高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

「ふつう」という言葉

30日目は「ふつう」という言葉について。

自分は最近、「ふつう」という言葉を使わないようにしています。ブログで記述を避けてるのはもちろんですが、言葉としてもなるべく、ふつうという言葉は避けています。

なぜかというと、いままでいろいろな人に会ったり、話を聞いてきたりして、万人に共通な「普通」という概念はほとんどないのではないか と思ったので。

たとえば、特定の分野においては常識と思われていること

たとえば、特定の分野や職種においては常識と思われていること。特に同じ分野でばかり仕事をしていたり、同じようなタイプの人と話してばかりいると、それがそんなに知られていなかったり、世間では非常識だったりするということに、気付かないということもあったりする。そういう人が「普通は○○だろう」とか言うのを、沢山見てきました。

世代によって常識は変わる

世代によっても常識は変わります。世代であったり、性別であったり、多くの要素によって常識は変わる。食事や生活に関するごく基本的なことであっても、本当にみんなが知っているとは限らない。これを常識として話していて上手く会話が成立しなかったり、思わぬトラブルに発展してしまうこともある。

やっぱり、「ふつう」なんてない

だから、自分は万人にとって常識と言えるもの、「ふつう」と表現できるものはない と思っています。強いて言うなら各駅停車の電車ぐらいか。だから他人と話すときに常識とか、普通の概念とかを持ち出すと、トラブルの元になるんじゃないか。

ということで、自分は「ふつう」という言葉を電車以外で使わないようにしています と言う話しでした。