高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

活発な高齢者?

9月17日(火)に、港南区コラボレーションフォーラム実行委員会に参加。これは毎年行われている港南区の街のアドバイザーのイベントで、去年から地域に住むアドバイザー以外の人も対象とした交流イベントとのこと。今年からは自分のような街のアドバイザーの人も巻き込んで実行委員会をやっていきたいということらしい。

メンバーは、比較的・・・というか、いつも通り、年代高め。特に街のアドバイザー側の人は自分以外50代は越えていたかなあ。


今回は当日のテーマや会場、対象者を決めました。出来れば自分の意見も通したかったものの、そこは多勢に無勢ですね、対象は比較的高齢者が中心。いちおう外部にも周知はするということですが、それもいちおう定年退職後の人たちを対象に とのことです(「高齢者向け」を前面に出すと人が来なくなるので、あくまで雰囲気だけと言うことだそうですが)。

なんでも、「高齢者は結構活発に動いてくれる人が多い」から、無難に高齢者向けにだとか。自分のコミュニティだととにかく若い人を中心に展開していく方針なので、あまりこのイベントに肩入れしていても、仕方ないかもなあ。

それでも徐々に減る参画者

そんな「高齢者中心」のコミュニティも、徐々に難しくなっていっている様子。「新しい人が入ってこない」という言葉を口々に聞く。よそのイベントでも大体こういう言葉を聞くし、どこのコミュニティもやはり変わらないなあ。

それにしても、これから定年もどんどん遅くなるし、定年後の人たち向けの職場も徐々に出来つつある。生活に十分な年金が得られるかどうかも怪しくなる。そんな環境で実入りのないボランティア活動など、やろうという人が果たしているのだろうか?よしんばやりたい人が居たとして、やれるほど余裕のある人がどれだけ居るだろう。

小金持ちの道楽

たぶん参加した人たちにとっては(おそらく司会進行役の人たちにとっても)自覚がないのでしょうが、こういうボランティアみたいな活動は、小金持ちの道楽になってしまっているんだろうなあ。年金なり旦那さんの仕事なりで生活が安定している人ならともかく、そうでない人はこういう活動には行ってこられない。それを自覚している人は、この中にいるのかなあ。


ボランティアを「小金持ちの道楽」にしないためにはどうすればいいか。今まで全くの無償でやってしまっているものをいきなり有償化するのは、たぶん難しい。じゃあ、どうすればいいだろう。
地域活動にもっと絡むにあたり、考えないといけないだろうな。