読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

文章を書く際に気をつけていること

雑記

先日知り合いと話していてふと気になったので、自分が書籍執筆などで文章を書くにあたって気をつけていることについて、ちょっと書いてみます。

あらすじ作成

ときどき忘れることもあるのですが、文章を書くときにはなるべく事前に書きたいことを箇条書きにしておきます。手順としては。

  1. 段落の起承転結を作成(文章が極端に短い場合は、とりあえず書き出しとオチだけ作成)
  2. 「起」から「結」までを埋める話題を、箇条書きでいくつか書き連ねます。短い文の場合はおおよそ一段落一行くらいで数えると良い感じです。
  3. 実際の文章を書いていきます。

このようにすると、一見時間はかかってしまいそうですが、実際の文章を書く段階で思い悩むことが少なくなるため、案外早く文章を作成することができるようになります。

書いてる途中で「これも書きたい」ということがでてきたときは

文章を書いている途中でこれも書きたいという事柄が思い浮かんだ場合はどうするか。短い文章を書く場合は、もう書く隙がないためあきらめるとして、ブログなどのようにある程度長い文章であれば、とりあえず書いてしまってから差し込む段落を決めて、そこに段落を書き込みます。

文章作成について

主語はなるべくはぶかない

たとえば「プログラムが○○」であるとか、「開発者は○○」というように、文章を書く場合、基本的には主語を省略しないようにします。

自分は入門者向けの本を書くことが多いのでとくにですが、読者がどのようなところから文章を読むのか、その段落を読む際の読者の理解度がどの程度のものかわかりません。
そのためもあって、多少長くなっても、前後の流れから割と容易に主語が推測できる場合でも、主語は省略せずに書きます。

相対的な表現は使わない

たとえば「普通」や「一般的」などのように、自分から見た相対的な表現はなるべく使わないようにします。

特に書籍の場合、読者がどのような状況に置かれているのか、どのような生活を送ってきていたのかを確認することはできません。そのため、自分がいくら常識だと思っているようなことでも、知っているとは限りません。
だからこそ、基本的に自分から見た相対的なものを示す表現は、使わないようにしています。

新しい用語を出すときには必ず何らかの説明を付ける

たとえば文章を書いていて、新しいプログラムに関する用語を出す必要があったときは、それがよほどどうでもいい(本文と関係ない)場合を除いて、かならず解説を行います(ブログに書く場合は、「どうせはてなキーワードが解説してくれるだろう」ということでサボってますが)。書籍の場合などは注釈が使えますので、こういうときには便利ですね。

ただしこれは徹底しすぎると、読者を馬鹿にした文章にも取れてしまうので、注意が必要ですが。

Wordの文章校正や、ATOKの指摘には常に気をつける

自分は普段Wordで原稿を書いたりはしないのですが、Wordは一段落中に「の」が何個も含まれているときや、一段落に一個しか「たり」が使われていないときには、緑の線を引いて警告してきます。
これに倣い、原稿を書くときには「の」などの接続詞や「たり」といった言葉が重複しないように気をつけます。

そのほか、ATOKも敬語の誤りや仮名遣いの間違いなど、公用文に好ましくない表現の多くを指摘してきます。

このような指摘には、特別な事情がない限りは従っておきます。また、共同通信社 記者ハンドブック辞書 第12版 for ATOKを購入しておくと、表記の揺れや公用文にふさわしくない表現などをまとめて指摘してくれるので、文章を書くなら持っておくと良いですね。

口癖になっていることなどがあれば、それをつかうときには特に気をつける

日常で他人と話していて、口癖のように言ってしまうことがあれば、その単語を使うときには普段以上に気をつけます。たとえば他の表現ができないか、その表現は適切なのかどうか、いつも以上に気をつける必要があります。

最後に文章を一から読み直す

ブログの文章などあまり時間がかけられないときは省くことが多いのですが、文章を書き上げた後は、かならず最初から文章を読み直します。これは主に「あとで読み返すと何を言いたいのかわからない文」がないか、誤字脱字がないかのチェックが主な目的です。

もちろん、書籍などの場合、第三者にレビューしてもらうのが理想ですが、関係者が少ない場合はそうも言っていられない場合が多いです。その場合、自分で文章を読みなおすのは、そこそこ効果的かなと思います(音声読み上げなどのソフトを使うという手もありそうですが、それだと聞き流してしまい結局レビューにならない可能性もありますので注意が必要です)。


とりあえず自分が文章を書くときに気をつけていることでした。まあ、最近あんまり文章を書いていない上に、書いているといってもたった数冊ですので、そんなたいしたことはありませんが、参考になれば。