12月6日(土)は、いつもパソコン・スマートフォン教室を開催している浜小学校コミュニティハウスで行われた文化祭に参加・出展してきました。
今回は場所が浜小学校コミュニティハウス入り口に戻ったため、おととしまでと同じく、パソコン相談コーナー。今までのパソコン教室やスマートフォンアプリ教室などの活動紹介に加えて、Scratchの展示紹介を行いました。当日は@deckeyeさんらが会場に来てくれたため、みんなで質問に対応。今回はここで興味を持って、後日のパソコン・スマートフォン教室に来てくれる人もいました。来場者応対も円滑に進められましたし、今回は大成功だったと思います。
Scratch
なにより今回うれしかったのは、活動や、Scratchに興味を持ってくれた子が多かったこと。Scratchについては去年と同じ中古PCでのデモ展示でしたが、好評だったようです。みんなでアドバイスしながら進められたのもあり、独自でプログラムを作成できた子もいました。
今後に向けて、今回のようなワークショップが出来れば良いのですが、グッズも足りないし、一人でやるのは難しそうだなあ。いちおう館長さんには、「今度これのワークショップもやりましょう」という話しはしたのですが。
もっとこちら側の負荷を下げられる方法も、考えておくと良いかもしれないなあ。
地域の人たちとIT
さて。この浜小学校コミュニティハウス文化祭は、毎度10:30~14:00と、お昼をまたいで行われます。そのため、お弁当を頂くことが多いのですが。
今回もお弁当を頂きました。崎陽軒のチャーハン
その間にこのコミュニティハウスの常連の方と話していたのですが、当然ながらこの人たちの家庭では、IT業界勤務の旦那さんなどITに結構深く関わっている人もいるわけで。パソコンやスマートフォンの活用に関する話しをすることもある。
こんなに近くにITが来ているのに、それより先にこないというのは、一体何が原因なんだろう?
あとあと考えていたことですが、地域のイベントでスマートフォンを持っていて、SNSを利用する以上に活用している人、あまり見かけません。それどころかここにいるような人たちはゲームもやらないので、本当にスマートフォン・タブレットにほとんど(or まったく)触れてないんですよね。
ところが、テレビを見ると、そこそこスマートフォン・タブレットの利用例があったりして。なんとなく不思議に感じます。
地域で何かする人は、スマートフォンを使わなくて、ITコミュニティで何かをする人は、スマートフォンを沢山使う代わりに、地域にはあまり関わらない。そして、そのどちらでもない人が、そこそこスマートフォンを活用する。なんとなくそんな感じだなあと感じました。
そんな人がIT技術を必要とする機会
そして、そんな人たちの地域の活動に、スマートフォンやタブレット、パソコンなどが必要になることがある。そんなとき、これらデジタル機器を使えず、他人に助けを求めることもできなくなってしまう。そんな事例を、今まで何度か見てきました。
「分からないことが分からない」レベルで何かを知らないと、それについて「どこがわからないから、助けて欲しい」と言うこともできなくなってしまうんですよね。
そういう人に、自分に見合ったレベルのデジタル機器利用知識を身につけて欲しい。そのための一番簡単な方法は、なんだろう?
パソコンの入門からコツコツ勉強する?たしかに、それも一つの手です。スマートフォンも、タブレットも、全ての基本はパソコンですから、パソコンのしっかりとした知識があれば、なにがあっても適切に対応する知識が身につく。しかし、それしかないのか。
「どんな人にも、自分の身の丈に合ったデジタル機器を使ってもらう、そして、もし興味があった人には、デジタル機器の上で何かを作る体験をしてもらう」そのためにどうすればいいのか、もっと考えないといけないなあと思います。