高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

里見八犬伝

今日・昨日とやっていた、TBSの特別番組、里見八犬伝。聞いた話だと、原作である「南総里見八犬伝」とはかなり違うお話らしい?ですが…。
テレビ東京の新春時代劇などと違って、二日に分けてやってくれるというのがうれしい限りです。テレビ東京の特別時代劇などは、10時間連続とか長時間やりますからねえ…。最近の同時録画可能なテレビなどなら、それでも問題ないんでしょうけど…(^_^;)
さて、そんなことは良いとして。ストーリーは、やはりRPGなどを連想させます。旅の途中で不思議な人と出会ったり、目的地のはずだった場所でトラブルに巻き込まれたり、「RPGの映像化」と言っても通りそうな展開ですね。炎や風を操る人もいますし(^_^;)

ほか、すごかったのは立ち回りですね、敵も味方も結構素早い人が多く、殺陣となると剣と剣が何度もぶつかり合います。その様は見ていてとても気持ちよかったですね。中にはワイアーアクションを交えたものもありましたが、ダイナミックで無駄がない、きれいでした。とにかく戦闘シーンはとても良くできているな と思いました。
あと、予告番組で「CGに自信有り」と言っていたとおり、かなりCGが多用されていますねえ。一番気に入ったのは、宝剣「村雨」の水しぶき。池を平手でかすめたみたいにきれいにしぶきが出てきます、ああいうの好きだなあ。
ほか、最後には竜巻の魔法?みたいなものや、炎と組み合わせた、いわゆるファイアーストームのようなものまで出てきてしまいます。実際にはあまり珍しくないテクニックなのかもしれませんが…。そう言う映画を見ないわたしにとってはずいぶんと新鮮でしたねえ。


さて、文句をつけるとしたら…、八犬士の出番が終盤かなり偏ってたくらいでしょうか。メンバー集めがかなり長い期間になるので、その間はそれぞれが活躍していますが、最後の戦争なんか、結構炎と風使いの二人と主人公――信乃さん*1以外あまり活躍していなかったな と言うのが不満。とくに荘助さんなど、能力的にもぱっとしたものがないだけに、敵の攻撃で転んだり、足手まといになっているシーンのほうが多かった気が…。


まあ、とにかく面白かったですね。
これでもちょっととばしてるなあ と言う感じがしてしまいましたが…、まあ、スペシャルドラマなんてみなそんなものかもしれません。
こういうのはやっぱり、ドラマを見た後は原作を読む と言うのが筋なのかな?


そういえば、一つ気になったことが…。冒頭、姫の持っている首飾りに、赤い文字で呪いの文字が浮かび上がりますが…。
先頭にある「悪」以外、全く読めなかったですね(母の話だと、あと一つは「犯」だったらしいですが)、それぞれの希望の文字との対比とともに、気になりますね。

*1:わたしは架空の人物でもさん付けしたがる性質がある、というのは、前に書いたとおり