高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

インターナショナルオープンデータデイに参加しました

表題の通りですが、3月4日(土)は、大桟橋で行われた、インターナショナルオープンデータデイに参加してきました。 インターナショナルオープンデータデイについては時々参加したり、出展したりしていますが、今年は参加だけ。まあ、特に出すものもないですし(今までときどき紹介していたProject Sienaも、そもそもMicrosoftに放置されてる状況ですから…)と。いうことで。

さて、今年は何となくですが、今までより事業関連の団体出展が増えたかな という感じ。今までどうしても地域ボランティアの用法活用事例が多く、あまりビジネスに結びついてないなあ という感じがしましたが、地域データを活用する企業法人の出展が増えたなという感じです。まあ、地域ボランティアのイベントで終わってしまっていた今までに加えて動きがあったのは、まあ、なによりなのかなと。

雑感

個人的に、情報科学専門学校によるロボットプログラミングワークショップについてのレポートがとても気になりました。 先日はふらっとステーション・とつかでのプログラミングワークショップを行ったわけで、それとの差について、いろいろ考えていました。

個人的にはですが、このようなロボットプログラミングは動きがある主に子どもに受け、Scratchのようなソフトウェアベースのプログラミングは、老若男女問わず受けるのではないかと思いました。今回のようなロボットプログラミングを、前回ふらっとステーション・とつかのプログラミングワークショップに来て頂いたような人に見せて、Scratchの時のように盛り上がるのか、今後に繋がるのか?と考えると、イマイチそうとも思えない。次に繋がらないような気がしました。実際それを実用的なモノに結びつけるのも、難しいですしね。

逆に実用性を考えないと、例えロボットが指示通り前進したり後退したりするだけでも、楽しいと思います。だから、それだけでも十分に楽しめる子どもには、ロボットプログラミングが、そうでなく後先をどうしても考えてしまう大人には、Scratchやその他のソフトウェアプログラミング環境が向いているのでは、と見ていて思いました。

NPO法人びーのびーの

あとは、あの中ではかなりパワフルな印象を受けたのが、港北区を中心に活動をしているという、NPO法人びーのびーのという団体のお話し。

CODE FOR KOHOKUとして、自分たちで自習しながら、プログラミングでの地域課題解決を模索している模様。そこまで詳しく話を聞けたわけではないですが、なかなか頑張っているな という感じがしました。今日のイベントは参加できませんでしたが、また次の機会があれば関わってみたいですね。

で、最終的な落としどころはどこに?

とはいえ、インターナショナルオープンデータデイもなんだかんだ言ってかなりの期間やってきていますが、未だにこれという成果物がでてきていないのも、ちょっと物足りないなあ と。まだ「オープンデータの認知度が上がればそれで良い」とかのんびりしたことを言っているようなものではないと思いますし。

Facebookページでは「対話の祭」というもやっとしたことを書いてありますが、普段から繋がりを作って成果物を作っているわけでもないのに文化祭みたいなイベントをやってもなあ という気もします。まあ、その先はそれぞれの団体がそれぞれの場所で展開しろ(≒横浜オープンデータソリューション発展委員会としては一切関知しない)ということなのかもしれませんが。