2015年10月24日(土)、25日(日)は、母校情報科学専門学校の学園祭に行ってきました。
今回もメインは技術系の展示を。自立歩行型のロボットやMESHという簡易的なプログラミングブロックの紹介展示、Arduinoを使った水やりシステムなどの展示がありました。
その他、Oculus VRやMOVERIOのデモ展示など。いずれも去年もあったものでしたがいろいろあって楽しかったです。SIDE BEACH CITY.から志田さん、中村さんにも来て頂いていましたが、お二人とも楽しんでいらっしゃったようです。
ただ、せっかくOculusもMOVERIOもあるんだし、もうちょっと情報科学専門学校独自のコンテンツを見てみたかったなあ という気も。
また、おととし行われていたバイナリかるた等のような、良い意味で変態的なイベントがなかったのは、ちょっと寂しかったかな*1。
卒業生交流会
また、今回からのイベントで、卒業生交流会も行われました。
名前を聞かれて当たり前のように「高見知英」名義で名前を書いてしまいましたが、そういえば学校だと本名のほうがなじみあるケースも多いし、本名で書いた方が良かったか*2。
今回は立食パーティー形式で、卒業生間の対話のイベント。卒業生の他在校生の人も来て、就活などの話しも含めていろんな話をしました。自分も校友会の幹事として卒業後少し関わっていたこともあり、こういう形のイベントができたというのはとても嬉しい。
自分は在校生向けに話せることと言っても、一つ目の会社を辞めてそれっきりフリーランスっぽいことをやっているので何も言えることはありませんでしたが、とりあえず「社外の繋がりを作ること」という話しだけはしておきました。
TwitterやFacebook、各種IT系コミュニティイベントなどだと、社外でさまざまな情報交換を行い、知識収集する人など、当たり前のように見かけますが、残念ながらそこまでできるエンジニアは、そんなに多くないように思います(実際自分も、前職の職場や、フリーランスで関わった職場ではそういう人はほとんど見かけません)。そうやって社内の繋がりだけで技術を学んだり、新しい技術を考えたりすると、どうしても考えが偏ってしまいます。だからこそ、なるべく外部に繋がりをつくってほしい。
特に会社に入ってからしばらくはいろいろと覚えることも多く、社外の繋がりを作ることまで気が回らないことも多い(自分も実際、卒業直前にMicrosoft Student DayやMozilla Firefox Developers Summit, Borland Developers Summitなどあちこちのコミュニティベースイベントに顔を出しておきながら、卒業後はじめてITコミュニティに参加したのは、入社2,3年後のわんくま同盟勉強会だったと記憶しています)。だからこそ卒業前にできるだけ社外(この場合、学校外)の繋がりをつくって欲しい という話をしてきました。
あとは、個人用の名刺を作ることかな。特に会社の名刺の場合、本人の本名はわかりますが、個人用のメールアドレスや常用している名前、TwitterやFacebookなどのアカウント名はわかりません。だからこそ、社外の場所に出るならば、それ以外の個人用名刺を作って欲しいくらいですね(自分も、専門学校2年生くらいから個人用名刺を持って歩いていたと記憶しています)。
わたしの場合、そんなに人に教えられるような、誇れるような仕事をしているわけではないですが、参考になればいいなと思いました。
そして来年こそ、胸を張ってこういうことを語れる人になれれば良いな と。