高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

ネットの世界

 わたしがたちよっているサイトの管理人、sam113さん(元さもなーさん)が、どうやら悩んでいる様子です。
こういうことのコメントをあんまり公に書いてしまうのもどうかなぁ…。ほんとは彼のブログに直接コメントした方が良いんでしょうけど…。
もしかしたら、これが誰かに読まれて、それがきっかけで何か流れが変わるとうれしいな。 ――と思って。

>> http://d.hatena.ne.jp/samona/20041226
 わたしのサイトのような、人気のないところの人間には想像できないのかもしれませんが…。
ネットの世界って、そんなに怖くはないと思います。
それはもちろん、ウィルスだって出るし、荒らしのようなならず者も出るし、言うなればゲームの世界のように、モンスターが出る、ある程度の武装はしなければ外を歩けない世界です。
でも、それって、完全防備じゃなくても良いんじゃないでしょうか?例がおかしいかもしれませんけど、素人にドラゴンを倒せって言うんじゃなくて、コボルド一匹出てきても、追い払えるくらいの力でいいと思うんです。

 無理そうなときは素直に人に助けを求めれば良いんです。それはゲームをやってる彼ならば、よく分かるはず。元から完全指向で生きてる人は、いつか必ず何かに屈して、仲間の誰かに諭されますからね(最近はそんなゲームもあんまり見ませんけど)。


 怖さっていうのは、相対的なもので、自分が防御を固めれば固めるほど、なんでもないものにも怖いと思ってしまいます。防御を解いて、辺りを見回してみれば、実は怖くないもの、実はきれいなものが、見えてくると思います。まあ、事実防御を固めなきゃいけないような事態になったんだと思いますが…。結局、あとはどこまで世界を信用するかでしょうね。


 ネットの世界って、現実世界とはちょっとルールが違うけど、一つの世界だと思うんですよね。だから、軽視するべきではないし、だからといって怖がるべきでもない、目を背けることは出来ません――まあ、この世界に限り"回線切断"という方法がありますが、それを持ち出しちゃダメでしょう(^^;――。
現実世界の何もかもを怖がって生きる人が、世界に何人――とくに比較的平和な日本において、何人いるでしょうか?
本当に怖がらなきゃいけない事態になることがないとは言えませんが、用心してばっかりでいるのも、やっぱり寂しいかな と思います。
せっかくこっちの世界にもこれるようになったんだから、楽しむものは楽しまなくちゃ。そのうえで、新しい可能性があるなら、それも活用して、双方の世界を良くできればいいと思います。


 つまり、何を言いたいかというと…。ネットの世界は現実世界より危険で、怖いところがあります。これは未来永劫変わらないでしょう、悪さをする人の心境が変わらない限り。
でも、いつでも防御してるだけじゃ、やっぱり大変だし、何も出来やしない。だから、あんまり防御を固めてばっかりじゃいられないでしょう。ということです。
 ま、本当に嫌だったら、回線切っちゃえばいいんですしね(上であんなこと書いといてなんてことを…(^^;)、別に絶対につきあわなきゃいけない世界では…ない…とは、いえませんけどね(^_^;今や。
ま、まあ、嫌なのにつきあわなきゃいけないときは、ちょっとした魔法を使ってみれば良いんです。それができるのも、またネットの世界…かな(^_^;


 ふぅ、疲れた。
わたしなんだかんだ言って、物事を理路整然と話すのが苦手なもので…。