高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

卒業研究発表会1

昨日は書かずに寝てしまいましたが、昨日は書いたとおり、学校に行ってきました。
2年制学科の卒業研究発表会と、3年制学科の最後のポスターセッションです。2年制学科は医療の学科と情報の学科があり、合計7チームの発表がありました。

医療学科

授業中に少しさわったというAccessをつかって、ソフトの作成をしていました。
去年度見たものとわりと似通ったものが多いなという印象でしたが、実際の病院で実務体験をしてきたということもあり、とても実用的なものが多かったですね。
GUIなどに「もうちょっとがんばればいいんだけどな」というところは若干あったものの、どのチームもなかなかいいものを作っていたと思います。
できれば、ここで作ったものを、学内にとどまらず、もっと展開(そのままの形でもいいですが、Webベースで展開できそうでしたね)してほしいと思いましたが、そこまでは特に考えてないようです。残念。
授業で習った部分で作成したということですから、結果似通ってしまったというのもあるのかとは思いますが、できれば来期生にはもっと先を考えてほしいですねえ。たとえばどうやって公開するとか、どうやって情報を更新するかとか。
せっかく情報科学の学校にある医療学科なのだから、もっと周囲(他の科の先生とか、別の学科とか)を巻き込んでもいいのではなかったでしょうか。

情報学科

こっちは、示し合わせたかのように3チームともネットワークの中層部の研究。パケットの流れをモニタリングするツールを作って、WMIやSNMPなどについて調べていたようです。
どこもツールの実働画面がない、プレゼンテーションがいまいちまとまってないなど問題があり、いまいちわかりにくいものでしたが。
アドバイスでもいいましたが、もっとみんな”いいプレゼン””いろいろなプレゼン”というものを見てほしかったですね。わたしが先日学園祭でやった高橋メソッドもありますが、Powerpointだけでも、もっといろいろなやり方があったはず。もっとわかりやすい方法もあったはずです。学業で忙しいのも分かりますが、もっと情報収集をして欲しかったですね。

3年制学科のポスターセッション

3年制学科はマルチメディア系と情報工学系の2学科。マルチメディア系学科は、学校紹介VTR制作を通じて画像処理のノウハウを研究するとか、SkypeAPIを使って遠隔地の監視を行うシステム制作だとかを行っていました。どの人もなかなか上手くやっています。
情報工学系のほうは2チームに分かれ、かたやP2Pを使った通信アプリケーション制作、かたやSNSみたいなものを作っていました。どちらもこの最後のポスターセッションというのに、リーダーは遅刻または欠席と、なんとなく不安を感じる状況です。
P2Pのほうはリーダー不在、今ひとつ最終形態が見えてこない状況、SNSのほうはなんというか、この時期というのに進捗が合計で5割を割っているという状況でした。大丈夫かなあ・・・。
じぶんも同じ学科にいたから何となくわかりますが、時間に振り回されて失敗している気がします。そのへんをもっと後輩に伝えていければ良かったんですが――、できなかったですねえ。

そのほか

学園祭でわたしは「もっといろいろなところに行って、いろんなものを見聞きして欲しい」と訴えたのですが、それはどれだけ伝わったのでしょうか。医療学科のソフトだって、情報学科のプレゼンテーションだって、すぐにもっと良いものになるような気がするんですが。
やっぱり一介の卒業生の立場で、何かを伝えようとするのは難しいなあ・・・。