高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

ナイフとWinny

Hiekichiの覚書 むちゃくちゃ不便になったよ
正直この事件自体、最初はあまり気に留めてなかったのですが――。
先生が携帯に小さな十徳ナイフ*1のようなものをくっつけているのはわたしも知っていますが、あれでもいちゃもんをつければ逮捕できるのかと思うと、本当にびっくりです。そう思うとこの事件もかなり身近に感じられますね。
――と、ここでふと思ったのが、Winnyの存在。Winnyによる情報漏洩が強調されたせいでP2Pについて異常に過敏になってる企業などは多いと思いますが、この構図、なんとなく銃刀法違反に似てるなあ…と思ったんです。なぜか散歩の帰り道で。
両者に共通しているのは、不必要に過敏になりすぎているということ。
P2P自体はノードの関係を対等にしたというだけのもので、別にだからといって危険かということはない、C/Sだってサーバとクライアントが共謀さえすれば(あるいは、サーバ側の監視が緩ければ)いくらでも情報の横流しは出来るし、脆弱性があればP2PだろうがC/Sだろうが大惨事はいくらだって起こりえます。
刃物の件だって、いくらなんでも過剰すぎです。それより長くても(この間の仮面ライダーじゃありませんが)人が喜ぶような使い方は出来るし、それより短くても人を傷つけようとしたら傷つけられる。
これらの可能性まで規制することは可能でしょうか?そんなことしたら、きりがないんじゃないですかねえ。もちろん、だからといって「こんな法律要らない」とか、「こんな規則要らない」という気はありませんが、このままでいいのかなあ という感じです。

*1:ごめんね、死語で