さて、先日から作成していたのですが、ITコミュニティイベント――いわゆる勉強会についてのエントリ類をQiitaに作成しました。
- IT勉強会運営について(スケジューリング編) - Qiita [キータ]
- IT勉強会運営について(配信編) - Qiita [キータ]
- IT勉強会運営について(録画編集編) - Qiita [キータ]
- IT勉強会運営について(通信回線編) - Qiita [キータ]
- IT勉強会運営について(司会編) - Qiita [キータ]
はてなブログでなくQiitaに投稿したのは、ストック機能があるためです。
運営体制に変更があった時にはストックしている人に通知が行くようにしてこのエントリを編集できますので、Qiitaにしました。ということで、今後運営体制については上記エントリを基本にやっていこうと思います。
いちおう、横須賀支部やスマートフォン懇親会、そして今後企画している別のイベントは基本的にこの記事にあるとおり運営を行っています。何か変更があれば、あのエントリを直接編集していきますので、ご確認ください。
勉強会運営って・・・。
執筆動機は、この辺の情報を公開している団体って、あんまりないなあ ということ。Ustreamをやっている勉強会コミュニティなど星の数ほどあると思うのですが、そういうコミュニティがこのような情報を公開しているケースをあまり見かけない。
とくにこのような配信手順については地域やスタッフの事情によってかなり変わると思いますので、もっといろんなところで公開されてればいいなと思うのですが。
結果、先日行った日本Androidの会本会の定例会でも、情報共有の不足からあまり配信が上手くいきませんでした。自分自身事前の意思共有が不足していたなー とも思うのですが、もうちょっと誰もが読める場所にある程度情報が必要だな と思い、今回の記事を作成しました。
運営の体制はどんどん変えていかないと
元記事については、ときどき見直し・修正していこうと思います。通信回線については元記事にあるとおりすでに契約不可能なものばかりですし、もっと使いやすい回線があるかもしれません。それがあったら逐一そちらに変えていこうと思います。
とくに、非営利ベースの団体だと、活動に割ける稼働も少ないためもあり、改善の意識が働きづらい*1。
だからこそ率先して運営体制の改善については考えていかないとなあ と思います。
すべてを非営利でやることの問題
スマートフォン懇親会についてはただの交流会なのでいいのですが、日本Androidの会横須賀支部のような場所は、全てを非営利でやるのは良くないんだろうなあ と思っています。
先にも書いたとおり、非営利ベースで何かをやると、改善の意思が働きづらい。
とくにスタッフが多くなって先輩・後輩の関係が出来たりすると、どうしても昔からあったおかしな習慣を後輩が直すのって、難しいなと思います。まあ、自分が言わないだけなのかなとも思いますが。
その他にも、設備だったり回線の維持費だったりで結構お金はかかってるはず。「趣味の一環だからお金はかかるよ普通」とも言えるのでしょうが、不特定多数の人を呼んだりするあたりで、そろそろ趣味の一環とは言えなくなってくるんじゃないかなあ。参加者みんな友達のような小規模コミュニティだったら、それでも良いのかもしれませんが。
それの代表的な例がコミケだと思ってます。
あれだけの大規模イベントですが、基本的に主催やスタッフはボランティア。たしかにスタッフは達成感などの「お金ではない利益」を得てはいるのですが、それにしてはちょっとコストがかかりすぎなのかな と。事業化すべきもの というか。
IT勉強会は、趣味と事業化すべきもののちょうど境界線にあるようなものだと思います。ちょっと「趣味の範疇」からは逸脱しているような気がします。
だからといって有償イベントにすべきとかいうのとはちょっと違う気がします。参加費を取ったりすると参加者層が変わるとは言いますし、必要経費以上の参加費を取ってしまうと、個人的にはイベントが真剣勝負になってしまう という感覚もあります*2。
じゃあどうすればいいか?自分はまだ答えを出せていませんが、勉強会をやっていく以上は、考えていかないといけないんじゃないかな と。
かねてから、自分は地域活動が無償で行われていることについて言及していますが、それはITコミュニティなども一緒なんじゃないかな と。「本業の稼ぎが良いから(実際に良いかどうかは別にして)続けられるんです」じゃ、結局同じですよね?