高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。なんだかんだいって定職にもつかぬまま年を越してしまいました。今年こそ本気出す。
まあ、冗談抜きで早いところどうにかしませんとね。と、言って解決するのなら問題ありませんが。

お正月やったこと

12月30日に歩いて一時間(バスで20分弱)程度の実家に帰って、例年の磯子七福神巡りなどをしております(3日現在、現在進行形)。今年は両親の伊豆旅行について行っていたりします。まあ、この辺は気が向けば帰った後にでも。

Windows Phoneプログラミング

今年のお正月は、Windows Phoneプログラミングに手を出しておりました。せっかくなのでトライアスロンにも応募予定です。他いろいろありますので、2種目目、3種目目のアプリが作れるかどうか自信がありませんが。いつまでも現状の作業でアップアップしてると他の仕事もできませんので。

Windows Phoneプログラミングファーストインプレッション

最近デスクトップも含めてC#とはご無沙汰だったので、ひさびさにC#をさわりました。久々にさわったC#はやっぱり書きやすいし、見やすいですね。AndroidアプリもC#で書きたかった(けど、Monoは高いし…)。

そして、Windows Phoneプログラミング環境もやっぱり良くできてます。
ものにもよりますが目的を達成するコードはAndroidに比べて書きやすい。いちいちレイアウトからActivity#findViewByIdみたいなめんどくさいことをせずIDEが生成したinternal変数で直接ビューオブジェクトにアクセスできたり、リソース文字列も直接定数として使えるし。さすが後発だなと思いました。まあ、その代わり、アプリから出来ることもかなり制限がありますけどね。「プリインアプリがやってるんだもの、きっとできるよ」と思うと、大半のことが出来なかったりする(まあ、かくいうAndroidも一般アプリで出来ないことは少なくはないのですが)

ただ、もともと端末ごとの環境差異がほとんどない体で作られているWindows Phoneは、Androidとくらべてエミュレータの機能はかなり弱い。
重いとはいえAndroidの(Googleサービス以外)ほぼすべての機能を確認でき、端末カメラにWebカメラを割り当てたり電話着信競合など様々な競合を気軽に試せるAndroidの仮想デバイスとくらべて、Windows Phoneのエミュレータは端末カメラのエミュレーションができない(PCのWebカメラ映像を表示する裏技もあるにはあるそうですが)し、ピクチャーハブやMusic&VideoハブなどWindows Phoneアプリから連携可能な様々なハブも使えないなどと、機能的にはけっこう弱いです。この辺はさすがそこそこ歴史あるAndroidといったところかもしれません。

まあ、たぶん続けると思う。

一目見て「あ、この環境でプログラムが作りたい」という直感があった通り、プログラミングは続けると思います。まあ、一般アプリから出来ることはAndroidほど大きくないので、ネタが続くかどうかはわかりませんが。
あと、C#で他のジャンルのアプリも作りたいですね。Windowsストアアプリでも、デスクトップアプリでも。そのためにはそろそろ新しいVisual Studioを考えないといけないのでしょうか・・・。

ものを作るということ

ところで3日昼にこんな会話もありました。



まあ、そのちょっと前に


というpostをされてるのを見て話しかけたんですが、最近、ものを使うで満足してる人は確かに多いなあ と。ものづくり寺子屋やOtOMOまわりでそういうのを嘆いている人は、見たことがある。

「ものを作る」という行為は楽しいし、結果自分に使いやすいものを作ったり、不便を解消したりできる。それはとっても楽しいな って、そう思います。ものが増えて「創作の余地がなくなった」という声もありますが、まったくそんなことはない。それはアプリ開発においても、町遊び、家遊びについても同じこと。

ただ創作にはそれ相応の労力もかかるわけで、そこまでしなくてもそれなりに楽しいものはたくさんある。だからこそ目前の遊具で満足する人は確かに多いんだろうなあ、と思います。別に、全てに一生懸命になってたら疲れてしまうので、力を入れない分野があるのは構わないのですが・・・。

先の会話では「ベストな幸福よりベターな幸福をとった結果」といいましたが、そんな感じなのかなぁと。

自分にとってのベストを作りたい


プログラミングを始めたのは、ここにあるとおり「自分にとってベストなものを作りたい」から。
DTMやゲーム制作(あまり話題にはしないですが中高生の頃コンシューマ機用RPGツクールでやってた)は「自分では(自分にとっても)ベストなものを作れない」と思ったから辞めたのだし、コミュニティ活動を続けるのは「自分にとってベストな交遊の場を作りたいから」です。

プログラミングは目的でなく手段


プログラミングの課程や、コーディングがたまらなく好きだという人はいます。それはわたしもわかる。
ただわたしはそうではなくて、あくまで成果物が使えることがメイン。実装やテスト手法、バグつぶしの方法を考える行程も嫌いではないですが、最後にいいものができるからこそやってる。
自分で考え、作り上げたものを、自分の手で使える。これほどうれしいことは、やはりないな と思います。これがわたしがこのアプリが飽和した環境下でもプログラミングをやる理由。

ベストな場を作りたい

コミュニティについても、東京や横浜市街地に行けばITコミュニティにはいけるし、港南台あたりまで行けば地域コミュニティにも話ができる。でも、移動に時間がかかるとか、プログラミングで目指すものがわたしと違うなど、いろいろな面でわたしにとっては「ベターでありベストではない」場所でした。
だからこそ労力がかかっても、「自分にとってのベストな場所」を作るために、地元でこうやって活動をし、自分が携われるコミュニティを作ったりしてる。
これが、わたしがコミュニティ活動を続ける理由です。

でも、もっと楽にはできるはず

そしてプログラミングも、コミュニティ活動も、もっと楽をしておいしいところだけ持って行く方法はいくらでもあるはず。
プログラミングならAppInventorのようなオブジェクトベースのビジュアルプログラミング環境がもっと高機能かつ汎用的にすることや、もっといろんな情報が手に入りやすくすることですし、コミュニティ活動においてはコミュニティが作りやすい風潮を作り上げることや、ノウハウをもっと公開することです。最終的にはやはり、そこまでいきたいな。

三本柱

というわけで、わたしにとっての大きな目標は、その三つです。そのためにわたしはまだまだ活動を続けていきたい。
ただ、やはりそのためには先立つものが必要なことが多い。その辺の金策も検討していかなければ。

まだまだ先は長く、今年中にできることとは思えませんが、ひとまず今年の抱負もかねてブログ記事としました。

というわけで、今年もよろしくお願いいたします。