高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

加熱していますねー

 わたしがたまに顔を見せているDelphi掲示板に、Delphiの先行きはどうなるのでしょうという質問がありました。とても興味深いものだったので書き込んでみたんですが、今朝訪れるとかなりの量の書き込みがありますね。これ以上負荷がたまるとサーバがどうにかなってしまいそうなので、リンクは控えておきますが。
 どなたかがDelphi が置かれた現在の状況は、率直に言ってしまうと「緩慢な死」なわけでと書かれているとおり、わたしもこのままではDelphiというのは、どんどん立場が悪くなっていく存在に見えてしまいます。
わたしもTEditorを使っている限り、TMemoはDelphiでつくらざるを得ないでしょうし、動作速度面で考えるとどうしてもDelphiしかないということはあるかも知れません(まあ、たいていの場合、そのときにはC++という選択肢もありますが、不慣れですし、GUI API呼び出すの面倒ですし…)が、基本はC#でリリースしていこうってことになってしまいましたからね。

 VisualStudio.NETなどと比べると、Delphiの勝ち目は、あまりありません。とりあえずわたしの見た限りでは、VisualStudioのほうが安定してるし、結構カスタマイズが効くし動作もほどほど早い。DelphiVCLの質はVisualStudio――.NETのGUIコンポーネントより優れているものが多い*1とは思いますが、それが決め手になるかというと、どうも今ひとつ…。
フリーソフトにDelphi製のものは多いですけど*2、それはDelphi6が無償配布だからでしょう。フリーソフト界でのシェアをとったからといって、あんまり開発環境として優位に立てるかどうかは微妙です。


 ――やっぱり、Borlandさんがもうちょっとがんばってみるしかないのかも知れませんね。もうちょっとサポートが幅広く(古いバージョンもほどほどにサポートして)、頻繁になっていれば…。現状Borlandさん本人も、Delphiについてはあんまり肯定的に考えていないのかも知れません(実際、アップデートが出たとか、浮いた話は聞きません。メールマガジンでたまに来るBorlandからのお知らせも、どうもDelphi以外の浮いた話のほうが多いし)、そこをもうちょっと肯定的にやってくれれば…。わたしも、言語的にはDelphiのほうが(C#に比べると)すきですしね。開発環境も好きかも(まあ、バグがなければですがね)。


 あ、PocketPC分野に参入なんてのも面白いかも。どうせ今のところ.NET Compact FrameworkとeVCしかないし、.NET Compact Frameworkではかなり出来ることが限られてるし。ああでも、PocketPC自体にシェアがあるかどうかが疑問か…。

*1:メニューが標準でオーナードローをサポートしてる、メニューにタグがあるので独自オーナードローもしやすい、リストボックスが仮想リストに対応してる、軽量グラフィックコントロールの存在、スピードボタン、ビットマップつきボタンの存在、両方ともWindowsXPのビジュアルスタイルに対応している など

*2:Delphiユーザーのほとんどの人は、オプションダイアログのOK、キャンセルボタンにTBitBtnを使う(テンプレートにありますので)ので見た目ですぐに分かります。他にもNotepadで開いてみるとか、ウィンドウクラスを調べてみるとかいろいろ判定方法はありますが