高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

da Vinciセカンドインプレッション

先日から戸塚で販売を始めたわけですが、その後も3Dプリンターによる制作を続けています。今のところこれというあたらしいものは作れていませんが。

とりあえず、いままでやってみて発見したことを、メモ書き程度に。

プリント素材

da Vinciでは、専用のフィラメント(インク)しか使えません。Amazonに売っていますので多めに買っておくと吉。

そういえばこれ、リサイクルとかどうすれば良いのかな。

彩色

ラジコン用のスプレー材がよいのでは とのこと(未検証)。アクリル絵の具でも彩色できるそうですが、検索したところ印刷物の耐久力が下がってしまうらしいので注意。

気軽に色づけするのであれば、ダマートグラフペンシルなどが使えそう。文具屋にも売っています。

印刷準備

印刷の時にはちゃんとプラットフォーム(プリント物が作成される場所)には糊を塗っておきましょう。印刷物が剥がれなくなります。

同梱の糊がなくなったら、市販のスティック糊を使います。
たぶん何でも良いとは思いますが、とりあえず試してみたらコレが良かった。

トンボ シワなしピット アートT PT?TAS

トンボ シワなしピット アートT PT?TAS

塗りムラ

糊の塗りムラがあると、印刷物の底がボコボコになります(糊が固まった部分は印刷できないため)。渇いて固くなった糊などを使うと起こりやすくなりますので、固くなった糊はあまり使わないようにしましょう。

薄さ

da Vinciの場合、印刷品質を「最高」に設定すると、0.1mm単位の精度で印刷が出来ます。やってみた感じ、0.5mmくらいであれば実用に足るくらいの厚みで印刷できるようです(ただし、0.5mmの部分は底が透けるくらい薄くなります)

やすり

ABS樹脂の作成物は、そんなに固くないので、プラモデル用のやすりで削ることが出来ます。
特に組み立てが必要なものを印刷するときは、寸法どおりに印刷できるとは限らないため、やすりが必須です。
自分が買ったのはコレ。いまのところ不満なく使えていますが、作るものの種類によって変えると良いかもしれない。

クラフト5本組ヤスリ (H-14)

クラフト5本組ヤスリ (H-14)

Tinkercadで日本語を使う

いまのところ自分が使用しているのは、TinkercadというCADツール。オンライン上で簡単にモデリングが出来、STLファイルをダウンロード出来ます。

ただし、このツール、英語圏のツールなので日本語が使えません。それでも日本語が使いたい場合は、Inkscapeなどを使いSVG形式のデータを作りましょう。

Inkscape上で作成した文字列データはそのままだとTinkercadでは読み込めませんが、Inkscapeの「パス>オブジェクトをパスへ」メニューよりパスに変換した文字列は、TinkercadのImportにより読み込むことが出来ます。


とりあえず今のところ気付いたのはそんな感じか。また何かあれば書いていこうと思います。