高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

やっぱりOperaは"弱い"

数日前からOperaFirefoxをふらふらしています。
Operaはカスタマイズ*1が容易に行えますし、ナビゲーションバーなどの基本的機能が標準でサポートされている。対してFirefoxは、拡張機能を使えば無限のカスタマイズが出来ますが、簡単なカスタマイズでもちょっと知識が必要になってきます。

個人的にはOperaが好き。キーボードショートカットみたいな基本的なカスタマイズが気軽に行えるというのも強みです。拡張機能をインストールするわけじゃないから、拡張機能を入れてページ読み込みが遅くなるなんてことがない。スキンなども、Firefoxは再起動しなければ有効にならないのに対して、Operaは再起動なしで使用可能です。
あとは、強力なメーラーである、M2があります。あそこまで管理に手を抜いても的確な分類が出来てるメーラーは珍しいですね。

でも、Webブラウザとして、いろいろな部分で弱い。確かに、閲覧面でOperaは、Firefox――で、使われているGeckoエンジン――には引けをとらなくなってきました。ウィンドウ枠に抑える(横スクロールバーを表示させないようにする)レンダリングモードなんてのもありますし、要素ごとに細かくフォントを指定することも出来ます。一部ではFirefoxを超えているところもあります。
しかし、Webページを見るだけじゃなく、使う――Web2.0の世界では、Operaは若干不利です。やはりこれも知名度の低さが原因でしょうか、IEやGeckoでは動くけど、Operaでは動かないWebツールも出てきましたねえ、http://www.live.com/などもそうです。
まだこれは「そう言うツールは使わないでいい」で済むレベルですが…。GeckoやIEは知名度故開発者側でもチェックされる可能性があるものの、それがあまり期待できないOperaではどうなることか。

*1:キーボードショートカット、メニュー項目など