高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

Kindle Paperwhiteを購入してました

そういえば随分報告が遅れてしまいましたが。

月頭のAmazonセールの際に、表題の通りKindle Paperwhiteを購入してました。

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

当時8000円。今の無印Kindleとだいたい同じくらいの値段ですね。

自分はそれほど本を読むわけではないですが、評判からしてPDFリーダーに便利そうだな と思っていたので。

PDFリーダーとしてのKindle

で、感想。

Kindle Paperwhiteは、なかなかPDFリーダーとして優秀。今まで使っていたSONY ReaderはWeb経由でのPDFデータ転送ができない*1のですが、こちらは予め指定したメールアドレスにPDFを送れば勝手に取り込んでくれます。処理時間も比較的早く、メールを送信してから一分以内にPaperwhiteにPDFが入る。作った資料や講演時のカンニングペーパーなどを保存するにはとても便利です。

さらに、処理速度も速い。ページ送り速度やPDFを開いてから実際に表示されるまでの速度が、SONY Readerと比較すると目に見えて速い*2。画面構成も、過去読んだ本を開きやすくなっており、悔しいですがSONY Readerと比べると圧倒的に速度が速い。普段使いのPDF格納端末はKindle Paperwhiteだけでいけそうですね。

じゃあ、SONY Readerの使いどころは・・・。

いちおう前回書いた通りSONY Readerで同期するフォルダをポメラが記事をアップロードするフォルダと同じフォルダに指定することで、ポメラで書いた原稿を即SONY Readerで読むことが出来ます。そのながれは結構便利で、とくに出先など細かい操作ができないときには役に立ちます。また、テキストファイルを開くときはSONY Readerでも速く開けますので、こういう使い方に特化した運用なら、便利かも。Kindle Paperwhiteと違ってタッチだけでページめくりすることがないので、誤操作も起こしづらいですし*3

そう考えると

  • 他者が作成したPDF資料を読むときはKindle Paperwhite
  • 講演時のスピーチメモやイベントの式次第など、テキスト資料を読むときは、SONY Reader

という使い分けになりそう。電子ペーパー端末は出来ることが少ないぶん、あまり知識のない人と共同作業をする際に渡したり、見せたりしやすく、なかなか便利です。

できれば、書籍リーダーというより、こういう用途に特化した電子ペーパー端末が出てきてくれると良いんですけどね(とくに、防水防塵や塩水耐性がついていたりすると、災害対策グッズにもいいのでは などというのはことあるごとに口にしています)。

*1:SONY ReaderはEvernoteの特定ノートブックを同期することができますが、PDFは同期できず、テキストの同期しかできないのです

*2:ふらっとステーション・とつかのわくわくだよりを開いてみたところ、Kindle Paperwhiteは1秒以内にページがめくれるのですが、SONY Readerはページめくりに10秒以上もかかる

*3:SONY Readerはハードウェアボタンか画面のフリックでページめくりをするのに対し、Kindle Paperwhiteは、画面左下、右下部分をタッチすることでページめくりする