高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

初心者向けIT機器教室検討会MLを作成しました

先ほどの記事でも触れましたが、Google Groupsに初心者向けIT機器検討会MLを作成しました。

自分の現在開催しているパソコン・スマートフォン・タブレット教室なんかもそうですが、このようなIT機器の初心者向け教室は、今のところあまり多くないという認識です(有償のパソコン教室などは結構あるのですが、スマートフォンやタブレットの情報になるとかなり減ってしまう というイメージ)。

スマートフォンやタブレットで出来ることが最近かなり増えてきて、わざわざパソコンを使わなくても出来ることが多くなって来た今、こういう教室はかなり必要なのではないかと思うのですが、今のところあまり見かけませんね(キャリアショップでやっている教室なんかはありますが、それは特定のキャリアやショップに依存してしまっているため、汎用的なスマートフォンの教室 というのにはふさわしくない)。


まあ、スマートフォンやタブレットの教室は、一つ一つ少しずつ動作や表示が異なるぶん、対応出来る人がかなり限られる というのもあるのだと思いますが、だからといってやらないわけにはいかない。なるべくならいろんなところでやっていきたい と言うことで、本MLを立ち上げることにしました。

地域で教室を開くことの課題

自分でも、個人で地域の人々を対象にしたスマートフォン・タブレット教室を開催しているのですが、
意見交換を出来る場所がないこと、受講者に貸し出し可能な端末の手配が困難であること、地域教室のマネタイズなど様々な課題があると感じています。
そのため、これらのことについて、他の方とも議論をし、
継続可能なIT機器教室を開いていけないか と思い、このMLを立ち上げました。

このMLについて - Google グループ

ここでも触れているとおり、地域で教室を開こう と思うとかなりの課題があります。

まず貸し出し用端末をどこから仕入れるか、仕入れた端末をどう設定するか。

定例的に開催し収益もある教室であれば、もちろんどこかから一括レンタルも可能なのですが、マネタイズが困難な地域活動、なかなかそういうアクションに踏み込むことが出来ません。定例的に開催しているわけでもないのでレンタル期間が長引けば長引くほど損をしてしまうことにもなりますし。


そして、マネタイズ。このような教室を開く以上、それを収入に結びつける方法も検討する必要があります。ただ、地域施設などを使うと、お金を取れなかったり、有償活動に結びつけづらいことが多い。だからこそ自分はこの活動を元に電子書籍の作成を考えてはいるわけですが、他に出来ることはないかな と。このままだと自分は何とかなっても、あとから人がついてきてくれないですし。

地域活動=お金にならない=じゃあやらない

地域活動ってこういうパターンが多い。地域の活動はなにかと無償で行われがち。だからこそ誰も近づかない。その結果放置されている分野が結構ある気がします。

ただ、そのままだといけないんじゃないかな と。荒れ放題のPlayストアレビュー欄や主にSNS関連のトラブルも、地域にIT機器のノウハウを教える場所がないことが原因の一つであると思いますし、地域に根付くITに関する様々な誤解もある気がします(分かりやすいところでは、携帯電話電波でペースメーカーが誤作動する問題とか)。


だからこそ、今こそ地域でこういう機器の教室を開く必要があるのかな と。なるべく多くの層に、多くの人に。そのためには自分のやりかただけではダメだと思いますし、このような形に。

今のところ、少しながら他の人にも見ていただいているようですし、いろいろな情報を交換していければ良いな と。