高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

NPO法人シャーロックホームズ訪問

水曜日はNPO法人シャーロックホームズを訪問してきました。もともとTwitterでエデュ研のいわもとさんとこちらの方が話しているのを見かけて、ひょっとしたらものづくり寺子屋のプラスになるお話が出来るかなと思って。


NPO法人シャーロックホームズは、未就学児から小中学生・大学生に向けた居場所提供と、情報提供を行う団体。
今回はシャーロックホームズの活動について、このほかに同種の活動をやっている団体の紹介をしてもらいました。また、こちらからはものづくり寺子屋やその他横浜でのコミュニティ活動として考えていることなどのお話をしました。

横浜での活動とは

自分は毎回その場で思っていることを話してしまい、結構ネット上で書いてもいないことを話し出すことが多いのですが、大まかに以下のような話です。

  • 町のアドバイザー(各区民センターが行っている、「○○について講義を受けたい」という区民のリクエストに、登録アドバイザーの人を紹介する制度)
  • ものづくり寺子屋のための講師演習もかねて、ものづくり寺子屋以外でも勉強会/ワークショップをしたい
  • 東京でやっているような、LTイベント、30分スピーチイベントなどを行いたい
  • そのほか最近興味があること
    • デジタルネイティブ時代のITリテラシー教育について
      • 「規制」ではなく「うまく使っていく」道を探せないか(強い規制はほころびが見えたときの危険度を増すだけ、ほころびのない規制を作るのは困難)

実際こちらにも、「子供がITにたくさん触れていくのに対して、ついていけていない大人の教育」という考えはあるらしい。わたしもそういう点で関わっていけるところはあるのかもしれない。

ITコミュニティと地域コミュニティとのつながり

先に書いたとおり、ここ以外の地域コミュニティの話をいくつか聞いた。こことつながっていくことで、もっと横浜の地域コミュニティと強くつながっていくことも出来るかもしれない。
以前から考えていましたが、わたしがよく行っているようなITコミュニティは、あまりIT以外の地域コミュニティとの連絡がないような気がする。だからこそ、こういうコミュニティとつながっていくことで、新しいコミュニティを作っていけるかもしれない。

意外な「プログラミングに対するニーズ」

今回プログラミングに関する勉強会の話をさせてもらったところ、意外なことにここにもプログラミングのニーズのようなものはあった。
以前、iPhoneでプログラミングをやっている人に、自作アプリケーションを見せてもらい、これから子供の教育に役に立つものを作れたら楽しいだろうなあ と思っていたそうです。
このへんについては、プログラミングの基礎勉強会のエントリで書いた、もかさんのやりたいことと多少関わるところがあると思います。
プログラミングの裾野が広がり、自作プログラムが走る環境も増えてきた今、それに触る人も増えていく。仕事でやってる人やPCマニア以外でも、プログラミングをすることになる日は、きっとくると思います。
最近はPCの売れ行きが不振とのことですが、今後とも開発のためのPCというのは必要になるんだろうなあと思います。
もちろんそのためにはプログラミング言語がもっとシンプルになっていく必要もあるとは思いますし、ひょっとしたらモバイルである程度完結するプログラム開発環境も出てくるかもしれませんね。