高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

プログラミングに必要な「言語」は

最近、渋谷のTECH PLAYで毎月行われている、シニアプログラミングもくもく会にちょくちょく出ています。

シニア中心ということではありますが割と若い人も来ていたりしますが、どちらかというとプロのプログラマ というよりホビープログラマ・これからプログラミングをはじめよう という人が多く、わたしでも気後れすることなく参加できる場です。

techplay.jp

ほかのIT勉強会と違ってわたしも背伸びすることなく話ができる場で、なんというかふらっとステーション・とつかで技術的な物事にとても興味がある人と話しているような気分。

場所が場所なのと時間が時間なので、懇親会終わって帰るとなると終バスがあるかないかという場所ですが、それでも月一こういう場所に行けるというのはとてもいい気分転換になります。

プログラミングを学ぶ際にまず身につけるべき「言語」は何か

さて、4月のプログラミングもくもく会で話題に上がったものとして、「プログラミングを学ぶ際にまず身につけるべき「言語」は何か」というものがありました。

これについては時々他所でも話題になるのですが、ブログに書く機会はなかったのでいちおうまとめとして。

さて、プログラミングに最も必要な言語は。こう聞かれたとき、わたしは「母国語(日本語)」と答えています。

なぜかというと。

  • プログラミングの手順について考えるとき、大抵の人は母国語でまず考えるから。
  • 母国語の語彙が貧弱だと、検索ができないから。
  • ネットや現実の近しい人に意見を伝えるとき、たいていの場合それには母国語を使うから。

仮に、英語が堪能で日本語より英語で思考する、周りの人も英語圏の人が多い というのなら、もちろんそれでもいいのですが、そうでないのならたいていの場合、まずは日本語から覚えておくべきなのではないかな と、思います。

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CoderDojo 中野 成果報告会に参加してきました

3月27日(水)は、東京都中野の中野サンプラザで開催された、プログラミングができるようになった未来の話(CoderDojo 中野 成果報告会)に参加してきました。

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このイベントは副題の通り、CoderDojo中野の成果発表会。いつもCoderDojo中野で活動している小学校中学年~中学生による、成果発表会でした。

CoderDojo中野のみなさんは、Scratchをやっていたお子さんが多く、今回の成果発表はScratchの作品が主でした。

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Hatena Engineer Seminar 11 @ Tokyoに参加してきました #hatenatech

昨日1月23日(水)は青山のはてな東京オフィスで開催された、Hatena Engineer Seminar #11に行ってきました。

hatena.connpass.com

はてなのサービスはこのブログ含めて使ってますし、技術的な取り組みについてもよく記事を読んでいましたが、実際オフィスに行くのは初めてでした。木目調の入り口や芝生のある会議室などきれいなところでした。

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詳細については上記connpassサイト等を見ていただくとして、とても濃い技術の話が主でした。昨年12月14日(金)に参加したfreee Tech Nightが技術面の話メインだったのに対し、こちらはどちらかというと、(システムの移行やデータ解析手法など)技術の運用面の話。

まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.はじめ地域関係で活動していて、このような実運用環境での技術の話を伺う機会は全くといっていいほどないので、とても聞いていて楽しかったです。

まあ、技術力不足もあり内容は半分も理解できませんでしたが(特に、freee Tech Nightのようなソフトウェア・フレームワーク周りの話だけならともかく、運用となると、わたしの体験では全く想像できない分野が多かったもので)。

ただ、このような濃密な話を聞ける というのはそれだけでも刺激的で、よかったなあ と。たまにはやはりこのような技術100%なスピーチイベントも聞かないといけないな と思いました。

実際この技術を運用できる機会があれば、もっと実感がわいてくるのでしょうが。やはり手近なところではWebサービスの開発しかないか(まあ、ネタがないわけではないのですが)。

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UWSC風動作モジュールを作ってみました

ふらっとステーション・とつかの作業など、いままで簡単なプログラム処理にはUWSCを使ってきていました。

それは、主に途中で簡単なGUI処理(コンボボックスで項目を選択させるとか)が必要だったときのためだったのですが、去年書いたとおり、UWSCは割と前から公式サイトにアクセスできず、未だ今後がどうなるのか全く不明な状態です。

blog.onpu-tamago.net

さて、そんなこんなでずっとこの状態を黙って見ているわけにもいかないので、いままでUWSCでやってきたことを徐々にPythonで実現できないか と、現在UWSC互換モジュールをいろいろ検討中。

github.com

UWStyleというモジュールです。海外からのプルリクエストも受け付けたいな ということで一応英語ベースで進行中。大して変わらないような気がしなくもないですが(どちらにしてもプルリクエストは来ない という意味で)。

いちおう、以下のようなダイアログを簡単なコードで表示可能です。UWSCのSLCTBOXにあるダイアログのタイムアウト(指定した秒数が経過すると、処理をキャンセルとして閉じる)も一応実装済み。

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そのほかExcelやブラウザ(現在Chromeのみ)の操作にも対応しています。必要に応じてメソッドやモジュールは増やしていく予定。

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政策デザイン勉強会 Vol.51で喋ってきました

8月14日(火)は、さくらWORKS<関内>で開催されていた政策デザイン勉強会 Vol.51にスピーカーとして参加してきました。今回は子どものプログラミング教育についてということで、横浜市内のプログラミング教育について ということで、各地の活動事例の紹介のスピーチがいくつか。

都筑区の活動などには最近あちこちで話題の82歳のiPhoneプログラマ、若宮正子さんも講師として参加されているようで、大変だなあ と。もっと自分でやりたいこともあるんでしょうに と 思いました。

さて、わたしもそんな中の一人ということで、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.で行っているプログラミングに関する活動を紹介しました。資料は以下の通り。

speakerdeck.com

今回は5分ということで簡単に。なお、資料中の集中線については以下サイトのものを利用させていただきました。PNG形式の白黒で使いやすかったです。

qlay.jp

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常々言っていますが、わたしはプログラミング教育の前に、大人の学習環境の整備が必要だと思っています。

子どもの環境を作るのは周りの大人です。いくら本人に素質があっても、まわりに環境がなければ能力を伸ばすことができませんし、正当に評価する大人がいなければ、その能力を活かしたいと思える環境ができません。

特に、日本はある程度PCのスキルが高い人も、まったくスキルが無い人も、両方多いというちょっと特殊な国*1。この環境では、「プログラミングの才能を持っている子どもたち」はもちろんのこと「その子どもたちの活躍を邪魔しない大人」がなによりも必要になるのではないか と、常々考えています。

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PowerAppsを使ってみました

内容的にQiitaに書くかどうか迷ったものの、技術的なものを書くわけではないのでこちらに。

Office365 Business Premiumに付属しているツールで、わたしも本を書いた、Project Sienaの(Microsoftの気持ち的には?)後継である、Microsoft PowerApps。

様々なWebアプリのデータを利用したアプリをノンコーディングで作ることができる という非常に有用そうなツールです。

powerapps.microsoft.com

同じくOffice 365 Business Premiumに付属しているIFTTT風ツール、Microsoft Flowをボタンのアクションに紐付けて呼び出すこともでき、これを使えばより様々な処理を行うことができます。

ぶっちゃけかなり強い(使う人が使えば)。

Facebookにもユーザーグループが立ち上がっています。気になる人はそっちも見てみると良いでしょう。

www.facebook.com

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TimeKeeperを改修してみました

久々にプログラミングの話。

SBC://などのイベント用に、LTタイマーを探していたところ、HTML5で作られたタイマーアプリを見つけました。

ichiro-maruta.blogspot.com

ただ、LTで使うにはいくつか不満があったので、フォークして先日からちょこちょこと修正。おおよそは使えるアプリができた気がします。

github.com

とりあえず最低限追加したい機能は大抵追加できたので、これくらいで。

下記リリースページからダウンロードできます。

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