高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

10月第2週のふりかえり:普代村での生活とプログラミング、そして繋がりを求めて

Gemini作今回のグラレコ

今回も毎日やっているちえラジChatより、今週一週間の配信内容を中心にお届けします。

なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください

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10月6日から10月10日の放送分の普代村での生活を中心に、私が考えたことや取り組んでいることの裏側をお話しさせていただきます。岩手県普代村での活動は少しずつ生活に溶け込み、そこでの気づきはアプリ開発のアイデアや、コミュニティのあり方について深く考えるきっかけになっています。

月曜日:車社会って本当に良いのか

月曜日は、先週末訪れた久慈市での体験から、東北の「車社会」について改めて深く考えた話。

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久慈市は地方都市としての規模はありますが、横浜などと違い駅前がそれほど栄えていません。車があれば郊外のショッピングモールに行けてしまうため、生活の中心が駅から離れてしまい、電車の駅が生活の中心になり得ないという現実を見た気がします。

この車社会が、「目的地」と「家」の2拠点を結ぶことに特化してしまい、目的地以外の場所、例えば駅前などにコミュニティが生まれづらい原因になっているのではないかと感じています。

普代村の人々が生活用品以外の買い物を久慈市で済ませると、休日に普代村内で過ごす時間が減り、結果として村のコミュニティが根付きづらくなる危険性すらあるのではないでしょうか。

私は車社会であっても、車がなくてもある程度生活が成り立ち、楽しみに触れられるような環境づくりに貢献したいと考えています。

普代村での活動は、こうした地域の課題を肌で感じ、情報技術コミュニティ活動を通じてどう解決できるかを考える、貴重な機会になっています。

  • 近況として、先日(土曜日)に岩手県の北方に位置する地方都市、久慈市へ買い物に行ったことを話した。
    • 普代村では、肉や野菜、レトルト食品以外の生活必需品のほとんどが手に入らないため、久慈市まで行く必要があった。
  • 久慈市での経験から、横浜などと異なり、駅前がそれほど栄えていないことに気づき、これが車社会の影響ではないかと考察した。
  • 車社会が本当に良いものなのかと疑問を呈し、車は「自分の家と目的地の2拠点を結ぶ」ため、目的地以外にコミュニティが生まれにくい問題があるかもしれないと感じた。

火曜日:思いつくものはあるけれど

火曜日は、「あったらいいな」と思うアプリケーションのアイデアの話。

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普代村での生活も通算で約3週間が経ち、日常生活を送る中で「あったらいいな」と思うアプリケーションのアイデアが次々と浮かんでいます。特に、三陸鉄道や村営バスの時刻表などの未加工データは手に入るものの、それを見やすく加工し、実用的なアプリとして提供できていない現状に、もどかしさを感じています。

PDF化された時刻表の看板を見るたびに、「これこそプログラミングで解決できる課題だ」と強く思います。

イデアはたくさんあるのですが、現状では実装する時間を確保することが難しいのが実情です。

今はAIを使えば叩き台をすぐに作れる時代ではありますが、その少ない時間すら取れず、アイデアが頭の中で保留され続けています。8月に普代村に来た時からのアイデアも、未だに手つかずのままです。

しかし、私はこれを「負け惜しみ」と捉えるのではなく、「アイデアの種」を溜めている期間だと考えています。日常生活の中で「これがないと不便だ」「これが欲しい」と無いものをねだることから、新しいアプリのアイデアが生まれるのだと思います。

以前、KEYAKI TERRACE YAHATAさんとの配信で「無いものをねだるよりあるもの探し」という言葉を聴きましたが、「欲しい」という感情こそが、全ての創造の源泉になるのではないでしょうか。

今は実装できなくても、この普代村での生活で感じた「不便」をリストアップし、将来的に実用性のある形に変換できるように、泉寿荘のプログラミング授業で作っているタスク管理の仕組みを活用していきたいと考えています。

  • 普代村に滞在し、一旦帰宅期間を挟みつつも、通算で約3週間の日常生活を送っていると述べた。
  • 日常生活を送る中で、「こういうアプリがあった方がいい」「あれがないと不便だ」といった、プログラミングによる解決が必要な課題やアイデアがいくらでも思いつくことを実感した。
  • 「無いものをねだるよりあるもの探し」という言葉も念頭に置きつつ、「欲しい」という気持ちこそがアプリのアイディアを生む源泉であるため、必要なネタは取っておくべきだという考えを示した。

水曜日:会いに行けるときは会いに行く

水曜日は、SBCast.やSBC.オープンマイクといったウェブ配信の開催後について。

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SBCast.やSBC.オープンマイクでご一緒した方の拠点へ、行けるときは実際に足を運ぶようにしています。城郷の「居場所づくり濱なかま」、緑区の「霧が丘ぷらっとほーむ」を訪ね、画面越しの縁が“実在の温度”を帯びる瞬間を味わいました。

「高見さん、お久しぶりです」と迎えられたとき、正直とても嬉しかったです。配信への反響はネット上のコメントだけでは拾い切れません。現地で直接もらう感想は、番組の実在感を何倍にもしてくれます。

また、知らないエリアを自分の足で歩くこと自体が学びでした。横浜・東京、そして普代周辺──“行ける範囲”を少しずつ拡張しながら、顔の見える関係を増やしていきたいと改めて思います。

番組は配信で完結しがちですが、会いに行くことで初めて伝わることがある。今後もこの実際に顔を合わせてお話できる機会を大切にしていきたいです。

  • 最近の活動として、SBCast.やSBC.オープンマイクでゲストとして招いた方の拠点に、行けるときは実際に足を運ぶようにしていると話した。
  • 霧が丘ぷらっとほーむの方々が、予告なしの訪問にもかかわらず「お久しぶりです」と声をかけてくれたことに、「本当にすごく嬉しかった」「感動した」と感じた。
  • 対面で訪問することで、インターネット上では得にくい「見たよ」という視聴者の感想や反響を得ることができ、ポッドキャストリアリティを持って認知される活動をしていきたいと考えた。

木曜日:繋がらないを意識して

木曜日は、オフラインで使えるアプリの話。

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三陸鉄道高速バスを利用し、普代村へと移動する機会が増える中で、オフライン環境を経験することが多くなりました。新幹線Wi-Fiサービスは利用者が多くて実質繋がりにくく、三陸鉄道のトンネル内はほとんど圏外となります。このような環境にいると、オフラインでも動作するアプリの存在価値が本当に光ってくるなと感じます。

しかし、実際に使ってみると、完全にオフラインで動作するアプリ意外と少ないことに気づかされました。ポッドキャストアプリでさえ、LISTENなどのアプリは音源のダウンロードに対応しておらず、開発の優先度も低めのようす。Nintendo Musicや多くのスマートフォンゲームも、起動時にオンライン接続が必須であることが多く、圏外だと再起動できないといったトラブルも経験しました 。

都市部での生活では圏外になる機会は少ないかもしれませんが、移動が多いWi-Fiサービスが使い物にならない状況や、山間部での圏外は普通に発生します。

こうした経験から、アプリ開発として、せっかくインストールしてもらうのであれば、ウェブアプリであってもオフラインで最低限動く仕組みや、接続できない際にループせずにエラーメッセージを出して止まるような丁寧な設計が、今後ますます重要になってくると強く感じました。

  • 普代村へ移動する際に、三陸鉄道などオフライン期間が長い場所を移動する機会が増えた。
  • 移動中の体験を通じて、オフラインでも使えるアプリの重要性を感じたが、「意外と少ない」という現状に改めて気づいた。
  • アプリ開発者に対し、オフラインでも最低限動く仕組み、または「圏外だから動かない」とエラーを出して止まる仕組みが必要だと要望した。

金曜日:普代とnasne、続報

金曜日は、8月に話した「ふだいとnasne」の続報。

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無事に自宅のインターネット回線が開通し、現在は普代村でもnasneを使ってアニメを視聴できています。iPadtorne mobileアプリから、自宅のnasneにアクセスしてアニメを見るというスタイルです。

これで深夜アニメも録画に頼ることができます。大抵のものはBSでも見られますが、深夜帯は寝ているため、やはりnasneの録画機能は欠かせません。

ただ、時々通信回線がおかしくなるのか、映像が途中で止まることがあります。通信速度自体は問題ないものの、どうも通信遅延が頻繁に発生しているようで、ここが少し気になっています。

この遅延が普代村の回線に起因するのか、自宅の設備ルーターの品質が原因なのかは判断が難しいところですが、torne mobileを再起動すると繋がることも多く、とりあえずは視聴できています。画質を標準に設定しているのも、安定性に寄与しているのかもしれません。

一つ残念だったのは、nasneにはペアリングが必要で、定期的に自宅のインターネット環境で更新する必要があるのですが、家を出る前に更新を忘れたため、今回はiPhoneで視聴ができませんでした 。この経験から、定期的なタスクの管理が非常に重要だと痛感しました。普代村での生活が長くなることを見据え、確実に行うべきタスクのリスト管理を、プログラミングで作った仕組みで徹底していきたいと考えています。

  • 以前話題にした普代村でのnasne視聴環境について、自宅にインターネットが開通したため、続報を話した
  • 現在は、iPadtorne mobileアプリを使って、普代村でもnasneでアニメを見ることができている
  • 残念ながら、家を出る前にiPhonenasneペアリングの更新を忘れたため、今回はiPhoneで視聴することができなかった。
    • nasneのペアリング更新など、定期的だが断続的に発生するタスクを管理する環境を、泉寿荘のプログラミングの授業で作っているものを応用して実用的な形に作る必要があると考えた。

まとめ

今週は「移動」「現場」「設計」「運用」が一本の線でつながりました。

会いに行くことで得られる実在感、つながらないからこそ必要なオフライン設計、日常から生まれる小さな不便の解像度、そして運用の仕組み化。どれも“自分が動く”ことでしか磨けません。

車社会の構造、オフラインの壁、リモート技術の落とし穴、そして「無い」ことから生まれる創造性や、物理的に会うことの価値など、テクノロジーと私たちのライフスタイルの関係性を浮き彫りにします。これらは地方での生活だからこそ、より鮮明に見えてきたリアルな側面です。

あなたの身の回りには、当たり前だと思っているけれど、少し視点を変えるだけで新しい発見がある「落とし穴」や「気づき」はありませんか?

AIまとめ考

今回はGeminiの文章がなんか意識高め。また、なぜか月曜日の内容を月曜日として書かずにあとがきとして書いてしまった。NotebookLMも少し固いためあちこちの文章を少し切り張りしつつ作成しました。

先日AIについて近くの方と話す機会があったのですが、やはりAIは本当に妖精のような掴みどころのない存在だなと感じます。

ただそれはそれで一緒に歩けないわけではないのですが。

ちえラジChat 9月最終週週間ダイジェスト:普代村での生活と日常の気づき

Gemini作今週のグラレコ
今回も毎日やっているちえラジChatより、今週一週間の配信内容を中心にお届けします。

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今週も様々なテーマでお話ししましたが、今回は普代村での生活を中心に、この一週間の放送内容を振り返りたいと思います。

普代村での2拠点生活が本格化し、環境の変化の中で見えてきた日常の小さな選択や、社会の課題について、私自身の考えを交えてまとめました。

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プログラミング、AI、そして人とのつながり - 9月第4週の活動報告

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今回も毎日やっているちえラジChatより、今週一週間の配信内容を中心にお届けします。

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今週のちえラジChatは、予定の確認から教育現場の気づき、地域のポッドキャスト運営、子どもと地域のつながり、そしてNPO活動におけるAI活用まで、私自身の実践と反省がぎゅっと詰まった一週間でした。

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ちえラジChat 9月第3週まとめ|「あるもの探し」で広がる視野と、授業で気づいた“エラーがない怖さ”

Gemini作今週のグラレコ

今回も毎日やっているちえラジChatより、今週一週間の配信内容を中心にお届けします。

なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください

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今週のハイライトは、地域や都市が抱える課題について深く考えたことかもしれません。福岡の団体「KEYAKI TERRACE YAHATA」さんの活動から学んだ「ないものねだりよりあるもの探し」という言葉は、まちづくりだけでなく、私たちの日常にも通じる大切な視点だと感じました。

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9月第2週まとめ:日々の暮らしとAI、教育の現場、そして“届く”発信へ

Gemini作今週のグラレコ

今回も毎日やっているちえラジChatより、今週一週間の配信内容を中心にお届けします。

なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください

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今週は、予定の共有からはじまり、学校のプログラミング授業の準備、情報発信の宛先を見直す試行錯誤、テキストコミュニケーションの難しさ、そして週替わりテーマのアニメ談義まで、私の関心ごとがぐるりと一周しました。

生活の記録をAIでどう整えるか、現場での教育活動をどう持続させるか、そしてテックや市民活動の情報を“届いてほしい人”にどう届けるか。どの話題も、日々の実践から生まれた具体的な問いでした。

月曜日:今週の予定とAIの活用法について

月曜日は、「暮らし×AI」の実験の話

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最近は、日々の活動を全て録音し、その内容を毎日NotebookLMに質問して記録する生活を試しています。誤字は多いものの、精度自体は非常に高く、記録として十分に活用できると感じています。

特にMermaid記法でフローチャートを作成する実験は、時間の記録を正確に行うことで高い精度が得られ、記録ツールとして有効だと感じています。以前はGoogleタイムラインを使っていましたが、位置情報の精度に問題があり、修正に苦労していました。この新しい方法で、より正確な活動記録が取れるかもしれないと期待しています。

AI以外にも、スマートウォッチなどを活用して生活の質を向上させる方法を模索しています。

私は忘れっぽいところがあるので、忘れ物防止などにも役立てたいと考えています。テクノロジーの積み重ねが生活を豊かにすると考えているため、これからも色々なツールを試していきたいです。

  • 最近、自身の活動を全て録音し、毎日NotebookLMに「今日何があった?」と質問して内容をまとめる生活を送っていることを報告し、その精度が「なかなか精度いい」と感じていることを述べました。
  • 活動内容をMermaid記法でフローチャートとして作成する試みも始めており、これも「結構いい精度」であり、特に移動時に時間を具体的に言うと記録に反映されることに有用性を感じ、「記録にも使えるな」と考えています。
  • Googleタイムラインの精度の悪さに不満があったため、AIを活用した今回の記録方法は「ちょうどいい方法が見つかったかもしれません」と感じ、AIやスマートウォッチなどのツールを活用して生活の改善や忘れ物防止に役立てたいという期待を語りました。

火曜日:中学生向けプログラミング授業と課題

火曜日は、SIDE BEACH CITY.として開催している中学生向けプログラミング授業の話。

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私が所属するSIDE BEACH CITY.では、毎年9月から11月にかけて、泉区にある緑園学園の中学生にプログラミングを教えています。授業では、Scratchから始めてJavaScriptを扱い、最後は例題からの派生でも完全オリジナルでも構わないので、各自で作品を作ってもらう流れです。

去年は発表会も行い、一部の生徒が作ったオリジナルのゲームは本当に素晴らしい出来でした。学内LANからはChatGPTにアクセスできないため、生徒たちが自力で制作したことに感銘を受けました。

しかし、この授業にはいくつかの課題があります。まず、私一人で全ての指導を行わなければならない点です。

昨年は母校のサークルからお手伝いがありましたが、今年は完全に単独での開催となりました。SIDE BEACH CITY.のメンバーもIT利活用支援を掲げているにもかかわらず、こうした活動に協力できる人材がいないのは大きな問題だと感じています。平日の開催という事情もありますが、休日でも協力できる人がいない現状は、NPOとしての体制に疑問を抱かざるを得ません。

また、学校側の体制にも課題があると感じています。

プログラミングは中学校の必修科目であるはずなのに、地域の人から学ぶ「普段習わないこと」のカリキュラムに含まれていることに違和感を覚えました。

今年はより簡単なプログラミングコースが新設されたようですが、それでも3つも離れた区から私を呼んでいる現状は、学校側もまだ自立できていないのかもしれません。

この授業は収益性のある活動ではありませんが、NPOとしては意味のある取り組みだと考えています。しかし、より多くの学校が自力でプログラミング教育を行えるようになることを願っています。

  • SIDE BEACH CITY.として、今年も泉区の緑園学園(義務教育学校)で中学生向けのプログラミング講座を9月から11月頃に実施することを改めて説明しました。
    • 講座内容がScratchからJavaScriptへと進み、最終的に例題からの派生やオリジナルの作品制作を行うこと、そして昨年からは全校生徒を対象とした発表会も実施されていることを共有しました。
  • SIDE BEACH CITY.がIT利活用支援を掲げながら、このような時にプログラミングに携われる人が一人もいない現状を「大問題」と捉え、「NPOとしても大丈夫なのか」という疑問を抱いていることを示しました。
  • プログラミングが中学校の必修科目であるにもかかわらず、学校自体が授業を実施できる状態にないことや、「普段習わないこと」の枠組みで行われていること、そして収益性のない活動であることについて、学校側とNPO双方のあり方に疑問を感じていると述べました。

水曜日:ヤンキーに届く情報発信

水曜日は、SBCast. No.133(朝日新聞ポッドキャスト・神田大介さん回)を手がかりに、「誰に情報を届けたいのか」を自問しました。

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番組内で挙げられた“ヤンキー”という言葉を、私は「真面目な話題を敬遠しがちな人」や「必要な情報にアクセスしていない人」へのメタファとして受け止めました。

ITツールやプログラミングは、こちらが一方的に使えれば済む話ではありません。

相手も最低限の使い方を知らないと、支援も連携も前に進まない。決済アプリ、電話の自動応答、生成AIの問い合わせなど、生活に必要な“共通言語”は広がっています。だからこそ、関心が薄い人にも届く入り口を用意する必要があります。

SBCast.の言葉遣いは、どうしても“真面目な人”向けに寄りがちです。そこで私は、ポッドキャスト前後のAI要約や、この「ちえラジChat」のような軽い導線をあわせて、重い内容もさらっと噛める形に分解して発信する取り組みを増やしています。完璧ではないですが、“届く設計”への小さな実験です。

結局のところ、「自分たちが困らないため」にも伝播が必要です。市民テックは単独プレイでは成立しません。届いていない相手に届く言葉、耳に入るフォーマット、試してみたくなる小さな課題設定。これらを一つずつ磨き、対象を“こちら側”に招き入れる工夫を続けます。

  • SIDE BEACH CITY.のウェブ配信について議論されたSBCast. No.133で、「ここに情報を届けたいってどんな人?」という問いに対して「ヤンキー」という言葉が出たことを振り返り、これを「真面目な文脈の話題を好まない人」というニュアンスで捉えていると考察しました。
    • 自身も真面目な話が得意ではないと認めつつ、朝日新聞ポッドキャストの例を挙げながら、そのような層に情報を届けることの重要性を強く感じていると語りました。
  • ITツールは自分だけが使えれば良いものではなく、相手も使える必要があるため、SIDE BEACH CITY.の情報(ITツールの使い方やプログラミングのやり方など)も、いわゆる「ヤンキー」層に届けて使ってもらうべきだと強く主張しました。
  • 現在のSBCast.の言葉遣いは真面目な人向けだと自覚しつつも、AIのまとめや「ちえラジChat」のまとめなどを通じて、間接的に幅広い層に情報を届けようとしていると述べました。

木曜日:テキストコミュニケーションの難しさ

木曜日は、コミュニケーションの難しさについての話。

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最近、Discordである議論の返信を待っているのですが、相手からの返答が絵文字のリアクション一つで終わってしまい、話が終わってしまったように感じています。

DiscordやTeams、Slackといったサービスでは、絵文字のリアクションが便利である一方で、それが「話の終わり」と捉えられてしまうことがあり、コミュニケーションのすれ違いが起こりやすいと感じます。

もちろん、絵文字は「注目している」や「共感している」といったニュアンスを伝えるのに役立ちますが、重要な内容に対してはテキストでの返信が必要だと私は考えています。

エモジだけでは自分の意図が正確に伝わらない可能性があるため、私は自分自身が回答を求められているときには、「はい」や「いいえ」のような短い返答でも、必ずテキストで返信するように心がけています。

これは、自分の中で最低限のルールを設けることで、より円滑なコミュニケーションを図るためです。

  • Discordでのテキストコミュニケーションにおいて、自身が議論を続けたいと考えている内容に対して、相手が絵文字のリアクション一つで終わらせてしまい、「絶妙に惜しい」と感じた経験を語りました。
  • 絵文字リアクションには返信する余裕がない場合や、注目していることを伝える際など便利な面もあると認めつつも「そこじゃないだろう」という使い方をする人が多いと感じていることを示しました。
  • 絵文字リアクションでは人によって捉え方が異なり、自分の意図が相手に正確に伝わらない可能性があると考えているため、テキストコミュニケーションにおいては「最低限のルール付け」が必要だろうと提唱しました。

金曜日:『仮面ライダーガヴ』を振り返って

金曜日は、最終回を迎えた『仮面ライダーガヴ』について

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映像技術や雰囲気も素晴らしかったですが、特に人間ドラマが深く描かれていたことに感銘を受けました。

主人公の家族関係の描写がしっかりしていて、敵側も一枚岩ではなく、それぞれのキャラクターが痛みを抱えていた点が非常に良かったです。

この作品のもう一つの特徴は、キャラクターたちが自分の過ちを隠さず、責任を受け入れる覚悟を示していることです。

敵対するストマック家も、それぞれが抱える問題に向き合い、何らかの形で決着をつけて散っていく姿が印象的でした。

リアルな事件や社会問題を物語に織り込んでいる点も、この作品の魅力を高めています。このように、子どもにも大人にもメッセージを届けるニチアサの作品は、非常に濃密な内容だと改めて感じました。

新しい『仮面ライダーゼッツ』も始まり、今後どのようなドラマを見せてくれるのか、とても楽しみにしています。

  • 週替わりテーマとして、先日終了した仮面ライダーガヴ」について「ガヴは本当に映像技術とか雰囲気の盛り上げとか、ものすごく人間ドラマしてたな」と高く評価し、その人間ドラマとしての魅力を語りました。
  • 主人公側のライダーの過去、純粋なグラニュートであるラキアを含むパーティー構成、そして主人公の家族関係の描写が「すごくしっかりしてた」と感じ、各話に込められたテーマの細かさを評価しました。
  • 敵対するストマック家も、それぞれが「幼稚な考えから生まれたものだったかもしれないけれども、それぞれの人にとってはすごく重要な問題だった」痛みや思いを抱えていた物語の流れを「良かった」と感じ、X(旧Twitter)の実況と合わせて視聴することでニチアサの面白さがより深まると述べました。
  • 「闇バイトみたいなものを思わせる展開が大量にあったのも印象的」であり、リアルな社会問題を物語に織り込む描写を「いいな、リアルだなっていうふうに思いますし、だからこそ引き込まれる」と高く評価し、新しい仮面ライダーゼッツへの期待を述べました。

まとめ

パーソナルAIによる自己記録から、ITツールの普及戦略、日々のチャット、そして子ども向けテレビ番組まで。日常の何気ない風景に少しだけ注意深く目を向けてみると、そこには予想もしなかった複雑さと意味の層が隠されています。

一見するとバラバラな発見ですが、根底には共通のテーマが流れています。それは、磨き上げられた「公式」なものよりも、生のデータや直接的な言葉、そして意図的に作られた物語の中にこそ、個人の真実や社会のリアルが隠されている、ということです。

あなたの日常には、どんな見過ごされた発見が隠されているでしょうか?

  • 暮らし×AIの実装:録音→AI要約→可視化のループを日常化し、誤記は“意味が取れればOK”で回す。地図プロットは別レイヤーで設計。
  • 教育活動の持続性:外部人材依存から、学校側の内製力強化へ。NPOとして“教える側の人材プール”を増やす仕組みづくりが必要。
  • “届く”発信設計:関心の薄い層(“ヤンキー”メタファ)に入門の入口を複線化。軽い導線(AI要約・短尺・グラレコ)と本編を併走。
  • オンライン合意形成:絵文字=ニュアンス、テキスト=意思。最低限の返信ルールを共有して齟齬を減らす。
  • 物語から現実へ:『ガヴ』の“罪と責任”の描写に学び、作品を現実の対話の踏み台にする見方を続ける。

AIまとめ考

今回はNotebookLMにブログ作成という機能が付いていためこれを試験運用。今はなぜか使えなくなってしまっていますがまとめの部分にはその文章を使っています(とはいっても同じようなプロンプトを入力すれば同じような内容が出せるとは思うのですが)。

その他も、やはりChatGPTの内容は若干意識高めに感じたため、水曜日以外はGeminiの出力内容を使用しました。やはりGeminiの文章はだんだんこなれているなと感じます。とは言え時々注目する視点がぶれてしまうこともあるので注意は必要ですが。

この辺りを見ると本当にAIの出力や得意分野というものは日々変遷するなと感じています。最近はAIの活用について自治体の方と話をする機会も多く、そういう時にもどの分野に何が向いているのかという話題をしていたのですが、このへんは逐一考えながら進めるようにしないといけないなあと思っているところです。

9月第1週まとめ:今週のテクノロジー、AI、そして地域社会

Gemini作成今回のグラレコ

今回も毎日やっているちえラジChatより、今週一週間の配信内容を中心にお届けします。

なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください

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今週は、翌週の予定共有から始まり、テクノロジーの溝をどう埋めるか、図書館総合展の見どころ、AI活用の勘どころ、そして地域活動とゲームの接点まで、私自身の実感ベースで掘り下げました。

ふだんの取材や運営の現場感と、イベントや対話で得た示唆がうまく噛み合い、「人をつなぐ仕掛け」を複数の角度で点検できた一週間でした。

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ちえラジChat 2025年8月第5週まとめ:予定づくり、AIとの付き合い方、地域から学ぶフットワーク

ChatGPT作成今週のグラレコ

今回も毎日やっているちえラジChatより、今週一週間の配信内容を中心にお届けします。

なお前回のとおり、AIの原稿はこちら。気になる方はご覧ください

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今週は「次の滞在に備える計画づくり」「AI時代のコーディングとの距離感」「NPOの姿勢から学ぶ参加のつくり方」「地域のフットワーク」「言葉のズレに寄り添う配慮」という5本柱が自然に連なりました。どれも、わたしがこれからの活動をどう設計し、誰と関わり、どんな場をつくるかに直結するテーマです。

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