高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

コミュニティイベントの個人負担について

ここ最近、コミュニティの運営で「個人負担は避けましょう」といった感じの言葉をよく聞きます。
ここでいう「個人負担」とはもちろん設備投資(マルチタップなど)になるのですが、個人的にはちょっとやだなあと思ってます。

わたしは、コミュニティにおいて、金銭的負担は最低限にすべきだと思います。
とはいえ、それでもかかるものはかかる。プロジェクタ・スピーカー・ステレオミキサー・マイク・UStream配信専用PC どれも一般家庭にそうそう転がってるようなものではありませんし、買う必要はあると思う。
コミュニティにおいて、このような一度払いの出費はかまわないと思っています。支払ったぶんの繋がりや知識が身に付くのであればいっこうに構わない。むしろそこでけちるべきじゃないと思います。

本当に控えるべきは、例えば回線費や会場費などといった、回を重ねるごとに継続的にかかるような出費。それだけ出費が抑えられば、それで十分だと思うのです。

まあ、ともあれ個人の負担が少ないに越したことはない。でも「だれかが負担しなきゃ話は始まらない」んじゃないかなと思います。それをみんなが避けようとしては、いつまでたってもイベントは開けない。
それに、負担という意味では、会場を借りるための下見・交渉なども、お金はかからないかもしれませんが、立派に「負担」です(そのために交通費が発生している という意味では金銭的な負担だってあるでしょう)。お金の負担にばっかり「あまり個人負担は…」といっておいて、それ以外の労力はいとわない というのもなんかちがうなあと。


収入のない学生が無理して「わたしが買い集めます!」とかいうのならともかく、他人が自分で稼いだお金で設備をかき集めるのをとがめる必要はないんじゃないかなあ と。とくにわたしなんかはこうやってイベントを開きたいから ということで買い集めた、いわば趣味のアイテムなわけですし。