昨日はVisualStudio2005を使用。PDAの.NET Compact Framework2.0を使用したアプリを作ります。いろいろあって迷走気味でしたが、やっと少しは元のペースを取り戻せてきた気がします。
.NET Compact Framework2.0の変更点といえば、特に思いつくのは、.NET Framework1.1ではつかえてCompact Framework1.0ではつかえなかったプロパティ、メソッドの復活、Dock, Anchorプロパティがつかえるようになったことなど。今までエラーになっていたようなコードもすんなり通るようになり、結構.NET Frameworkと同じような感覚でさわることができるようになりました。これならWindows用のプロジェクトにこっちで手をつけることも、可能かもしれませんねえ。
もちろん、新しいコンポーネントも大量追加です
- ハードウェアボタン操作を取得する(?) HardwareButton
- ポップアップ通知を表示できるようにする Notification
- Pocket Wordなどのと同じダイアログを実現可能 DocumentList
- Pocket IEを組み込む WebBrowser
など。まだ使ったことはないものばっかりですが。
.NET Frameworkからは
- TrackBar
- MonthCalendar
- DateTimePicker
- Splitter
- LinkLabel
などのコンポーネントがつかえるようになりました。これで日誌のようなアプリケーションも比較的楽に作れるようになったことでしょう。
実機との接続はまだだったりしますが、これなら割と簡単にソフト開発もできそうですね。
そういえば、プロジェクトのテンプレートリストを見ると、どうやら.NET Compact Framework1.0やC++を使った(eVCと同等?)のアプリケーションも作れるようです。いちおうVisualStudio2003やeVC4.0もインストールしてありますが…不要かもしれませんね(.NET Framework1.1なWindowsアプリケーションは、今まで通りSharpDevelopで事足りるし)。