高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

やっぱり教えることって大変

もう一つ思ったことは、教えることってやっぱり大変だと言うことです。
id:yurliさんにはわたしは「教えることは下手じゃない」というように言われますが、学校ではかならず「教えるのが下手だ」と言われます。わたし自身も、ちょっと下手かなとは思います。文章を書くときは文体が整ってないし、口頭で何か説明するときはなおさらです。
わたしは、頭の回転はさして早くないので、口頭ではかなりぐちゃぐちゃな言い回しになってしまいます(チャットなどでは幸いゆっくり思考してもあまり問題にならないので、その辺の問題は表に出ませんが)。

で、考えて思いついたのですが、わたしはプログラミング技術について、あんまり知らないから「教えるのが下手だ」と言われてるんじゃないかと言うこと。未完成――それもまだかなりあやふやな――知識体系だからこそ、下手にしか教えられないんですね。たぶん。
で、さいきんid:yurliさんにメッセンジャーで話してるような、文章の書き方のコツや、死生観のような哲学的なことは、一応人並みにいろいろ考えて、自分なりの結論をある程度出せているので、教えられます…というか、語れますと言うべきか。

教えるときの心がけと言うページでも書かれていますが、教える場合は、自分よりかなりレベルが下のことしか教えられません。数値で言うなら、レベル6の人はレベル4までの知識は教えられても、レベル5や、ましてや同じレベル6のことは教えられません。
自分の知ってることと同レベル、もしくはやっと覚えたレベルのことを教えるのは難しいです。できなくはないですが、文章で説明するには推敲に推敲を重ね、自分の疑問点を完全に解決しなくてはいけませんし、口頭で説明するとなおのことぐちゃぐちゃになる。


結局、わたしにはまだ、プログラミングを教えたり、語ったりする資格はないと言うことかな、それほどまでにまだ未熟ですから*1。というより、こう教えればいいという結論が出ていません。
気づいてるだけマシだと思っています。知らないことに気づかない上級者より、知らないことに気づいてる中級者のほうがのびは早いと思いますので。

*1:先日はてなの技術勉強会のムービーを見たと書きましたが、あれほどに知らない技術があることに、驚きました