれれば良いなと思います。

というところで、今回の来年のまちづくりの関連活動についてのお話、これにて締めとさせていただければと思います。