高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

MODx

実は、現在おんぷ村を再構築中。来月末にはちゃんと公開できる形になることを目指して、ぼちぼちと進めています。
今回はCMSMODxを使用。10月のオープンソースカンファレンスで見てきたCMS、どれにしようか迷っていたのですが、今回はやりたいことがだいたい出来そうなMODxにしました。
MODxは、他でもいわれているようにCMS内部でハードコードされたHTMLがほとんどなく、結構好きにHTMLを手書きできるのが特徴。そのぶんHTMLコーディングの大変さからは解放されませんが、そのぶん小回りはきくので、CMSの管理機能だけ欲しい今なら割とぴったりの用途かもしれませんね。


とりあえず、下記サイトなどを参考にしつつ、トップページを作成中。いままでHTMLでやってたことをそのままCMSの入力画面に書けばいいだけなので、比較的楽な移行が行えます。

いまのところこれは詰まった というところはないので、このままぼちぼち進めていきたいですね。


ただ、難点というか、このCMS、本当にHTMLコーディングそのものなんですよね。
JavaScript製のリッチテキストエディタプラグインが付属でついてますが、それを使うとプラグインを使ったサイト作りが全く出来なくなってしまうので、結局ほとんどただのテキストエリアで書くことになる。

とりあえずEdit Areaというプラグインを使えばテキストエリアが多少は使いやすくなりますが、標準リッチテキストエディタでできる、画像のURLを貼り付けたり、その場で画像リソースをアップロードみたいなことができないので、それなりに面倒になります。
あとは基本、編集→保存→サイトで確認 という流れはHTMLと同じなので、家でHTML作成用にチューニングされたエディタを使って書くよりは手間が増えるかもしれない。しっかり家で下書きを作って、それをCMSに適合させる感じで使うのがベストな使い方なのかもしれませんね。

参考URL

ちなみに、このプラグインのインストールにはもっと楽な方法があります。
MODxのルートディレクトリに、配布アーカイブのinstallディレクトリを配置(ちょうどMODxが未インストールの状態と同じ状態)し、そのURLにアクセスすればよい。MODxのインストール時と同じような画面が出て簡単にインストールできます(ただし、installディレクトリの自動削除までは行ってくれなかった模様)。