高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

RSS記事全文派の意見

一部で盛り上がっている、RSSフィードに記事全文を表示するべき的な意見。ちなみにわたしはその逆意見です(以前に書いた記事)。
以前は「なぜ全文にしたいのかがわからない、今のままでいいじゃないか」程度の考えでしたが、最近やはりRSSは記事を全文掲載しないほうがいいなと思うようになってきました。


何が問題かというと、携帯端末でフィードを見ているときでしょうか。うちは以前書いたとおりアドエスではloglinesモバイルを使用しているのですが、マウスなどを使って読み飛ばしをすることができないアドエスでは長い文は結構邪魔です。
幸いわたしの購読フィードにそういうサイトは多くないし、あっても更新頻度が高くないサイトなので黙認できてるレベルですが、あまり多いようならフィードを切り取るようなシステムをかませるとか、対策を考えた方がいいかもしれない。
全文記事のサイトでも、結局改行が全削除されていたり、(画像などで)無駄に読み込み時間がかかったり。回線が決して速くはない携帯端末では時間はかかるわ読む意味はないわでいいことなしです。


――それから。

タイトルと要約では中身が有益な内容かどうかの判断を下すのは難しい。

こんなに使えない概要フィード : akiyan.com

とあるものの、少なくともわたしの活動圏内で判断が難しいサイトはないですね。そこはやはり、書く側が工夫すべきことであると思う(わたしもその辺考えなくちゃですが)。

簡素すぎたり思わせぶりに走りすぎていたりする

こんなに使えない概要フィード : akiyan.com

というのなら、それはたぶん(サイトオーナーが知り合いでもなければ)時間を割いてまで見るような価値のない記事でしょう。そこはそのサイトの傾向を知っているならある程度勘でわかると思います。
RSSに全文を表示させるということは、もちろん手間を防ぐための手段の一つとしての提案であることは理解できますが、なんというか、いかにもちょっと強引すぎる気がする。「ユーザーが部分的な情報から取捨選択をする」という行為を省く手段にしか過ぎないようで、なんというか、好きではない。小さいことですが、そういう些細なところでも知恵を使って自分でよりよい方法を考えるのがユーザーのあるべき姿なのではないかなと思うので。


もちろんベストは、Altimeterにてコメントしたとおり、「受信ユーザーが任意にどちらか選択できる形式」にすること。わたしも今度のサイトでRSSを作るとしたら自分でコーディングになりそうですし、検討しておきたいなと思います。
# って、今見たら引用先、去年の12月末の記事なんですね(^_^;