高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

PHP7月号

読了。
わたしがPHPなんて言うと、Hypertext PreprocessorのPHPに決まっていそうですが、そうではなく本の方のPHPです。
学校帰り等に見かけたときから何となく気になっていたので、ふと購入してみました。実は6月号も持ってますがそれはこれから読むという不思議な状態(^_^;


さて、今回は「好感が持てる人、品を感じる人」と題して著名人との対談が数件載っていました。いろいろな意見と出会えて、こう言うのもたまには良いな と思いました。
ただ、多くの意見が「自分が我慢する」というのをベースに書かれているというのがちょっと引っかかります。
まあ、人間社会生きていく以上、たしかになんらかの我慢をしなければいけないケースって多いだろうなと思いますけど、それを我慢と考えるとまたストレスの元になったりして、良いことないんじゃないかなーっと。

欲望に正直に

わたしは、これで行こうと思ってます。
人間の欲望なんてもとより果てのないもの、抑えようとしたって無理、ある程度は欲望をむき出しにしていても良いんじゃないかな と。
でも、欲望を満たそうとするときにはよく考えなくてはいけない。
その欲望を満たした場合、将来も含めて自分は総合的に「満たされる」のかな?と。これから先も考えて最終的に自分が「満たされる」欲望なら、積極的に満たそうとしていって良いんじゃないでしょうか?

たとえば犯罪のようなことは、現在は仮に満たされたとしても、将来的には警察に捕まるとか、思い出すだけでぞっとする嫌な思い出が出来てしまうとかで、結局のところ「満たされない」のが予想できる。
そんな大事ではなく、誰かに嫌な思いをさせてしまったとしても、後で思い出して自分の頭をもたげるようなことになるのなら、結局「満たされない」のでやらないほうがいい。

今と将来、すべて合計して、最終的によかったと思えるような欲望なら、いくらでも果たすべきだと思いますし、目的を果たすためにちょっとくらい強引になっても良いんじゃないかと思います。
ただ、今は今この瞬間だけですが、将来は何回あるか分からない。今はどうあれ将来的に「満たされない」ことは、今「満たされない」ことの何倍も嫌な思い出になりますからね、それを考えれば、結局バランスが取れてくるんじゃないかと思う。わたしは、そんな感じで考えてます。

「やっちゃいけない」と考えるより、「できるけどやらない」って考えた方が、いざというときよほど自分を抑止しやすい。結局いくら頑張ったって人間はどこかでは一人なんですから、むやみに他人のことばっかり気にするんだったら、自分の思いを大切にしたほうがいいですよ と。
そうはいっても、今はそういう想像が出来てない人が多いのかもしれませんけどね。
何かやりたいなと思ったときは、今後を見通して自分が「あれをやっておいてよかった」と思えるのかどうか、少しでも考えてみると良いんじゃないかな と。
わたしなんかはとっさの判断が出来るほど賢くないので、とりあえずこの先ありそうで判断がつきづらそうなことはいくつか、自分の中でシミュレーションしておくことにしてますが(そういう風に考えると、毎日が例外だらけ ということになるのですが)。


と、ちょっと長くなりましたが、これがわたしがこの本を読んだ感想です。自分のことをよーく考えれば、きっと周りの人のこととリンクしてきますから、結局悪いことや、失礼なことをするわけにはいかなくなる。
だから本に書かれていた著名人の人たちのコメントのように、むりに欲望だとか、やりたいことを抑える必要はない。でもよく考えて、そのことは本当に自分を満たす結果になるの?と。