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高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

おつかれさまでした Part2

イベント

――ということで、無事に帰り着きました。全体の大まかな感想としては上でも書いたとおり。XUL独自のパワーを知ることが出来たのがよかったですね。
同じXML系UI言語としてはXAMLがありますが、それと比べるとこちらの方がこなれていますし、HTMLによく似ているという長所があります。CSSやJSの技術を使い回せる分、開発のハードルが低いのが長所ですね。
まあ、その代わりにExpressionなどのようなGUIばりばりのIDEがないのが短所かも?Eclipseベースの開発補助プラグインはあるようですが、Expressionに比べるとちょっと弱いかも――まあ、拡張機能として使うなら、むしろそういうのがない方が完成図がイメージしやすくていいんでしょうけどね。

--- XAML XUL
開発元 Microsoft Mozilla
ソースコード クローズド オープン
コミュニティ(日本のみ) わんくま同盟VSUGなど もじら組、その他有志など
ドキュメント 今のところ少ない(徐々に増えていくだろう・・・) 今のところ、ソースがドキュメント(らしい・・・)
出生より できたて 結構経っている(とりあえず枠組みとしては7年以上?)
使用可能プラットフォーム 現状Windowsのみ(MacやLinux用の互換環境Monoも進行中) すべてのOS
使用可能ブラウザ SilverlightはWindowsIE、Firefox、Mac SafariWindows MobileのPocketIEなども? Firefoxのみ(IE上でXULを動かす取り組みもあるとか何とか聞いたような気がしますが?)
言語組み合わせ XAML+.NET言語(Silverlight1.0の場合、XAML+JavaScript) XUL+CSS+JavaScript(将来的には、PythonRubyなども?)
開発環境 VisualStudio+Expression Eclipseベースの開発環境あり
主な使用方法 スタンドアロンアプリケーションの開発? Mozillaアプリケーションのアドオン開発

結局本来の使用場所が異なるといえばそれまでなんですけどね(^^ゞどちらも一長一短、それぞれ独自の長所が生かせる使い方が出来ればいいですね。

さて感想

基調講演

いろんな人が集まって、ソフトをどんどん便利にしていく。自分だけの力ではなく、コミュニティの力。
自分もコミュニティを作ろうとしているだけに、こういう活動をしている人、あこがれますね。自分ももっと早くコミュニティが作りたい。
オープンソースについても、「技術とは自由に好きなものが作れるものである」と、しっかりとした理念があるのがいいですよね。自分も今まで何となくオープンソースでやってきてしまいましたが、この期にもうちょっとしっかりと、ソースコードについて考えてみた方がいいかもしれません。
自分の周りにはこういう(開発好き、コミュニティ好きな)人がいないので、こういうところにくると本当にリフレッシュできます。


そうそう、質問で携帯端末などへのMozillaの進出について質問してる方がいらっしゃいました。
携帯端末への進出という点で言えばMinimoがすでにあるわけですが、このソフトの今後の方針ということになるのでしょうか。
Firefoxなどと同じようなものを、携帯端末に反映する気はない」という回答があったことから、MininmoはPC版のFirefoxなどとはまた違ったもの(同様の機能をマッピングするようなことにはならない)になるということなのかな?

Mozilla Labs

Mozillaの中の、研究開発を行う部門、ブログやフォーラムのほか、いくつかの拡張機能を開発、Firefox内への統合の提案をしてきた部門です。
Virtual Labということで、実態はなく、ネット上にみんなで集まるという感じですか、いいなあそういうの。
拡張機能としては、del.icio.usFirefox拡張機能や、ChromaTab、サイト固有の設定を扱うアドオン(次期Firefoxにマージされるらしい)など。
そのほか、Project Joey(サーバ上にコンテンツの一部をアップロード。早い話がオンライン版「紙」のようなものでしょうか、著作権的にはどうなのかな?)などのシステムの提案もなさっているそうです。
このような団体に開発研究部門があるというのはMicrosoftでも同じですが、それもまたバーチャルかつオープンなコミュニティとは。
オープンソースの中でも別格なパワーを感じます。自分もコミュニティを作るときは参考にしたいですね。


「日本の皆さんもどんどん提案してください」とは言われましたが、英語サイトだからなあ(^^ゞほんとうにもう少し英語出来た方がいいですよね。

Google Yahoo API 有効活用法

Google、YahooのWeb APIを活用し、Firefox拡張として役立てる方法の紹介。
聞いてびっくりしたんですが、GoogleAPIって聞いてるよりずっと深いんですね、検索やそこらだけでなく、ノートブックやDoc&SpreadSheetなどなど、サービスをとことんAPIでいじくれるようです。
わたしもGoogleノートブックを最近使っていて、TMemoなどにマージできないかなあ と考えていたところです、これはいいことを聞きました。
Firefox拡張としての話ではありますが、これはむしろ、Firefoxだけで終わらせてはもったいないと感じます。(最近新しいW-ZEROの登場などで盛り上がっている)Windows MobileとコラボレーションするためにもWebで という形がベストでしょうね(もちろん両方で という方法もありですけどね(^^ゞ)。
――そうするとid:soliptさんなども忙しくなりそうです(いまのところオフラインソフト中心のようですが、Windows Mobileでも使えるWebアプリまで面倒を見なければいけなくなったりするとなると――)。
いや、ここはそろそろ自分も動いてみようかな(これ以上動いてどうするんだという気もしますが、ほかにいなさそうだし)?

FUEL(XULJavaScriptライブラリ)

自分はXULJavaScriptを書いたことがないので知りませんでしたが、JavaScriptからネイティブよりの機能――XPCOMを読み出すには、結構複雑な処理が必要になるようです。
まあ、いうなればOLEのようなもの、文字列でコンポーネントを指定して読み取り、動かすために時にはちょっとJavaScriptからは遠い処理を書かなければいけないと。
これはJavaScriptから離れた処理をXUL開発から取り除くための、XPCOMラッパーライブラリの紹介。
確かに、何を書くにもOLEのような処理を書かなければいけないと思うと、ちょっと気持ち悪い感じがしますね(^^ゞ
まあ、配布の「XUL開発チュートリアル」を見たところ、そんなに奇異な印象は受けませんが、あったらあったでより拡張界隈が盛り上がることにはなりそうです。
今のところ、Firefox以外(ThunderbirdやXULRunnerなどによるMozillaコンポーネントを使ったソフトウェア)には提供する予定がないらしいですが、検討はしているようですね。

XULRunner

一応一番楽しみにしていたのはこれでしょうかね(^^ゞTMemoをXULになんてのも考えていたので、XULというフレームワークとしての実力を知りたかった。
しかし、期待以上でした。XULRunnerは思った以上に汎用的で、.NET Frameworkのようなランタイム的に使うことが出来るということでした。
ただし、ここは.NET Frameworkなどとは違い、複数のプロセスで共有するランタイムとしては作っていないとのこと。まあ、機能的に不可能ではないのですが、XULアプリケーションを配布するならばXULRunnerとセットで配布 という形になるようですね。

プレゼンテーション中でも言及されていましたが、大きなアプリケーション(Mozilla的に想定されたケース?Songbirdなど)はともかく、小さなアプリケーションの配布は難しそうです(詳しい人向けならともかく、一般に手軽に使えるようなアプリケーションとなると ね)。

ただ、それでも工夫すればUSBで持ち運び可能な軽量ツールに出来るのかもしれませんけどね。


それと、質疑応答の時にびっくりしましたが、XULRunnerをベースに何か作ってる人は、ちょこちょこといるようですね。会場からもちらほらと質問があがっていました。
XULか。最初にも書いたようにXAMLより独立したアプリケーションは作りにくいかもしれませんが、使ってみるのもいいかもしれませんね。

拡張/改良開発環境

ここから先は割と小規模なセッションが続くので、まとめてここに。
ここからは主にFirefox拡張の作成および、既存拡張のローカライズなどの開発環境、および拡張自体の紹介。
この記事の最初にも書いたEclipseプラグインなど、XUL周りも便利な環境がそろってるんですねえ、確かにこれなら気軽に拡張が作れそう。わたしも(ネタはないですが)XULを言語の選択肢に入れてみましょうかね。
また、自分は使ってないが実は便利というソフトの話も聞きました。

7zip

みなさん当たり前のように使っていましたが(^^ゞ拡張子が違うZIP系(jar, xpi, od?など)ファイルをそのまま開いて編集できるようですね。これは便利そうです。
一応拡張子がZIPなら、Explorer標準機能で展開&編集できますが――、ちょっと見てみようかな。

SourceForge.JP

開発者向けにPerlRuby、CなどのCGI、PHPなど、とにかくいろいろのサーバスペースがもらえるとは、今まで余りよく知らなかったですが、それはすごいですね。
自分には資格なしと思っていたんですが、どうだろう、ひょっとしたら――
わたし一人だとうまく立ち回れるか不安ですし、そろそろこういうサイトの使用も考えてみた方がいいかもしれませんね。


それにしても、みなさんPiroさん作成の高橋メソッドを始め、JavaScriptOperaの全画面プレゼンテーションモードなど、Web系のプレゼンテーションツールを使ってらっしゃいましたね。
さらにまたトークもうまくて(^。^)自分も見習いたいです。
自分も次またプレゼンテーションするときは・・・W-ZEROを使うなど、ちょっと違ったプレゼンテーションをやってみたいものですね(^^ゞ

そのほか

昨日もいろいろ書いてきましたが、本当に楽しい一日でした。自分もがんばって周囲の人と話したり、ちょっとレベルが上がった気分です(^^ゞ やはり、仕事仲間や同級生など、必要でつながる人だけじゃなく、こういう横のつながりを持っておくのはいいですね。
ほんとは、それを知ってほしいのもあって、学校から何人か来てほしかったのですが(まあ、もう3年生と先生以外知り合いいないので、なじみはないでしょうけど(^^ゞ)、今回は仕方ない、過ぎたことです。
でも、あきらめませんよ、わたしはよい返事が得られるまで何度もメールしますからね(――と、この日誌を見ているであろう先生がた id:Hiekichiさん*1など宛に言ってみる)。


卒業前、こういうコミュニティに目を向けなかったこと、本当に残念に思います。
こういうコミュニティがベースにあればこそ、大学時代に起業とか、未踏ユースに提案するとか、普通じゃないことが出来るんだろうなあ と思います。まあ、起業する人がいるような大学と、自分の出身校との、絶対的な体力差 というのもあるでしょうが。
「専門学校に入って目覚めた人が、後悔しかできないような場所じゃいけない」だからこそ、わたしは今後も、学校を盛り上げるために陰に日向に(たぶん日向は当分ないでしょうが(;^_^A )がんばります。


それと。お昼休み、画像の写真ステージの前に、フォクすけブログでおなじみの狐のぬいぐるみと狐耳が!狐のぬいぐるみって、ワンセットじゃなくてちゃんと三匹独立してるんですね。
画像がないのが寂しいですが、三匹並んでるとかわいいですねー、ぬいぐるみがほしいです。もちろんフォクすけも。
とりあえず壁紙で我慢するしかないですが、Windows Mobile用のテーマはないんですよね、こうなったら自分で幻律などを買って、作るしかないですかねえ(知ってる限りのツールでは縦横同じ画像しか指定できないので・・・ 縦か横どちらかでフォクすけが半分(or 全部)隠れてしまうということになってしまうんですよね)

おまけ Mozilla24

根来さんも力入れて「マジでやります24時間」と言っていました(^^ゞ
開催は9月15日の夜12時から24時間。わたしは生まれてこの方24時間起きていたことがないので、遠慮します(^^ゞ
でも、こういうイベントが(同じ24時間である)「24時間テレビ」などのように公知のイベントになってくれたらと思うと、ちょっとわくわくしますね。
じゃあ参加 というのは難しいですが、動向を今後も見ていきたいと思います。

*1:――と思ってサイトを見てみたら、いつの間にかフォクすけがいてびっくりしたりして(^^ゞ