高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

質問の仕方、メールの出し方

とあるMLにこんな記事が投稿されてたので言及してみる。

読んでみるとわかる通り、一般的な掲示板、MLなどに投稿する際これだけは気を付けてほしい という項目集です。
わたしもプログラミングをはじめてまもない高校生の頃からメーリングリストなどのQAスペース(この呼び方が適切なのかどうかわかりませんが)をちょくちょく参照していましたが、この手の項目に引っ掛かる人はけっこう見かけてきました(まあ、当初はわたしもその一人だったわけで、いろいろとご迷惑をお掛けしましたm(__)m)。


さて、これを見ていて思うのは、会社のメールだろうがなんであろうが、このルールは原則通用するということ。会社の場合メールの送り先は別の部署だったり、お客さんだったりする。そんなときどうやってメールを書くでしょうか。
当然きっちりメールの内容についてチェックを行い、なるべく無駄な再質問が来ないように留意してメールを書くはずです。でも実際コミュニティとなるとそれを怠っている人がけっこう多い気がする。
前にも何度か書いた記憶がありますが、メールや電話などの一般的な動作について、気を付けるべきことはコミュニティも会社もみなおなじ。
質問を質問で返されないようにきっちり下調べをして「ここだけはわからない」というポイントを明確にすること、自分は何を調査済みであるのかなど「メールを受けた側が疑問に思うであろうこと」をしっかりと書いておくことが必要だと思います。


とくにコミュニティって、そういう点では会社より厳しい。
会社だとメールを受けとる人は大抵何かしらの利害関係者なのでそれなりの応対はしなければいけませんが、コミュニティだとそんな利害関係は存在しませんから。
そのへんは「ここが足りない」と指摘されるより前に自分で補っておきたいものです。

どうしても忘れてしまうときは

そうはいってもメールを送る側も人間です。コミュニティに質問を投げ掛けようというときどうしても基本を忘れてしまうということはあると思います。

そういうときはチェックリストを作っておくのもいいかもしれません。メールの前にチェックリストの問いに全て的確に答えられることを確認した上でメールを出せばいい。会社なんかだと箇所によってはやってるところも多いと思います。

コミュニティで活動したり、相互で助け合うことは、目に見えた利益が絡まない分ともすれば会社より難しい。でも、生活のノウハウなど共有できる点はあると思うのです。そこをうまく活用して、活動していってほしいなあと思います。