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高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

やっぱりデスクトップアプリケーションだよね?

きのうの続きですが。
これから、どんどんデスクトップアプリケーションからWebアプリケーションに移行していく と、Firefoxの開発者さんはおっしゃっていましたが、わたしはこの傾向、好きじゃないですねえ。
まあ、Webアプリケーションにしかできないことはもちろん存在しますが――、デスクトップアプリケーションでもできることをWebアプリケーションでやろうというのはどうも。

プログラマが意図した動作しかできないアプリケーション

Webアプリケーションは、他のソフトと連携をとらせるということが基本的に不可能 というのが一番嫌なところです。
デスクトップアプリケーションなら、他のソフトからコマンドラインをたたくとか、SendMessageするとか、いろいろな方法で他ソフト連携をとらせることができます(例えば、マウ筋などをつかってマウスジェスチャー機能を取り付けるとか、ペイントソフトなら途中まで別ソフトで書いて、クリップボード経由で連携 などと言った手段ですね)。

しかし、Webアプリケーションではそれができない、プログラマが意図した動作しかさせられないのです。
これはいわば「プログラミング――カスタマイズできない環境なんて」というわたしの考えの間逆ではないでしょうか。
もちろん、インストールせずとも、場所にとらわれずとも、やりたいことがどこでもできるというのは長所ですが、それをすべてに持ち込む必要はないだろうと(最近GIGAZINEに紹介されてるような、画像を重ね合わせるとか、加工するとかいったシステムなんか特に)。

プログラマとしても・・・

あとはプログラマとしても好きじゃない部分があります。
Webアプリケーションを公開するには、Webサーバが必要なんですよね、そうなると一回のアマチュアプログラマには手が出せない(もちろん、自宅サーバなどといった手段はありますが、それなりにセキュリティ対策等が必要になります)。
アマチュアプログラマが気軽に手を出せるのは、やっぱりデスクトップアプリケーションであり、プログラミング初心者が最初に触るのはやっぱり、Webアプリケーションなんかではなくデスクトップアプリケーションなのです。結果的にその地盤が緩くなってしまったりしては、プログラミングというものそのものの立場が危うくすらなってしまいます。

Webアプリケーションの立場

複数のユーザーのコラボレーションだの、どこでも使えるポータビリティだのを追求するならWebアプリケーションという選択肢もあるでしょうが、不要なものにWebを持ち込むべきではないと思います。
まあ、早い話が適材適所ですが。
複数ユーザーでの共同制作などなら、おたがいデータを共有する手段なんて山ほどあるわけだし*1、前述の通り移行するようなものであってはいけないと思いますが ねえ。

*1:メッセンジャーとか、グループウェアとか