高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

OSを作る という意志

最初にそういったOSのない状況を経験したという経緯もあって、しばらくすると自分もLinuxのようなOSを作りたい、という意識が強くなっていったんです。そのために、C言語を勉強し始めました。

現役中学生「厨房IT」の、OS開発に明け暮れた夏休み − @IT自分戦略研究所

世の中には本当にすごい人がいるなあ。年齢とかそういうのは関係なく、OSを作ろうという人を見るとなんかすごいことをやってるな と思う。


こういう人の記事を見ていると、本当にわたしは凡人なんだなあ と思います。
欲しいものがあればソフトは作るけど、それ以上のことはたぶんしないでしょう、たぶん彼のように「OSを作ろう」みたいなでかいことを思うことはないんだろうなぁ。まあ、だからこそただ「すごい」という言葉しか出てこないのかもしれませんが。

でも、なんというかセンスの面で、太刀打ちのできないような何かを感じる。これが学生の時にプログラミング&コミュニティに目覚めた人とそうでない人の違いなのかな・・・。

年齢の枠に囲うこと

こういうのを見ると、年齢という枠でものを考えるのは、本当に無駄なんだろうなと感じます。未成年だから、未成年じゃないから/学生だから 学生じゃないから そういう枠で人を見ることはできない。
――というかたぶん、そうやって見ると損をするんじゃないか。すごい人はほんとうに、どんな立場 どんな職種の人であってもいるものだなと思う。
もちろん、学生かそうでないか、金銭面とか時間面とかの違いはある。だからこそ、それをそれを埋められるように応援していきたいなあ なんて思います。

きっとほかにも・・・

いるんでしょうね、こういう学生さん。
OSを作るなんてでっかいことに挑戦しようとしてるから今回記事に上ったものの、そうでない、わたしと同じ程度のレベルでソフトを作ってる人なら、学生でもいっぱいいるんだろうな。
横浜にもいるのかな。プログラマーズホリデーだったり、磯子クリエイティブチームだったりで一緒に活動できたら・・・ と思うと、わくわくします。

あれ・・・会社員・・・は?

単純にアンテナをそっちに張れてないだけなのだとは思いますが、そういえば最近、大人の活躍というものを見ていない。コミュニティ――というか、勉強会の活動はちょこちょこ見ますが、それ以外に大人の活躍の話題を最近聞かないなあ。
時間的リソースというのはお金より大きいものだから、学生の方が成長しやすい のはわかるんですが。


応援してばっかりもいいけど、そのうちわたしたちも追い抜かされちゃいますね(あるいは、もう追い抜かされてるのかも?)。うかうかしてられないなあ。

企業面では、どうなんだろう?

読者の中には現在、IT業界を目指して就職活動中の方が多いのではないかと思います。その中には、面接試験のときに、

  • これまでで最も打ち込んだことは何ですか? また、そこから何を得ましたか?
  • これまでで最もつらかったことは何ですか? また、それをどう克服しましたか?


という質問をされた、という方がいると思います。

現役中学生「厨房IT」の、OS開発に明け暮れた夏休み − @IT自分戦略研究所

そういえば、企業って、こういう――自分でOS作ったりするような強い志を持った人と、どうやって仕事をしていくんだろう?
わたしのそばにそういう人はいないのでわからないですが、ちゃんと企業側にこういう人を受け入れる口はあるのでしょうか。
まあ、わたしも自分の会社くらいしか会社を知らないので何ともいえませんけど。


彼らみたいな、いわゆるスタープログラマが、不遇な扱いを受けるようなことには、なってほしくないですね。