高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

SR-GL1(ガーリーテプラ)を買いました

表題の通りですが、家財の整理にあたり、かねてから欲しいなと思っていたSR-GL1(通称ガーリーテプラ)を購入しました。

今まで、PCに接続して使うタイプのテプラは一応持っていました。

キングジム ラベルライター テプラPRO  SR3700P パールホワイト

キングジム ラベルライター テプラPRO SR3700P パールホワイト

しかしこれ、単体では使用できず、PCの専用ソフトウェアからの印刷しか受け付けません*1。またAC電源も必須であるため、非常に使いづらかったのです。そこで、単体で使えるこのテプラが欲しいなーと思っていました。見た目もかわいいし。

いちおうテプラLiteも持っていたりしたので、これで主戦力のテプラは二つになりました。

てなわけでテプラ関連一式。ずいぶん増えたな

二つのテプラの使い分け

さて、この二つのテプラですが、いちおう似て非なるものとなっています。

  LR5(テプラLite) SR-GL1(ガーリーテプラ)
動力源 単四電池4つ 単四電池6つ
複数行の記入 不可 可能
テープ テプラLite専用テープ。種類は多くない テプラ用テープ。柄無しテープやマスキングテープ風の半透明テープ、リラックマコラボなど豊富なバリエーションがある
使用できるテープ幅 専用テープ(15mm幅のみ) テプラ用テープ(4mm~18mmのものが使用可能)
直射日光や摩擦に 弱い(退色する) 強い(消えない)

テプラLiteはあくまでマスキングテープに字を書き込むような仕様になっていて、基本的に長期保管用のラベルではなく、ちょっとしたメモ書きに使うタイプのものです。その代わりテープ自体は非常に安価で、300円程度で買うことができます。

テプラLiteはちょっとした配布物のラベル貼りとか、マーク付けに向いています。一方、郵便ポストや自分の持ち物への記名など、残しておきたい内容を記述するのには向いていません(どこに貼るかにもよりますが、数ヶ月ほどで文字が薄れてしまいます)。

いっぽうSR-GL1は、これでも立派なテプラです。印字した文字はそう簡単には消えませんので、記名や物品の管理などに使えるごくごく一般的なテプラです。その代わり、テープはテプラLiteに比べるとちょっと高めです。

なので、この二つのテプラは、そもそも使いどころが違います。いままで通常テプラを取り出すのは面倒くさいのでテプラLiteを本来テプラが担うべき分野でも使ってきましたが、ようやくまともな役割分担ができるようになりそうです。

ついでに、絵文字リスト

ちなみにこのテプラ、オリジナルの絵文字や記号、フレームなどを指定することができます。この絵柄はいちおうテプラ本隊のプレビュー画面でも確認できますが、画面が小さく確認しづらい。

説明書にはいちおう書いてあるのですが、いちいちそのためだけに取扱説明書を持ち出すのも面倒くさいので、説明書からその部分だけを抜粋したPDFを作成しました。そのまま再配布は権利的にまずいので、作成に用いたバッチファイルを掲載します(なお、wgetコマンドとImageMagickをインストールしておく必要があります*2 )。

Kindle Paperwhiteなどに放り込んでおくと、必要なときにこれを見て絵文字を選べるので便利です。

SR-GL1用PDF作成ツール(バッチファイルとして保存後利用する必要があります)

@setlocal enabledelayedexpansion
@del guide.pdf
wget http://www.kingjim.co.jp/st_files/storage/pdf/sr-gl1m.pdf
convert -density 300 sr-gl1m.pdf pages.jpg
for /L %%f in (83,1,86) do (
  set /A num = %%f - 79
  ren pages-%%f.jpg opage-!num!.jpg
)
for /L %%f in (87,1,90) do (
  set /A num = %%f - 87
  ren pages-%%f.jpg opage-!num!.jpg
)
convert -density 300 -geometry 1240x1754 opage-*.jpg guide.pdf
@del sr-gl1m.pdf
@del pages-*.jpg
@del opage-*.jpg

LR5用PDF作成ツール

@del guide.pdf
wget http://www.kingjim.co.jp/st_files/storage/pdf/lr5m.pdf
convert -density 300 lr5m.pdf pages.jpg
convert -crop 50%x100% pages-1.jpg pages-1.jpg
convert -density 300 -geometry 1240x1754 pages-1-1.jpg guide.pdf
@del lr5m.pdf
@del pages-*.jpg

というわけでKindle Paperwhiteに入れてみると

こんな感じです。

f:id:TakamiChie:20170107004042j:plain

f:id:TakamiChie:20170107004055j:plain

いやーこういうリファレンス管理端末として便利ですね、電子ペーパー端末。頻繁に使わなければ一カ月近く電池持つし*3

*1:どうもプリンターとしてインストールされるみたいなので、別に他のアプリからも出力できそうな気はしますが。いずれにせよPCが必須

*2:wgetコマンドは、あらかじめChocolateyなどを使ってインストールする必要があります(ただし、ImageMagickをChocolateyでインストールすると、convertコマンドなどがインストールされないので注意が必要です)

*3:ちなみにKindle Paperwhite、こういう用途に使ってばっかりで本来の用途の通り、書籍リーダーで使ったことが全くない