このブログはまちづくり Advent Calendar 2022の10日目の記事です。記事を書かれる方は絶賛募集中です。
今回は地域活動全体について話をしてみようと思います。
地域活動は、この番組のメインテーマ。
ですので当然、紹介する方は何らかの形で地元に何かしようとしているという方がすごく多い。
オンラインに感じる価値
そして結構、ここ最近のオンライン活動に何らかの価値を見出している方も多いなというふうに思っています。
例えばオンラインで話し合いをするイベントをやっていたり、オンラインで出会える人や物に価値を見出していたり。
以前ほかのITコミュニティでオフラインに戻りたいという人の声を聞いていて、こういうのってやっぱりテクノロジースキルのあるなしはあんまり関係ないんだなというふうに思っていたりします。
オンラインで地域「そのもの」に関わる機会
ただ、オンラインでそれらの活動に関わったり、それらの活動を知ったりする機会は結構あるものの、地域に直接かかわる手段っていうのは案外なかったりする。
例えば収録でいろんな地域の話を聞いて、さてじゃあその人たちの住んでいる地域は今何をやっているんだろうと、ほかを見てみると、案外その内容は隠されてしまっていたりする。
オンラインから地域に関わる方法って案外限定されているなと感じます。
もっと地域のことを、オンラインに
例えば商店街の様子を見たり、その人達とオンラインで話したり。
地域のことってもっとオンラインに出てきてもいいんじゃないのかなっていうふうに思ったりします。
それはコロナ禍だからというだけではなく、単純に自分が非常に家から出づらい状況にあるから。
何度か書いている通り、自分の家は横浜でも有数の陸の孤島です。
実はほかの記事を見ると、陸の孤島度で言えばほかの場所よりはまだマシなんですが、どこに行くにしてもバスが絡んだり、移動に30分以上かかったりするとなると、なかなか外には出られない。
特に自分は、自分の生活のための仕事もしなければいけないし、SIDE BEACH CITY.の仕事もしなければいけない。
そうなると、特に今は「移動してる暇があったらその間仕事したい」になってしまいます。
そういう人が地域に絡む選択肢って、案外ない。
だからもうちょっとあってもいいんじゃないのかなっていうふうに思います。
ネットは「近くの人と疎遠になり、遠くの人と仲良くなる」ツール
ネットは「近くの人と疎遠になり、遠くの人と仲良くなる」。
時々わたしはこんなことをいっています。
それは、徒歩10分圏内のすごく近所の人はネットを使わない。だから、結果的に遠くの人たちとインターネット上で仲良くなることが多いから。
でも例えば災害のときなど、インターネットにアクセスできない環境下で特に頼りになるのは、結局近くの人なわけで。
そういうような人と初めての出会いをする。それはオンライン上でもいいんじゃないかなっていうふうに思ったりします。
なんだかんだいって隣は何をする人ぞな現代。
いくら近所とはいっても、どんな人かもしれない人と話をするために外に出るなんてことはまあまずありません。
でもオンラインだったら、ふとしたきっかけでその人たちとマッチングすることはあるわけで。
そうやってある程度仲良くなって、「あれ、近所じゃん。じゃあ今度会いましょうか」みたいなことになれるのは、近所の方ならではの特権じゃないかなと。
「ネットで出会ってリアルで仲良くなる」は今でもあるけれど。
ネットで出会ってリアルで仲良くなるという仕組みは、今だってもちろんある。でも、オンラインにいる人が多くないので、かなり都市部に限られる。
うちの周辺は横浜とはいっても都会とは程遠い場所。
だからこそ、オンラインで出会った人が、実は近所の人だったなんてことはそうそうない。少なくとも自分には今まで一度もなかった。
もし、地域の情報がもっとオンラインにあれば。地域に関わる方法がもっとオンラインにあれば。
その可能性はグッと上がると思うんです。
もっとオンラインで地域のことを知りたい。話したい
自分は度々言うように、本職でのエンジニアではありません。技術的な話題も、ついていけるものには限度があります。
かといって地域ローカルの話題も、話せることには限度があります。
どちらのコミュニティからも、ある程度浮いてしまう存在。
だからこそ、オンラインでも気軽に繋がれる場所を探したい。どっちかというとそれは地域なんじゃないかなというふうに思っています。
だからもうちょっと、気軽に地域の話題をオンラインで話したいですね。
それは多分、地域の活性化にも一役買うと思う。
インターネットはグローバルに強いけど、ローカルにはまだ弱い
GoogleとかMetaとかTwitterとか、世界規模の企業がインターネットの中枢にいる現在。
いろいろな情報が手に入りますが、例えば三軒隣のお店の営業情報とか、地元のイベント情報とか、地元の情報って案外手に入りづらい。
もちろん何でもかんでも公開してしまえば、それはそれでトラブルに発展してしまうリスクもあります。
しかし本来なら公開してもいい情報が、実はまだ公開されてないということは結構あるんじゃないかなというふうに思っています。
そういうような情報を、ちゃんとオンライン上に公開する。
それによって地域のよさが見えて来る。地域の人との交流が増える。
そういうこともあるんじゃないんですかね。
自分がこのSIDE BEACH CITY.でやりたいと思っていることは、そういうところでもあるなというふうに最近思います。