高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

子どもとプログラミング

そういえば先週2月14日(土)、Eテレのエデュカチオという番組で、子ども向けプログラミングワークショップの特集が行われていました。


エデュカチオ! - NHK

@さんがゲストとして出演していたほか、あちこちのワークショップ風景も紹介されており、Twitterの中には「知り合いが出ていた」という方も多かったのではないでしょうか。

自分もScratchのワークショップ手伝いで@さんと会ったこともあったため、とても久しぶりに姿を見たという感じです。もうあれから五年も経ったんですね。


さて、そんなプログラミングのワークショップですが、どこか番組出演者からは他所の出来事のようにコメントされていたのが、ちょっと気になりました。まあ、子どもたちの知ってる「プログラミング」は、親が全く知らないものだから。みなさんもそんなにつっこめなかったのかもしれませんが。「子ども向けの」プログラミングだけがフォーカスされるというのは、なんだかちょっと違和感。まあ番組的にそれ以上つっこみようがなかったのも分かりますが。

プログラミングの楽しさ

子ども向けにプログラミングの楽しさを伝えることは、確かに大切。でもそれだけじゃなくて、その環境を作る親や地域の人々、教師にも知ってもらうことが必要なんじゃないかなあ と、自分は以前から考えています。

世の中にはプログラミング的思考を学べる場所がもっと必要 - 高見知英のかいはつにっし(β)


むしろ、子ども向けになにかする場はあまり必要でないとも思う。大人が楽しそうにプログラミングに関する話題を話していたり、それを気軽に体験できる場がそばにあれば、好きな子は自然とプログラミングに触れるようになる。プログラミングの楽しさを体験できる場がワークショップの場しかなく、ほかではそもそもパソコンすらさわる機会が少ないというようでは、せっかく子どもがプログラミングを覚えても、使う場がないのでは、周りからただの変わった子に見えてしまうだけなのでは とも。

なにより、子どもがやっていることは、親もそれなりに理解しないといけないと思う。そのほうがプログラミングから何かを学ぶきっかけにもなるのではないかと思います。もちろん「子どもだけが知っている楽しみ」でもいいんですが、より確実に学びにつなげるのであれば、親もある程度はプログラミングを知っておいた方が良いのではないか と思います。

ちなみに

このエデュカチオのプログラミング特集、今週末2月21日(土)の昼12時から再放送するようです。興味がある方はそちらもチェックしてみてください。